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安芸国の宮島に呼ばれた私は、さっそく厳島神社を訪れましたが、弥山(みせん)が気になってしかたがありませんでした。
これは、「弥山に登りなさい。」というサインだと思いましたので、2つのロープウエーを乗り継いで行くことにしました。 終点の獅子岩駅を降りると、眼下に瀬戸内海の島々がとても美しく見えました。 また、野生の日本猿や鹿が姿を見せてくれました。 ここの標高は430メートルです。 ![]() ロープウエーの終点、獅子岩から見た瀬戸内海 手前の島が似島、その奥に見えるのが旧海軍で有名な江田島 ![]() 獅子岩から見た弥山 山頂の磐座や展望台が見える 獅子岩駅を降りると、美しい瀬戸内海と共に弥山山頂が見えます。 獅子岩の標高が430メートルに対して、弥山は535メートルと書いてありました。 所要時間は20分とありますが、獅子岩も一つの峰のピークになっているために、弥山に登るには、一度峰を降ってから再び弥山を目指して登らなければなりません。 所要時間の20分というのは、余程の健脚か、修験者でなければ難しいのではないかと思いました。 ![]() 巨石の上に建つ霊火堂 予想通り、弥山への道のりは楽ではありませんでした。 途中に弥山本堂と霊火堂がありました。 弥山は、古代から巨大な磐座が聖地となっていましたが、平安時代初期(806年)に唐より帰国した弘法大師空海が、100日間の求聞持法(ぐもんじほう)の修行を行い開いた山でもありました。 麓にある、真言宗御室派大聖院の奥之院ともいえるところです。 どうも私は、よほど弘法大師空海様と、真言宗に御縁がある様です。 事実この翌日には、予定になかったのですが、京都の高雄神護寺にも行くことになりました。 霊火堂には、開山以来1200年以上も消えることなく燃え続けている霊火があり、大茶釜に霊水が湧かされています。 飲めば万病に効くと言われています。 ![]() 霊火堂の中にある霊火と大茶釜 ![]() 霊火堂の奥に祀られている不動明王像 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 9, 2008 10:21:02 AM
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