俺の亡骸

もう今年もあとわずかですね。
学校が終わった人、これから仕事が大変になる人
遊びほうける人、恋に生きる人
いろんな人がいろんな意味でこの時期は忙しいんではないでしょうか？

１年を締めくくる聖夜の夜。世界はその端麗な夜を満喫します。
子供たちは目を覚ました時をワクワクしながら床につき、
大人たちもそれなりに聖夜を楽しみます。
みなさんはサンタを信じるでしょうか？
俺は恥ずかしながら、サンタさんの存在を中学あがるまで信じてました。

両親に欲しいものを聞かれても、ノートが欲しいとかキャップが欲しいとか
ごまかし気味に謙遜してました。共働きで忙しいし、
子供ながら家庭事情を気にしてワガママは言いませんでした。
でも、この年になってなんだか分かるんです。
そーいう時ってワガママを言ってほしいんですよね＾＾

それで一応、寝る前に窓の外を見てサンタさんに
「サンタさん、ゲームボーイが本当は欲しいんです。」
とお願いしたんです。そしていつの間にか寝てしまったんです。
朝、さえずりに目を覚ますと枕元にはゲームボーイが！！
俺は本当に驚きましたし、結構騒ぎましたね＾＾
その時の両親の顔はとても幸せそうな優しい顔でした☆

たしかに皆が求めるサンタはいないかもしれません。
そりを引いて、空を飛び、夢を運ぶサンタの存在。
サンタってなんなんでしょうね。
俺は最近考えるんです。子供の求めるサンタもサンタだけど
俺らが知っているサンタだって、充分サンタだと思いませんか。
優しい目をした本当のサンタさん、俺はそんな人になりたいです。

時にわがままを言うことが逆に孝行になるのかもしれません。
遠慮することも大切です。でも、善意を無碍にすることは遠慮じゃありません。
人の好意、善意ってのは、受け取ってもらえて初めて輝くものなんです。

今日は軽いタブーに触れてしまった気がしますがいいでしょう＾＾
では、みなさん、よしなに