アジ あんかけ 廃用症候群
歌を聴きながら想い出がいっぱい アジ あんかけ ブタロース たけのこ ニンジン ショウガシメジと白ネギの水炒めKSさん女性性格は意地悪く根性が悪いレクリエーションやリハビリを拒否し続け、人との会話に参加することもない口癖は「いらん事を言わんでいい!」「いらん事せんでいい!(するな)」QOLは、身しょう者や認知症の方にとって笑顔を取り戻す手段となるクオリティ・ーオブ・ライフ生活向上には、多少なりに本人の意識と努力が必要になる命にたいして横着を構える人には予告をする「3か月もすれば○○になりますよ」必ず「そんな事はない!」と言い放つよく勘違いされるが、脅しているのではなくチャンスを設けている3か月後、予告通りの症状が出ると、本人に考える余地ができるそこで声をかける「ボクは当たり前の事しか言わないし、出来ないことは言いません。今ならまだ間に合いますよ」そういう事を、3年間ずっと繰り返してきたさすがにKSさんも頑張ろうとしたが、認知症状と性格が改善を大きく阻むちょっと調子が良いと「いらん事を言わんでいい!」と言い出す他者とのコミュニケーションは取らず、リハビリやレクリエーションは拒否し、何もしなかったのだから予告通りの結果を迎えてしまった運動障がいが見られるようになって半年あまりで殆ど動けなくなってしまった廃用症候群去年の話では内臓機能は数値的に問題なく、年齢でいう基準値にあたるとされていた動かない事で全身に備わった機能を使わないのでレベルは確実に下がってきたサルコペニア肥満でぷよぷよとしたところは水分を多く含む体液が溜まっていて、ゴムのような感触でパンパンに張っているのはリンパ浮腫廃用性筋委縮で拘縮し、この方の場合は反る症状が出ている曲げる事ができず動かすたびに痛みが生じる最初は突発的にピンと張っていたが今は24時間突っ張った状態になっている脳か神経に問題があると考えるが、家族環境から検査ができず様子観察をしながら現状に合わせた全介助を行う筋肉は委縮して硬直している部分以外は脱力しているので非常に重たい肥満で伸びる体はポジショニングが難しく、スタッフは体を酷使する病歴に糖尿病が有り、ハッキリとはいえないが皮膚トラブルから褥瘡に進行しやすく治りにくい排泄機構の崩れ 便は垂れ流しで肛門筋が緩んでいる尿は曖昧で「おしっこ出た?」と聞いても分からない事も多い思考が止まると不安そうなノッペリした表情になり、表情筋の弛緩で涙腺が緩むと涙が出てくる瞼が下がってしまうと目ヤニが溜まって炎症を起こしやすくなるまた、サルコペニアの症状がここまで進むと、どこを動かしても何処かが痛む痛みから逃れるために抵抗が起き、ポージングが難しくなる足の親指 原因が分からないが壊死が始まりかけ危機一髪足首は尖足で曲げることができず、移乗で骨折してしまうので基本は2人介助になる食事は全介助で食欲は有るが、口が上手に開けないことが目立ってきた生きていることが苦痛なのでは?とバイアスをかける人もいるだろうが、思考が止まっている時間が多いほど本人に自覚はない当然、笑うことはなく、私とKSさんの関係性ならではの「いらん事を言う奴=嫌われもの」と言う自虐ネタでは笑う筋肉のバランスが崩れ正面を向くことができないのでポージングをする姿勢が崩れて車いすから落ちそうなときや、更衣やオムツを変えるときにツッパった関節を和らげて曲げる意味が分からないときは黙っているが、ちょっと調子良いと「いらん事せんでいい!」と悪態をつく彼女が感謝するときは、理解できない恐怖と不安で包まれているときの支援介護の後だけ絞り出す言葉「あ・あ・ありがとうございました」