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2008年07月21日
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カテゴリ:文芸評論
少し幻想的な第三部

荒野というのは、主人公の、思春期の少女の名前だ。
作家の父親を持つ、などの、少しだけ変わった境遇であるが、取り立てて、特異という程ではない家庭。
この家庭と、学校などで、この年代らしい独特な感性で、実際に眼鏡を通して、世の中を眺める。

「ハングリー・アート」という、人を動かす衝動について、考える下りは、面白い。
第一部では、ジャズや作家に対して、第三部では、さらに包括的に、この言葉の意味を問う。

三部構成の、この作品の、第三部のみが、書き下ろしらしい。
第三部では、文学賞授賞式、夏祭りの喧噪、義母の失踪などの下りが、少し幻想的に描かれる。
特に、夏祭りの喧噪の中での、主人公の孤独感の描写が独特で、特筆したい部分だ。

主人公は、眼鏡をコンタクトに変えた。
コンタクトを通して観る世の中は、よりクリアーだ。

この年代の主人公が、人生を、どんな風に眺めるのか?
こんな観点での、見所は多い。





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最終更新日  2008年07月22日 03時39分23秒
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