B.C.B.G.な暮らし

2008/10/02(木)23:14

唐胡麻

華道(80)

久しぶりの自宅でのお稽古花をアップします。 お花屋さんに相談したところ、 旬の唐胡麻が入荷しているということでした。 とうごまといいます。 秋風のたつころから、可憐な実と、茎が茜色に染まり出して、 独特の魅力を発揮いたします。 とても変わったお花です・・・・ 始めてご覧になったという方も多いでしょうか。 平安時代には、すでに栽培されていたようです。 名前の由来ですが、 中国から、渡来したことから、唐。 そして、種から油をとるので胡麻にたとえてあるようです。 種子からとれるは、ひまし油(蓖麻子油)として広く使われています。 独特の粘りがあって、大きな保湿効果があるそうです。 また種にはリシン(ricin)という毒タンパク質があるそうです。 茎や葉柄が赤いのが特徴で、そして実と花を一緒に見ることができます 変化花態の2で、その枝ぶりを楽しみながら生けていただきました。 体と用の枝が同じ方向に出ます。 単調にならないように注意します。 唐胡麻 スプレーカーネション 鳴子百合 唐胡麻の色づいた葉が、一足早く、もみじの季節を連想します。 さて、今年の京都の紅葉は美しいでしょうか。。。 どんな色で私たちを迎えてくれるのでしょう。

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