一日の学問 一書の恩徳 一言の教訓

2010/03/25(木)21:48

リズム感覚

音楽のおけるリズムとはいかなるものか?♪ 友人(元読響の第二バイリスト)に伺った。 一般にはリズムを「音の長さを順次並べたもの」と定義するそうだ。 リズムとは楽譜の裏表紙のようなものだと。 したがって、リズムのない曲は一曲もない。 ただし、この場合における「音の長さ」とは、実際の音の長さではなく、概念上の音の長さ、すなわち、次の音が出るまでの長さだ。 このとき、音の開始点の時間間隔だけでなく、音の強さや音が実際に終了するまでの時間によって、リズム感が異なるというのだ。 聴感も個人差あるわけだし、難しい。    様々な音楽の中でも、リズムを持たないものはおそらくほとんど存在しない。 リズムの現れ方は音楽のタイプによって様々である。 拍や拍子のない音楽は、世界各地にあるそうだ、驚いたね。 西洋音楽や多くの民族音楽にあっては、リズムは拍子の上に作られる。この場合、拍を結合したり、拍を等分したり、等分した拍をさらに結合したりして、リズムを作成する。 我々には到底理解不能です。 其処に居合わせたオペラ歌手のT君。 「拍子のないリズムも存在する。」だって。 自由リズムと呼ぶそうだ。なんだか和歌の五・七調みたいだね。 昨日はこの二人と会食。夕方、駅まで送っていた。 お疲れ様・・・本当は友人の墓参りに来たのでした^^。 モーツァルト オペラ フィガロの結婚序曲K.492

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