人体のメカニズム 痛み あまりもの五目あん
歌を聴きながら夕暮れ時はさびしそう余り物で作る 材料費0円と調味料・光熱費イカとチキンのフリッター痛みとは? 1痛みは感覚1800年代末ごろに、ようやく痛みは感覚であると捉えられるようになった①侵害刺激生体に害を及ぼすような刺激知覚神経の終末(自由神経終末)で感受される痛みを起こす刺激(熱,化学的刺激など)で組織が障害されると,発痛物質ブラジキニンや発痛補助物質(プロスタグランジンなどが遊離されるそれが痛み信号として一次求心線維(ニューロン)に化学伝達する②精神の不安定自律神経系の変化 冷や汗・血圧低下あるいは上昇全身の筋の緊張と反射的な局所の筋収縮運動・姿勢の変化身体バランスの崩れ緊張や不安など発痛物質を生成させる要因交感神経の興奮が続く血管を収縮させ血流が悪化筋肉が硬直し末梢神経を圧迫・損傷溜まった老廃物質が神経を刺激※刃物で切る・針を刺すような物理的(英語では mechanicalなので機械的と訳される)刺激43度以上の熱刺激生体内外に存在している化学物質(高張食塩水、水素イオン、アデノシン三リン酸 ; A T Pなど)、生体内で産生される化学物質(ブラジキニン ; B K他)なども含まれる多種多様なことから局所的な痛みや原因疾患のみに目を向けるのではなく、全身的に状態を整えていくような見方をすることが大事痛みのメカニズム⑴ポリモーダル受容器自由神経終末→外側脊髄視床路へどの辺で、どの程度の痛みが生じたかの情報を脳に伝える⑵膠様質細胞と呼ばれるニューロン特に機械的な刺激に関与内側脊髄視床路や脊髄網様体路など途中に多くの中継路をもっている経由地が多いため情報はさらに遅れて伝わる痛みの伝導経路1)痛覚伝導路新脊髄視床路(二次求心線維)速くて鋭い急性の痛みを伝達脊髄から視床を通って大脳皮質に刺激を伝える2)旧脊髄視床路 比較的遅くて鈍い慢性の痛みを伝達延髄網様体でシナプスを形成し,視床を通り大脳皮質へ刺激を伝える3)脊髄視床路刺激により痛覚受容器が興奮し、脊髄内でシナプスを替えて対側の主に脊髄視床路を上行し、視床を経由して大脳辺縁系や大脳皮質の感覚野へ投射される㋑外側脊髄視床路大脳皮質感覚野に投射痛みの局在や質など識別、認識に関係する㋺内側脊髄視床路脳幹部・視床から前帯状回、島などに投射脳幹は運動調節や姿勢保持とも密接に関連をもっている前帯状回は辺縁系の一部で認知、感情などに関与している従って、”痛みは情動や自律・内分泌・運動機能に影響する”島は感覚情報を統合するところ自律神経を介したホメオスタシス(生体が変化を拒み、一定の状態を維持しようとする働きのこと)の維持に役立っている4)その他の痛覚の経路脊髄網様体路、脊髄中脳路、脊髄橋扁桃体路など情動・本能に関係する中枢自律神経系や情動系とも密接に関係している痛みの神経痛みの感覚は2種類一次痛(ファーストペイン)怪我したときなどの瞬間に感じる鋭い痛み二次痛(セカンドペイン)その後にしばらく続く鈍いジンジンした痛み前頭葉は痛みの意味づけや判断などの心理過程に関わる痛みニューロン神経の分類交感神経節後線維 上行性痛覚伝導路求心性神経 遠心性神経 固有知覚 運動神経 (骨格筋)(筋紡錘)触 ・ 圧覚・ 痛覚 , 温度覚 痛みを感知する受容器と受容体侵害受容器は複数種類あり通常は特異的な刺激に対して反応する高閾値機械受容器、刃物で切る、針を刺すなど熱受容器、熱刺激ポリモーダル受容器、機械的・熱・化学的いずれにも反応皮膚だけでなく、内臓や運動器など、全身に広く分布非侵害レベルの機械刺激にも反応これらの侵害受容器は特定の形を持たないので自由神経終末と呼ばれる細胞膜細胞内外を隔てる境界でありドアをたくさん持っている受容体もしくはチャネルと呼ばれ物質(主にイオン)が細胞内外を移動する受容体はそれぞれ特殊な構造を持ち、その構造の違いにより働きも違うたんぱく質の構造、生体の変化に相応して、特異的に受容体が閉じたり開いたりすることで細胞内外にイオンの流出入りが生じるその刺激に応じて受容器が興奮する(刺激が細胞膜に存在している受容体に作用することで細胞内外のイオン交換が生じ、細胞に電位変化が生じて活動電位が発生)近年の分子生物学これら受容体のたんぱく構造が徐々に明らかにされてきており、熱刺激に特異的に作用する受容体(例えばバニロイド受容体 ; T R P V1)、特異的な化学物質に作用する受容体(例えば B Kが作用するのは B K受容体と呼ばれる)など機械刺激に反応する受容体は、まだ同定されていないがイオンチャネル型の受容体であろうことが知られているつづく昔ながらのチャーハン 人体のメカニズム 痛み豆辞典人体のメカニズム 痛み タコの甘酢おろし