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5月15日、京の都大路は葵祭の行列を見物する人たちで、大変な賑わいとなりました。
それは、源氏物語の書かれた平安時代も同じだったようです。 しかし、現在の行列では、十二ひとえを着て輿(およよ)に乗る斎王代に人気が集中しますが、源氏物語では、参列することになった光源氏の姿を一目見ようとする人々で大混乱。 そのうえ、光源氏の正妻・葵上の車と、彼の寵愛を受けた愛人・六条御息所の車が、見物の場所をめぐって、「車争い」の乱闘騒ぎを起こしてしまうのです。 午前中、鴨川に架かる出町橋の上で行列を見物した私は、一度自宅に戻って昼食をとってから、午後は加茂街道に行ってみることにしました。 京都市営地下鉄の北大路駅から加茂街道に出ると、行列見物の人たちで大変混雑していました。 しかし、北山大橋の交差点を渡ってしばらく行くと、まだ空いている場所が見付けられる様になってきました。 ![]() 加茂街道は賀茂川の堤防の上を通っています。 ![]() 行列の本当の主役は、天皇の名代である勅使(ちょくし)です。 ![]() 源氏物語の光源氏も、こんな感じで参列していたのでしょうか。 ![]() 斎王代を中心とする女人列は美しく華やかです。 ![]() 新緑に十二ひとえが映えて美しい斎王代。 今年の葵祭も、晴天の中で無事に終りました。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 17, 2010 07:22:39 PM
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