ぬり絵 4
歌を聴きながら別涙ぬり絵2のBさん高齢なので、外見では分からない変化がある日を変えて3枚の同じ塗り絵に挑んでもたらった。 色鉛筆5色絵を理解できているか聞く。本人の見解は人形さん、何の花なのかは分からなかった。桜だと伝え、「手にも持っていますよ 」と話す重ね塗りで何千本もの線を引いているのが分かると思います。もともと神経質なのですが、鉛筆を何度も削るほど塗りこみます。何故だろか?病院には行ってないのですが目薬を持っていて疲れたときに点眼します。よく話を聞いてみると霞んでいたりボヤケテ見えるようで、識別も曖昧な事がわかります。そこで、2枚目は色の濃いクレヨンを使ってもらうことにした。 5色のクレヨン何の絵か聞くと花は分かるが、人物を説明できなかった。可愛い女の子が着物を着ていると説明をする。重ね塗りは殆どなくなりました。花、人、着物、背景と塗り分けができています。 6色のクレヨン3回目、何の絵か聞くが、やはり説明できない。見解は様々でしょうが、少女が花を髪飾りにし、香る花を手にする姿は思春期を連想させると思います。難しい事を言っても混乱するのでBさんがお人形さんと言えば、それで良いのです。今日のBさんは不安そうで、最初から色の相談を持ちかけてきました。人物を意識してもらおうと、髪を何色にするか聞いてみました。迷っているので待っていると「髪はやっぱり黒やろ」と言うので、少しやり取りをして茶色のクレヨンを追加しました。実は、5色の色は黒、白、肌色以外の中から選んでいます。髪の塗りはじめは良かったのですが、境界線を無視し塗りつぶす事だけに執着しているので声を掛けました。「Bさん?今、何を塗ってるとこですか?」少し考えて「そりゃ、あんた髪を塗りよるとこやけんどね」「あらら、ここに首があって、ここからは着物だと思うけど、よく見えなかった?」「ほんとネ?」今日は調子が悪いようで、集中できないようです。一応、花だけは桜だと念を押して、その場を去りました。同じ絵、同じ色を揃えても日が変われば、同じ方が塗った絵とは思えないものができあがりました。それでも個性や色調が有るもので、認知症や精神状態を探ることができます。ただ、絵と道具を渡してレクをしていると言う事にはなりません。一色しか使わない方が楽しめるでしょうか?苦痛になってないでしょうか?何をしているのか分かってない方はいませんか?関連記事ぬり絵 2 ぬり絵 5