暇つぶし日記みたいなもの

コミケのいくつかある大きな問題の一つに徹夜があります
コミケでは徹夜は原則禁止していて、一般の参加者からも嫌われています
当然です。そのおかげで、夜中の警備にお金をかけないといけませんし
安全性に大きな問題があるためです。
しかし徹夜組みの数は減るどころかどんどん増えています。
もちろんコミケの参加者が増えているというのも理由にありますが
それだけではありません。
理由の一つに徹夜組みにほとんど買われてしまって
始発で行ってもかえないということが多くある。というのがあります。
徹夜組みにはいっぱい転売屋がいるために、一人で何セットも買っていくのが
当たり前です。それで始発で行ってもかえないというのがたまに起こります。

もう一つの理由がスタッフが徹夜を強く規制しないというものです。
原則禁止のはずですが、本当のところは徹夜組み（特に先頭の集団）とスタッフの間には
強いつながりがあります。
朝、始発等で会場に到着すると、列形成のために並ぼうとすると、スタッフからできるだけ
つめるように言われ、ギュウギュウ詰にされます。一人のスペースは非常に狭いです
しかしながらそのときに徹夜組みの先頭の列を見てみると
一人のスペースは今自分が座ったスペースの２倍から３倍のスペースがあり
広々としています。このことをスタッフに問いただしてみると
「あそこはいいんです。無視してください」といったようなことを言われると思います。
先頭の集団は最初から広いスペースがあらかじめ与えられています。
コレは後から来る割り込み組みのためです。
先頭の集団は基本的に数十人から多い時では数百人のグループで行動します。
最初の列形成の祭にはその人たちは並ばないで他の人に並んでもらって
後から来て割り込んでいきます。後から来て全く知らない人のグループに入れてくれるように
交渉する人までいます。そのため先頭ではその人のためのスペースが
あらかじめ作られているのです。

そういった列の形成はスタッフの協力無しでは絶対に無理です。
スタッフはそのことがすでに分かっているので、最初からそういうふうに列を
作っていきます。
他にもスタッフとのつながりは見ることが出来ます。
たとえば、徹夜組みの先頭って一体いつからこの場所にいるんだ
といったようなことを考えたことはありませんか。
何日も前からずっと並んでいるのかというと実際はそうではありません。

ではどういうふうに先頭の集団は列をつくっているのかというと
それは入場整理券です。
コミケ直前になるととある場所で徹夜組みに向けて整理券が配布されます。
その整理券で入場の順番がきまります。なので整理券の配布にさえ参加
すればいいということになります。

ここでこの整理券の配布を取りしきっているのがじつはコミケスタッフになります。
このコミケスタッフは通常のスタッフと違って
「闇スタッフ」とよばれています。
そして整理券の早い番号をひく人たちというのはすべてこの闇スタッフの
友達であったりコネをもってる人たちになります。

つまりスタッフは徹夜を取り締まるのではなく、自ら取り仕切っているのです。
そのためスタッフは先頭の集団には強く言えないというのがあります。
必要悪とでもおもっているのでしょう。

こんな状態であるために徹夜組みからするとスタッフ公認ということになり
徹夜をやめようとはしません。

表では徹夜禁止といってるのに裏ではこんなことをやっているのがコミケスタッフです。
ドリパみたいに列シャッフルをできないのもこういった理由なんだろう

でも徹夜はいけないのは当然です。凍死しようが、倒れようが
自業自得なんだが、でもそれが原因で普通に始発で行った人たちにまで
悪影響がでるのが問題なんだよ。