び〜あらいぶのブログ Be alive  幸せってな~に?

2021/03/14(日)23:49

サルコペニア Ⅰ 令和2年

サルコペニア 支援介護 家庭内介護  料理(8)

​​​​​ ​ショウガ焼き ブタ肉 ナス パプリカ 玉ねぎ​ ご攅竹と明太子のサラダ 普段は茹でたご攅竹に一味と塩をかけてマヨネーズで和える 今回は頂き物の明太子を使用 ​サルコペニア 令和2年​ Ⅰ筋肉量の減少や質の低下、筋力の低下に伴い現れる症状の総称日本サルコペニア・フレイル学会 AWGS の診断基準 2019 年 10 月 24 日改訂​歩行速度 6m歩行 1m/秒 ​​椅子立ち上がり 5回/12秒​​握力 男性 28kg​   女性 18kg​筋肉は繋がっている​人体は全体で一つ例えば、足の指で踏ん張る、手先を動かすにも他の筋肉は休んでいるわけではない作業や行為を安定させる(姿勢)為に、しっかりとサポートをし支えているつまり、​幾つかの筋肉の状態を見れば全体が大方見えてくる​​何が深刻なのか?​筋力の低下は動物にとっては致命的であり、​​あらゆる機能が衰え免疫も落ちる​​個人的に説明をするときは、3つの話をしている​1、自分の体を動かす力(骨格筋) 危ないことを回避したりと思い通りに体を動かす他に、余り意識されていないが衝撃や打撲などを軽減する​2、​自分の体を守る力​ 体の内側、内臓や血管など筋肉の質が落ちれば健康状態に関わってくる​回復が上手にできなかったり外敵から身を守る仕組みに問題が起きてくる​​3、最後まで自分の事は自分でする力 自分でご飯が食べられる 自分でトイレができる 出来ない事が増えると楽しみが減る一方で苦痛が増えていく 特に人では心と肉体の関係は深く、近年では認知機能にも影響が及ぶとされている ​浸透されにくい課題であり知名度が低い​世界の医療や介護ではサルコぺニアの概念を持っていなければADL(生活の質とレベル)の改善、向上は成しえないとされている​簡単に健康寿命(長寿)について考えてみれば「そりゃ、そうだ」と言うことになるが、衰えが緩やかで特に困ることがないからサルコペニアの事など忘れてしまう​​​​また、筋トレやリハビリをストイックに考えていて、わざわざ時間を掛けるまでには至らない             ​​​​​支援介護で働く人たちの心理も同じなので志がないと健康維持、予防は事務的なものになり効果は期待できない ​時間をかけずに効率よくできる​ことは沢山ある ​​分類の必要性​よく分かっていなかった時代は老化や事故、病気後の症状(状態)を丸ごとサルコぺニアと言った 「大病や事故の後遺症だから」「老化だから」として片づけられてきたので特に何もしなかった病名でもなく、当たり前に起こる事でもあり、宣告もなければ療法もなかったこれが科学の進歩で悪いことを引き起こしている原因が分かってくると治せるし予防もできると言うことになってきた 因果関係は複雑で山ほど有り、いざ正面から向き合うとなると厄介 多方面からのアプローチが必要となり、各々の専門知識が求められることになる ​原発性サルコぺニア​自然の摂理に従い劣化に伴う相応の症状​​一般的に言う純粋な​老化​と言う事​​​機能が衰えていくことでは、​脳​(認知症)も同じく一般的に緩やかに朽ちていくと考えられている​寿命を決めるテロメア遺伝子では140年と見立てられた人もいる現代人の寿命は120年分ほど準備されていると言われ、寿命は外的要因にダメージを受け、テロメアが全うすることなく尽きてしまっている理論的には最後のテロメアまで、心身ともにして健康維持が十分可能だと言う事が分かった​二次性サルコぺニア(活動,栄養,疾患)​​病気や事故が発端で廃用的な発症をまねく場合は分かり易い​が、あまり体を動かさないとか低栄養やバランスの悪さが起こすサルコペニアは分かりにくい​​慢性的な要因で表れる症状はまるで老化が進んでしまったように見える​​​年齢を重ねるほど​老化と混同​してしまうので医者も私たちも曖昧になる​                ​​活動性サルコぺニア ​安静,臥床,無重力​などによって生じる​廃用症候群​​​​​​廃用性筋萎縮​​はここに含まれる​​治療の為の入院生活や宇宙での生活で明らかになっており、部屋から一歩も出ない閉じこもり生活が続くなど​日常的な怠慢​からも発症する​また,禁食すると当然嚥下筋のサルコペニアが認められる(嚥下障害)​​栄養性サルコぺニア ​エネルギーと蛋白質の摂取量不足​によって生じる​​​​神経性食思不振症​(拒食症)や不適切な栄養管理による飢餓はここに含まれる​​間違ったメディアの解釈でのダイエットや菜食主義などが引き起こす​慢性栄養失調​は骨、筋肉、血管をボロボロにしてしまい深刻​高齢者では食が細くなり質素倹約が追い打ちをかける ​​​疾患性サルコぺニア 侵襲,悪液質,神経筋疾患(​多発性筋炎,筋萎縮性側索硬化症​など)など​​​​大病や大怪我など直接受けるダメージの他、治療や施しで受けてしまうダメージがあり、結果サルコぺニアの症状として残ってしまう​  ​※医学での侵襲 ​生体内に害を及ぼす(その可能性のあるもの)外部からのあらゆる刺激の総称。投薬 注射 手術などの医療行為、外傷 骨折 感染など。傷つけるものすべてが該当し、生体的な痛みを含めて侵襲と言うこともある。     ​※悪液質 ​栄養不良により衰弱した状態。2006年・ワシントンで定義された内容。​​悪液質は基礎疾患に関連して生ずる複合的代謝異常の症候群で、特徴は脂肪量の減少の有無に関わらず筋肉量が減少すること。​​​​臨床症状として成人では​体重減少​、小児では​成長障害​がみられる。​​​​​​サルコぺニア肥満​は脂肪が蓄えられ​筋肉量が減っている​のに太っており、​体重減少が顕著でない​ため見落としてしまうこともある​​​脂肪は増えるが代謝が落ちているので脂肪をエネルギーに変える能力が落ちている内臓などの機能も衰えてくる​​​​​つづく​​​​​​

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