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カテゴリ:痛み 支援介護 家庭内介護 料理
歌を聴きながら
愛のかけひき ![]() エビエスニック風 焼きタコ コンニャク野菜炒め ![]() エミさんの神棚 支援介護 目の見えない人の痛み この違いを説明できるかは、支援介護で重要になる 打撲で膨れ上がっていたり、血が流れているのに気が付かず、本人には痛みの自覚がない 一方で、何もないのに痛みを訴え大騒ぎをし、対応に困りはてる職員 痛みの曖昧さと不確実性が見えてくる そこに、本人の性格によってバイアスを掛けられ不定愁訴として片付けられる事も多い ![]() ※視覚に問題が起きると事実とは違うイメージが脳内で作られる それは本人だけでなく、その人を見ている支援介護する側でも起きている ズレを修正できないと虐待の種が撒かれることになる※ Aさんは目が見えず、左膝下を切断し装具をつけ車いす生活 糖尿の病歴が有る しばしば痛みの訴えをするが、特に何かが有った事はなく、ロキソニンなどのシップを貼るなどしながら時間で解決してきた その結果、薬物依存の傾向が強くなっている 他に、他力本願で自分本位の信仰心が有る 何でも言い訳をし人のせいにするので、人付き合いができず孤立している ある日、「口の中が痒い」と言い診察するが、何も分からず痒み止めの内服薬が出された その後、場所は移り変わり全身の至る所に痒みを訴えいた 筋力の低下が見られ身体操作がおかしくなっていたので、2か月前から立位のリハビリや認知症改善予防などを行っている 入浴やトイレ支援で、身体操作が更におかしくなっていくのが分かり、認知的な問題が大きく関わっている事がハッキリわかる 最近は高血圧が顕著で、朝のバイタル値は160前後になっている 痛みで大騒ぎ 動くと骨盤右端付近が痛いらしく、見た目の異常はなく、熱感もない 経験上は筋肉の痛みのように思えるが、放散痛の疑いが消せない 取り合えず痛み止めと言いたいところだが、薬は毒でもあり、人体の代謝に影響を及ぼす そこでハッカ油を塗って対応 ![]() 朝礼で「痛みの訴えが治まらなければ、週明けに病院受診をしましょう」と看護に提案 翌日も騒ぎ出し、血圧が200を超えてしまったので看護に受診を薦める 受診結果、異常は見つけられず、炎症反応もない 痛み止めとして塗薬が処方されたが炎症に対しての鎮痛なので効果が有るとは言い難い 本人は受診したことで満足しニコニコしていた ![]() 感覚は知覚と結びつき、人は火を操り、怪我や病気を人為的に治すことができるなど他生物にはない能力を身に着ける 痛みも同様で、人に特化している感覚スキルの一つだと言われる つまり、他生物との痛みとは異なるもので、人によっても異なる 認知症で知的要素や認識が欠けてくると痛みの感じ方も変わると予想でき、実際に確認することが出来る 死刑囚を使った実験報告が有り、目隠しをし「足に穴を開け血を流す」と宣告をした 実際は痛みを少し与えただけで血も流れていないが、しばらく放置している間に死刑囚は死んでしまった 非人道的な実験結果となってしまったので他のデーターは取れていないが、同じことで全員が死ぬとは考えにくい 目隠しされた被験者は、嘘の情報を痛みと言う感覚を根拠に実際に起きている事だと認識 知的イメージの中で息絶えてしまった ![]() (目が見えない分、より感覚的・直観的になる。認知症は、それを誇張させる) 目の見えない人や麻痺のある人の痛みは、健常な人とは明らかに違うと考える 知的確認ができないと恐怖心も増すだろうし、不安で有る事を理解しなければならない 痛みの激しさや強さについて体温計のようなスケールができれば、医療や支援介護は変わる 基準がバラバラなものについては、自分たちがスケールとなって相手と接っし良い方向に結びつけていくのが支援介護であって、察するという事が重要になる これは、出来ているようで出来ておらず難しい バイアスを外し、エビデンスに基ずく見解が必要になる 関連記事人体のメカニズム 痛み タコの甘酢おろし お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/12/19 08:06:32 AM
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