テーマ:ひとり言・・?(18170)
カテゴリ:夫婦のこと
「話を聞かない男、地図が読めない女」なんて本が流行ったのは今から20年ちょっと前だったかなぁ?
特に読んだわけではないけれど、マスメディアなどでもかなり大きく取り上げられたので、そんな話題があったことを覚えています。 因みにココア、そのシリーズものみたいな本を借りて読んでます。 言い得て妙というか、まさにあるあるの話で、ここではあえて話を聞かない男ではなく、地図の読めない女についての話です。 女に限らず、地図の読めない人っていますよね!見方がわからないのか、興味がないのか、地図を読む(見る)必要がないのか、とにかくそういった人…! 今のようにスマホもなければパソコンすらなかった頃、オトタマは地図を頼りに幾度かに分けてバイクで日本を一周したそうです。 当然地図は読めますし、当時のオトタマは日本の地理を殆ど頭の中に叩き込んでいたそうです。 当時のオトタマ、フリーハンドで47都道府県を線引きした大まかな日本地図が書けたそうです。 ですから目が見えなくなった今でも大まかな日本の地理は頭の中に入っているそうで、それでも近頃は忘れちまったよと少し寂し気です。 でもってココアですが、弱視の割には日本の地理を結構知っているほうかもで、それはオトタマも認めてくれてますし、女の割には地図が読めるほうかもと…? 勿論車の運転は無理ですから、せいぜい自宅の周りとか、旅先の宿の周りを歩く程度の地理的なものを把握できればそれで十分なのです。 何故かココア、弱視なのに地図見るのが好きでして、もう昔の地図帳の頃から見るのが好き!(笑) 今からすれば本能なのでしょうか?小さい頃は目線的にも大人以上によく見えない不安。それを頭の中に地図を叩き込んで自分が行きたい所を大まかに予測していたのかも知れません。 スマホが使えるので、グー◯ルマップなどを頼りに自宅や宿を基点としてあちこち行ったりしても、たまぁーに迷うことはあっても、殆ど目的地までは行かれています。 そして帰路です。行った道を戻るのって簡単そうで実は難しい! 勿論真っ直ぐな道を往復するなら簡単ですが、縦横無尽とまではいかずとも、横道もあれば路地もあり、行き止まりやT字路もあり、行った道を戻るのも案外と大変です。 ココアも以前はただ適当に歩くというか、それでも何とか行った先から元へと戻って来られたのですが、あちこち行けば行くほどそうもいかずもありまして…(汗) そこで心掛けていることは、まずは要所や曲がり角でのランドマーク的な目印を見つけることですよね。 建物や塀の色や形もそうですが、そこで見えていた景色とかもしっかりと把握しておくことですよね。 ランドマークや印、分かりやすい景色を記憶しておくことで、そこが知ってる道か、通った道かなどが分かるのです。 帰路にそこを戻るのだったら一度振り向き、帰路で見るであろう景色を見ておくのも大切かと。 行きと帰りでは見える景色も左右が逆ですし、時折振り向いて帰りに見るであろう景色を先に見ておくことも必要かと…! これはオトタマから教わったことで、先に見ておけば後から記憶に蘇ることもあるし、行きと帰りの道が同じかどうかくらいはわかるかもと。 とはいえ数メートル先がやっとこさぼんやりと見える程度で、おまけに視野も狭いココアなのです。 晴眼者が見ている景色のごくごく一部を切り取り、それもぼんやりとかすんで見ている程度の見え方です。 だからこそ、鉄道の乗り換えなど、特に新幹線や特急列車なんかは駅員さんの誘導を頼みます。あれだけは肝心なところが見えない、しかも指定の場合は時間制限ありだしもう大変!(汗) それでも何とか地元のみならず、旅先でも何とか楽しんでもいます。出歩くのが嫌と思ったらそれでおしまいですものね。 あと、人に聞いたりした際、道なりに行けばと教えられることもありますが、この「道なり」ほど怪しく当てにならないものはないかなぁと…?(笑) 地元の人か、もしくはその辺りをよく知っている人にとっての道なりであって、方向を示す矢印があるわけでもないですよね。 二股に分かれていたり、分岐で緩やかに曲がっていたりする道は果たしてどちらの道で、行った先が道なりになるのかと…?(謎) T字路ほどではないにせよ、左右に分かれた道になったら、広いけど人通りの少ない道と、狭いけど人通りの多い道と、果たしてどちらが道なりの道なのかと? 弱視で視野も狭いココアと、殆ど目の見えないオトタマとが連れ立って歩くのですから、道なりであっても道なりじゃないみたいな…!(笑) そんな二人ですが、残りの人生、せめて道なりに歩いて行かれたらいいなぁと思うばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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