|
カテゴリ:カテゴリ未分類
秋の京都御所一般公開が、11月16日までの5日間行われています。
とても良いお天気に誘われて、午後から出かけてみました。 いつもは、前日までに宮内庁京都事務所に申し込んでおかないと入れないのですが、毎年春と秋に行われる一般公開のときには、フリーに見学することができます。 入場時間は午前9時から午後3時30分まで、最終退場時間は午後4時15分です。 土曜日・日曜日にも入場できる貴重な期間です。 ![]() 源氏物語千年紀に合わせて、緒大夫の間(しょだいぶのま)には十二単を着た女性と、男性貴族の等身大の人形が置かれていました。 緒大夫の間は正式に参内した者の控え室でした。 ![]() 紫宸殿南庭、右側にある月華門前に置かれた御所車。 ![]() 御所正面の建礼門と、紫宸殿の間にある承明門から見た紫宸殿。 紫宸殿の巨大さがよく分かります。 ![]() 紫宸殿(ししんでん)は御所の中心的建物で、即位礼などの重要な儀式を行う最も格式の高い正殿です。 中央奥に一部見えているのが天皇の御座である高御座(たかみくら)、右手奥にほんの一部見えているのが皇后の御座である御帳台(みちょうだい)です。 ![]() 小御所(こごしょ)にも、等身大の人形が置かれていました。 まるで源氏絵巻を見ている様な気持ちになります。 ![]() 御常御殿(おつねごてん)は、室町時代以降に天皇が日常の住まいとして使われていた御殿です。 いつもは戸が閉められている場所なので、豪華な襖絵を見ることができる貴重なチャンスでした。 ![]() 御池庭(おいけにわ)の景色にも見惚れてしまいます。 紅葉にはまだ早いですが、銀杏の葉はすでに黄色く染っていました。 京都御所や京都御苑は、何度訪れても良いところです。 日本は鎌倉時代以降、明治維新まではずっと武家支配の国でしたが、この京都御所や源氏物語といった王朝スタイルが、とても心地良く感じられるのが不思議に思えます。 日本人の心の中には、いにしえへの想いがあるのかもしれません。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 13, 2008 11:56:00 PM
|