R-BEAR 非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)

2020/02/01(土)09:02

タリカロの夜

BEARの古都を食べる(830)

昨日は久しぶりの夜のタリカロでした。 仕事の関係上、夜はなかなか訪問することができなかったのですが、何としてもマトンのステーキが食べたくて予約訪問したのでした。 ステーキはさすがのタリカロさんでも希少部位なので、そうそういただけないのです。 ほとんどが予約でなくなってしまうもので。 妻の仕事を早く切り上げての訪問でした。 それに店長さんの誕生日のプレゼントも渡したかったからね。 相方はいつものようにインドワインのスラーのデカンタからのスタートです。 今日は新作のインディアンコールスローというものが出いました。 初めてなので頂かない理由がない。 シンプルな料理なのですが、これがなかなか奥が深い。 あっさりとした中にスパイスの香りが豊潤で添えられたタイムを絞っていただきます。 ペッパーの香りと刺激。 たまらないですね。 続いてビーフラジーズ。 これも新作です。濃厚なソースの中に柔らかい牛肉が美味いです。 すじ肉を使っているのかこってりとした中にモチモチ感があってこれも最高。 料理人さんのセンスを感じます。 さすが東京のイベントまで呼ばれて店を出すという人気店の味です。 そしていつものショルバ。 マトンのスープです。 マトンの旨味が十分に出て、骨に残った肉を獣のように歯で削ぎ取りながら頂きます。 骨の中の髄も美味い。 こんなの食べれるところは日本でも少ないよ。 さて、メインメニューになります。 大きなステーキ肉です。 日本の中でも生産量の1パーセントという厳選国産マトン肉。 生産者指定、その中でも選りすぐった肉です。 料理人さんが北海道出身という事から手に入る希少肉の希少部位。 マトン臭さとよく言われますが、そんな臭みは一切ない。 飼育に気を使っている証拠ですね。 これはマトンの入荷に合わせて、絶対の予約が必要です。 ああ、ちょっとピントがずれていますが・・・(ここまで来ると興奮は絶頂です) マトンリブステーキ。 この年になると、量的に食べられるものが限られていますが、今日は何としてもリブのステーキも頂きたかったのです。 このリブはステーキ肉(ヒィレ)にはない、濃厚な脂身がガツッリ付いているのです。 脂が甘いのだ。 脂身を食べたかったのですよ。 美味い、美味すぎる。 最後は骨に付いた肉を歯でこそげながらしゃぶります。 もう完全に獣ですね。(笑) 本来、夜のカレーは夜のタリカロブート一本なのですが、この状態でポリューム満タンのプレートはとてもいただけません。 そこで、バスマティーライスにチキンカレーのルーだけを注文して〆で激辛チキンカレーを頂きました。 料理人さん、わがままごめんなさいね。 で、タリカロにきてチキンカレー食べないと締まらないもの。 辛い美味い。スプーンが止まりませんわ。 最後はホットチャイ。 甘いチャイがまるでデザートです。 辛味がサッと引いて残るは満足感のみです。 あああ、何という至福。 金曜の夜のタリカロ。 常連さんが多いのですね。 昨日はタリカロさんの夏のバーベキューパーティーでお会いしたメンバーさん全員に遭えました。 パテイー以外では初めてです 楽しいディナーになりました。

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