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私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

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2021年06月21日
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カテゴリ:認識の歩み


 支那とインドは広大ですが、
 面積の小さなギリシャにも
 多くのすぐれた成果があらわれたのは、
 おどろくべきことです。

 ギリシャの場合それは、
 「ポリス社会」とよばれる
 市民のなかの個人の自由を尊重する、
 ある意味で民主的な社会をつくることに、
 成功したからです。

 しかし、ギリシャの市民は、
 その数倍のどれいの労働にささえられて
 自由を享受していたことも、
 つけくわえておきましょう。

 まず、思想方面についてみますと、
 ギリシャでも多くの思想家があらわれました。

 ソクラテスは、当時の社会の堕落をなげき、
 「人間にとってもっとも重要なのは霊魂である。
 人びとよ、めざめよ」とおしえています。

 いっぽう、ソクラテスの弟子であるプラトンは、
 四〇歳のときに理想社会をもとめて『国家』を書き、
 八〇歳のときに長年の経験にもとづいて
 『法律』を著述しています。

 これは、プラトンが理想社会を築くために、
 どんな政治をおこなうべきかを、
 長年研究しつづけていたことを意味しています。

 プラトンは「政治家は理性をもち、
 哲人になれ」とのべています。





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最終更新日  2021年06月21日 05時00分06秒
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