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スピリチュアル・メモリー 女神の物語

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July 10, 2009
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カテゴリ:カテゴリ未分類
7日は、大阪府交野市にある織物神社の七夕祭りに行ってきました。



P1060433.JPG



P1060417.JPG



参道の両側には、願い事の記された短冊が付けられた竹が、まるで林の様に立てられていて、とてもきれいでした。


私が、短冊がたくさん付けられた七夕飾りをまじかで見たのは、幼稚園生だったとき以来のことになります。


七夕祭りは、お正月やお盆、ひな祭りや端午の節句などに比べると、いまひとつ存在感が薄いのですが、日本人の心の中に深く刻まれているようです。




機物神社の御祭神は、次の四柱です。


天棚機比売大神(あまのたなばたひめおおかみ)

栲機千々比売大神(たくはたちじひめおおかみ)

地代主大神(とこしろぬしおおかみ)

八重事代主大神(やえことしろぬしおおかみ)



天棚機比売大神は、棚織姫(たなばたひめ)や棚機津女(たなばたつめ)と同じで、川原に建てられた機織り小屋で神衣を織り、川を上ってくる太陽神を迎える巫女のことでした。

瀬織津姫も、織姫として信仰されている場合があります。


古の巫女は、今日の神道とは異なり、邪馬台国の女王卑弥呼の様にシャーマンとして神に仕えたり、神の言葉を聞き神託を受けたりしていました。



栲機千々比売大神は、天照大神の子の天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)の后神であり、天孫降臨をした瓊々杵尊(ににぎのみこと)の母である栲幡千々姫(たくはたちじひめ)のことです。

神名の中の「機」と「幡」の違いはありますが、どちらも布のことをさしていますので同じです。


古代では布には、神が宿ると信じられていました。



七夕を「たなばた」と読むのは、棚機からきています。

「棚」とは、機織り小屋の中で神衣を織るために、床よりも一段高いところに棚を造って機織りをしたからです。「機」は機織りのことです。



その棚機と、中国の織姫牽牛神話が習合して七夕になりました。



平安時代には、宮中でも七夕が行われたと伝えられています。

織姫と牽牛が一年に一度、天の川を渡っての逢瀬。


夏の夜空のロマンスは、私たちの心に琴線に響くものです。



七夕祭りで感じたことは、古の神話のロマンスと棚機津女の機音でした。








続く





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Last updated  August 1, 2010 12:04:07 AM



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