R-BEAR　非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)

韓国で11万部のベストセラーとなっている「反日種族主義」李栄薫　日本では文芸春秋社が発行している。

韓国人のものの考え方、韓国の反日姿勢等々。

Amazonでもベストセラー1位になっているものだが韓国では実際どのように受け止められているのだろうか。

物珍しさや、親日的人物としてアンチとして買われているのか。

それとも、他の意見も聞いてみたいという、純粋な気持ちからなんだろうか。

出来れば後者であって欲しいと願うばかりなのだが・・・

実は、1993年に朴泰赫という著者が「醜い韓国人」という著書を著わしている。

日本でも光文社のカッパブックスから出ている(現在、絶版)本がある。

25年以上も前の本であり、盧泰愚(ノ・テウ)大統領から金泳三(キム・ヨンサム)大統領の頃になる。

盧泰愚大統領は民主正義党(民主自由党→ハンナラ党→セヌリ党→自由韓国党)の流れで、現在で言う保守の政党である。金泳三大統領も同じ派閥である。

しかしながら保守と言っても反日主義には変わりなく(韓国では保守、革新に限らず反日政権では全く同じ)かなりこの本は危険な本であったろう。

しかしこの本は韓国では異例のベストセラーになり、多くの人に読まれたはずである。

内容的には李氏朝鮮がどれほど腐敗して両班(支配層)によって中人(順支配層)、常人(一般市民)、奴婢(奴隷)が虐待されていたか。

そして官僚がどれほど贈賄にまみれていたかという事が書かれている。

また、韓国が儒教に侵され支配者は労働することを卑下し国民から略奪していたかという事実が述べられている。

1995年日清戦争の日本の勝利によって棚ぼた的に王朝が廃止され大韓帝国として独立したか。

日本の保護国となって身分制が廃止、奴隷が解放されたこと。

その後、ロシアが大韓帝国に対して圧力をかけてくることに対して始まった日露戦争、日露戦争の日本の勝利に対して日本側に寝返り(国内では親ロシア派と親日本派との戦いがあった)併合を受け入れたこと。

日本が併合後、学校教育を充実させハングル語の普及を行ったこと(以前は支配層が難解な漢文を使用しいていた)。

高等教育に向けての門戸をすべての国民に開いたこと、インフラを整備し、穀物の収穫高を激的に向上させたこと、警察組織を充実させ不正と暴力を取り締まったこと等々。

当たり前のことが普通に書かれている。

しかし、戦後、李承晩政権(一応、アメリカに亡命してハワイで大韓民国臨時政府を名乗っていた)
によって反日思想が取り上げられたこと。

25年の年月が経ち、一向に姿勢が変わらない韓国。

そして新たなベストセラー「反日種族主義」

どれほどの影響力があるのか・・・・極めて疑問である。

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反日種族主義 日韓危機の根源 [ 李 栄薫 ]​