ディスカッション2 老化 とある日の
歌を聴きながらシングルアゲイン 竹内まりやとある日の晩 エミさん母の日珍しく刺身が食べたいと言っていたのでエミさん、昼はマックに行きたいと言っていたので私はフィッシュバーガーですが、何もかも高くなって低所得者には辛い中高生が当たり前に集うが、みんな裕福なのか?と思ってしまった自分が悲しい「みんな食べれて良かった」と喜ぶべきなんだろうディスカッション2福祉施設と病院の違いの一つは、病院で完治できない・改善の見込みが希薄で院内治療対象にならない方達が集う場所を担う事ところが、現実は厳しい事故や病気の後遺症・生まれ持ったものなどを抱えた本人だけなら未だしも、そこで働く者たちや医者までもが「出来ない!無理」だと思ってしまう問題は、その思いが非常に強く影響すること支援介護では、それが計画書に現れ「人生を変える」「出来ない!無理」だと思った瞬間から、何よりも恐ろしい最強最悪の廃用症候群と認知症が牙をむく本人は生き地獄にまっしぐら支援介護は、その歩みを加速させる互いに自覚できなければ(気づかなければ)良いが、本人の日常は不安や恐怖・痛みなどで埋められて行く支援介護側の心がまともなら、その様子を見る・感じるだけでストレスを感じるが、まともな人は少なく「そんなもの」だと他人事ですまされる現実は愚かで悲しい 網走の牢獄と病院・施設は紙一重??先日、104歳の男性が入居したスッタフ一同は、腫物をさわるように支援介護をし、まるで死ぬ間際の扱いをしていた適した対応とは程遠く、ただの特別扱い・差別化にすぎず、本人も調子に乗るそれが気持ち悪く不気味だったので距離を置いて様子観察をしていた計画書を作ったところで、ここのスッタフたちには理解できないまた、新たな戦いが始まると思っていたが、本人の我が儘と依存の高さでスタッフは見切りをつけ、いつもの様に私に押しつけてきたその後間もなく、94歳の女性が入居してきたが、自立度が高く見えるため殆ど関心を持たれず放置状態その対応はネグレクト(虐待のひとつ)に近いこの女性こそ、残存能力は高く、これから出来る事は沢山あるとある日「皆さんいいですか?今日は新しく仲間になった104歳の○○さんと94歳の△△さんと一緒にお話をしたいと思います。まだ、ここに慣れず、知らない事も多いと思います。ここは、皆さんの住む場所であり、皆さんで作っていく場所です。周りにとやかく言われないように楽しく笑顔のある場所にするためには、ボケてちゃダメですし、自分の事は出来るだけ自分で出来なくてはなりません。ところが、病気や怪我の後遺症、高齢などで「もう自分はダメ」だと思ってしまう方は多いです。出来なくなることが多くなれば心が削られ笑う事ができなくなる事は、すでに皆さんが経験している事ですよね。では?それでイイの?皆さん、そのままでいいと思いますか?」ここで、すぐ答えられる人と考え込む人がいるので収束するまで待つ収束した結果の答えは「悪い!」「でも、その方法が分からなかったり、人それぞれ違うことが互いを見ても分かると思います。なので、そのお手伝いをするのが僕の仕事で、皆さんが自分なりに考えていける事が大切になります。そこで今日は老化について皆さんと考えてみたいと思います」 パネルディスカッション 老化日本語と漢字は、パネルディスカッションに向いている一文字の意味が多様で深く追求でき、意味をつないでいく事で様々なストーリーを展開できる「老化って言ってますけど、そもそも何ですか?劣化とは言いませんよね?」「老ける」「老けるとは?どう云うことですか?」「年を取る」「では何歳から老人で、どうなったらお年寄りなんですか?」「老いる?」「老いるとは?どうなったこと?」「すぐ忘れる・動きが鈍くなる・いろいろ出来なくなる・・・etc」「では、そうならなければ良いんですよね」「見た目が変わる」「見た目が変わる、どう言う風に?」次第に答えられなくなるのを待って、一つの見方を提案していく廃用症候群、記憶障がいについては、何度かディスカッションしているので、早老病やアンチエイジングを織り交ぜて話を展開する「実は、皆さんが昔から思っている老化と今の老化は考え方が違います年を取って老けていき、ボケたり思うように動けなくなる。何もかも年のせいにして『仕方ない』と世界中の人が思っていました。ところが、それはチョット違うと言う事が分かってきました」物理的な老い【劣化・朽ちる・老築・錆びる・緩む・・・】と生命の老いを比較して話をする(省略)ディスカッションの盛り上がりとして口調を強める「104歳の方がいますが、104歳になれば自分でご飯を食べなくて良いんですか?97歳になれば食べれなくなるんですか?94歳になればオシッコをしかぶって良いんですか?何歳になったら動けなくなるんですか?ちゃんと答えられる人がいたら、ボクは従います」その本人を含め多くの方が、首を大きく横に振る「違います・そんな事ない・そんなの分からない・・・」と声にする「そうですよ、誰も分からないし決める権利もない。出来ないとか無理だと言った瞬間から廃用症候群や認知症や色んな病気が襲ってきます。ですから僕は絶対に諦めない。皆さんもです」ディスカッションでは、しばしば涙を流す人も出てくる それを感じながらも冷静に続ける「つまり、何度も言ってきましたが老化は良くも悪くも年齢に関係なく襲ってくる」ここで、頷く方々を見ていると相当レベルが高くなったと感じ、心から讃える「それにしても皆さん、すごいですね!普通には理解できないことだと思います。理解できなくなくても脳が何かを感じることが大切です。聞いてくれている事・表情を見ているだけでも良いんですよ」と言う更に多くの方が頷く「老化を何とかしようと世界中で頑張っています。言葉は覚えなくていいですがアンチエイジングと言って日本語では老化予防や改善と言う事です。僕の仕事は、それを皆さんの代わりに探してきて伝えることです。皆さんが自分でできること、しかもタダで、必ずできることです。イイですか?とやかく言う人がいますが(スタッフや家族など)皆さんの人生・命です。言いなりでいいんですか?悔しくないですか?」小さな拍手は、スタッフに対する皆さんの不信感を表す何かの集会か?宗教のように聞こえる人は福祉に関わらない方がいい何故なら、情報を並べてリアルタイムに関連づけしているだけであり、環境や個人の変化によって関連付けは変わるそれを皆で考えるのがディスカッション短期記憶障がいでも繰り返していると、変わってくる目安は笑顔ディスカッションのタイミングは、できれば午前中の食事前、昼寝後の3時のリハビリとおやつの前につなげる様にしているゲームやパズルなど何かをする前に、ちょっと話をする目的や目標を持つ・できれば意味と・その理解を出来た方が良い意味が分からなくとも、こちらの思いを伝えるつまりは、いい加減な気持ちやマニュアル的・機械的なものは、相手の心や知の働きが強い程嫌悪感を感じさせてしまい、誤魔化しは効かないPs 現実を突きつける在りのままと情報の羅列は、人を追い込んだり傷つけたりもするそこには十分に配慮しているつもりだが、涙を流していた方に声を掛ける「ひどい事言いましたね。悲しかったですか?傷ついた?」と聞くその方達は笑顔で応えてくれた「いや、とても良かったです」「嬉しいです」 心理的なものに限って必要な作用もある 心・認知症物理的には命に直結する事も多い 廃用症候群 逃避はポジティブ思考に置き換えて、現実と向き合えられることが望ましい命に平穏はない物理的に命の存続は困難そんな中、常に心は揺らいでいる何が良くて悪いのか?正解かは分からないただ、人は喜怒哀楽の移り変わりによって幸福感が生じ、そのギャップによって満足度が変わるどれが欠けても駄目で、片寄りすぎると自滅する事もあれば一方で命を救うこともある応援ポチお願いします ⇒