*闘病記*
闘病記
平成11年6月 病名 "急性骨髄性白血病"
そして平成17年8月 第一寛解維持のまま病院から解放されました。
ひとつの区切りとして闘病記として残そうと思います。
同じ病気で闘病中 あるいはご家族、友人の方に勇気をもっていただくために
これはあくまで私の場合であり、私の感覚で書いたものです。
不愉快な思いをされたり、間違っている個所もあるかもしてません。
そこのあたりはお許しくださいね。
発病まで |
風邪を惹いたか?疲れがたまっているのか身体のだるい日が続く。
義母いわく、気合が足りん!っそうか・・気合がたりんのか。
歯茎からの出血・・歯槽膿漏か?歯医者に通う。
貧血・・もともと貧血気味だった私。おかしいと思ったのは、いつもは治まる貧血で
そのまま眠ってしまった事。
鼻血・・朝起きた時鼻くそがたまっているような感じ。
鼻くそに血がまじってると思う程度。掃除が足りないのかと思っていた。
内出血・・打った覚えも無いのに足に内出血の痕、
旦那に「百恵ちゃんみたい。私白血病ちゃう~ん?」とお気楽に笑っていた。
そうだったのに(ToT)
耳鳴り・動悸・息切れ・・ずっと続く
食欲・・無くなる。ご飯はたべれなくてビールばかり飲む
ある日ビールも飲めなくなる。「これはおかしい!」病院へ行くきっかけとなる。
|
入院 |
朝9時になるかならないか電話が鳴る「○○診療所ですが」
あれ?昨日病院へ行った時、甲状腺が悪いかもと血液検査したけど
結果は1週間後のはず・・・
「とてもひどい貧血が出ているため検査機がはじきだしました。
特殊な治療が必要だと思うので大学病院へ行って欲しいのですが
紹介状をだしますので入院の準備をしてすぐに来て下さい!」
はぁ???入院の準備?そんなのしてられないわよ
「今日は忙しいので明日じゃだめですか?」
「駄目です。今すぐ行って下さい。」
そう言われたにもかかわらず放置。
翌日旦那に紹介状が見つかり一緒に大学病院へ行く
|
告知 |
「死にまっせ」
大学病院の診察室に入るなり先生が言った。
「僕の思ってる病気に99.9%間違いないと思います。
重病です。このままだと死にます。治療は辛いけど今は治る人もいるので頑張りましょう」
「何言うてんのじゃ!このおっさんは!」
とにかく治療には設備が入るらしくこの大学病院は今いっぱいなので
別の病院へ手配してもらいそちらの病院へ
病院へつくなり、今まで歩いていたのに車イス
長期入院の宣告をされるが、もう逃げれない。腹をくくる。
病院が遠いので近くの病院への転院を申し出る。
実はこの時私は通常骨髄検査をしなくては見当たらない白血病細胞が
血液中にまで溢れ出し、臓器にいたっては2倍以上に肥大していて
放置すれば2週間もたない状態だったらしい。
お気楽な私は看護婦の目を盗み煙草を吸いに行く生活
転院まで人格が変わるぐらいの輸血をする。
|
つづく