2021/12/21(火)20:03
支援介護計画書と実践 Sさん2 雑煮
歌を聴きながら
シルエット・ロマンス
白だしと椎茸と白菜・塩・醤油 水菜をたっぷり
五目炒め あん仕立て
支援介護計画書と実践 Sさん 2
ギランバレー症候群(体幹)H6慢性気管支炎慢性閉塞性肺疾患脳出血後遺症(左片麻痺)高血圧症不整脈うっ血性心不全嚥下障害不眠症・便秘症肺気腫・慢性気管支炎Sさんのタイプは、自分の出来る事や可能性が分からず、悪い方で勝手に自分像を決めつける何も解決できずに、ここまで来たのだろうそう言った方の判断基準は面倒なことから目を背けたものになる情けない自分を自分自身で否定してしまっているが、人が自分を否定するのは恐れている自己主張は歪んだものになる「おまえらは何も分かっていない」と、実際に聞くことができたので受けて立つことにした「じゃぁSさんは自分の事が分かっているのか?質問しますよ。心理学では「人は自分の事が一番分からない生き物だ」と言ってますけど。まず自分の病気について・その身体の事とか?分からなければボクが全部説明しますよ」Sさんは言葉を詰まらせた利用者さんと接するときに気を付けている事
①自分の考えは言わず情報を提供する
②必ず相手が思ったことを聞く
③どう考えるか聞く・宿題にする仮に認知症で成立しなくても、話しかけて問いかけることが大切正解は必要でなく、求めるものでもなく、こちらが与えるモノでもない一緒に探して作っていく
近況毎週・水、金曜日は以前在籍していた施設のリハビリに通っているそこでは下肢筋力のリハビリをしていると聞いている毎回、売店でパンとコーヒーを買って帰るのが楽しみの一つになっていた看護師から「夕食を残すので買い物されては困る」と言われる包装紙がゴミ箱にたまる程一度に食べていることもあった情報には、好き嫌いが多く小食であると書かれており、入居時に食べきれる食事量を本人と決めていたいずれにせよ「少ない食事量で残されては健康維持はできない」と忠告をする食事を残しているようなので買ってきたものは預からせてもらい、一度に食べず決まった時間に食べるよう提案する時間帯を聞くと、夕ご飯を完食し夜食として食べたいと言われ了承する寝起きは夕食後18時頃・朝5時と自立問題は横になっている時間が多いこと下手すると朝食後にも横になる昼食後も3時のおやつまで休むラジオ体操も参加せず読書をしている「このままでは体力も筋力も落ちて寝たきりになる」「読書もできなくなる」と告げる本人は話を聞こうとせず煙たがっているお風呂での着脱はスタッフが動くのを待っている「服は自分で脱ぎましょうか?」「出来ない」と怒り口調になる汚したら着替えをしていたり、靴下も自分で履いているのを知っている一応アドバイスをしながら様子をみると2つの理由が見えてきた1,スタッフが気ぜわしくしているのでモタモタする自分を皆に見せたくない2,着脱の仕方を教えてもらっていない、もしくは習得できていないモニタリングによる自立度は高く、潜在能力は日常生活を十分楽しめるだけのものを持っていると確信まず、身体操作と衣が引っ掛かるポイントを覚えるようアドバイス実践してみれば出来ないことなど無いと分かる慣れるまでは誰だって練習を積み重ねる時間が必要だと告げる靴の着脱も待っているので「何もできなくなりますよ」とダメ押しをする
実践では必ず出来る事を見極めて、結果を出せなくてはならない
「出来ないのではなく、何もしようとしていないだけ」だとハッキリ言う申し訳ないが、Sさんの場合は本人が負のスパイラルに在るため、その否定から入る
不可能を可能に置き換え、出来ないことはない、と言う事実を体感してもらう
いずれにしても
自分と向き合う事ができなければ笑顔の有る日常はおくれない入居してモニタリングとアセスメントを繰り返し、施設に少し慣れたところで、今後の展開に向け徐々に具体化していくまずは、自分と向き合う作業をしてもらう計画書になるまだ十分な知性と体力が有れば現実を伝える何もしなければ今後どうなるか?これ以上悪くならないよう「どうしたら良いか?」考えてもらい提案をするそれは日常の細かい事から始まる「シャツを着れない」と言われ「着れます」と一言で返す「何で着れないと思いますか?」「手がかなわない」「こうすれば動くはずです」と実践してもらうと出来る事が分かる片麻痺になってしまった人に必ず言う事が有り、それに従って実践を繰り返している「日常生活で出来ないことは殆どない」「困ることや不便なことは確かに有るが、生きている限り皆同じ」「そこは、皆で考え乗り越える」関連記事
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