上海株の"底値"を最初に言い当てたのは、このブログだったかもしれない....。
むかし自分がこのブログでどんなことを書いていたのか、振り返っていました。2005年6月8日のエントリーは" [速報]上海株底値脱出!いよいよ上がり始める!?"でした。その翌日の産経新聞は「上海株下落止まらず 国有株放出、不安誘う 『国際市場』へ険しい道」と言う記事を掲載していたようです(当時の記事が阿修羅というサイトに引用されていました)。中国の代表的な株式指数の上海総合株式指数が六日午前、一時的に一〇〇〇の大台を下回った。一〇〇〇を割り込んだのは一九九七年二月以来だ。相次ぐ企業不祥事による市場不信感に加え、先月から始まった国有の「非流通株」の放出などによる需給関係の悪化懸念や不動産価格抑制政策、繊維貿易問題など不安材料が重なったためだが、歯止めのない長期低落傾向に、国際マーケットとしての地位を得るには、多くの時間がかかりそうとの見方も広がっている。[中略]日本の市場関係者は、中国の株式市場も徐々に対外開放に向かうとの認識では一致している。ただ、「開放政策が一気に進まず、行ったり来たりを繰り返している」(村上氏)現状では、中国株式市場が国際的マーケットに育つ道のりは、まだ遠いともみている。(スミマセン、福島さん....)共同通信も「上海株、一時1000割れ 8年4カ月ぶり安値」と言うニュースを配信していました(同じく阿修羅の引用による)。中国の株式市場では、非流通の国有株を市場に放出する改革が先月9日から始まり、投資家の間に需給悪化懸念が広がっている。[中略]総合指数は2001年6月13日に終値で2242.42と史上最高値をつけた後は下降基調で、約4年にわたり低迷が続いている。ご承知の通り、上海株価指数は2005年6月6日、一時1,000ポイントを割る998.23に下落しました。しかし、その後徐々に上昇に転じ、昨年10月には6,000ポイントを越えました。その後やや下げましたが、それでも05年6月当時の5.5倍の水準です(ちなみにこの間、日経平均は1.3倍くらいになっています)。10年スパンでみると、この05年6月6日がまさに"底値"をつけたその日だったのです。にもかかわらず、上述の通り日本での報道は、中国株式の先行きをより暗くみるものがほとんどだったようです。1,000ポイントを切った上海株価指数を底値とみるアナリストは、少なくとも日本ではほぼ皆無だったのではないでしょうか。当時のニュース検索ができないのですが、この時期、中国でも明るい見通しを伝えたメディアやアナリストはほとんど無かったように記憶しています。上のチャートで一目瞭然です。結果として、ドンぴしゃりと言い当ててしまったことを別に自慢しようと思って取り上げたわけではありません。むしろ、分かりきったこととは言え、ちょっとぞっとしてしまいました。この時のエントリーでは、一切触れなかったのですが、この情報は中国の知人から耳打ちされたものだったのです。当時の彼は株などやっていませんでした。私がお遊び程度に中国株をやっていて、株価が低迷していることを、彼に嘆いたりしたことはありました。その彼が、私のところにやってきて、「明日から上がるから心配するなよ」と伝えてくれたのです。必ず上がるから、と翌日から彼もぎこちなくネットトレードを開始したのでした.....。彼には、金融政策関係の朋友(おともだち)がいたのです。このことが何を意味するか、もうお分かりですよね....。中国の株価なんて、ほぼ当局の思うがままになる、と言うことです。不思議かもしれませんが、中国では当たり前のことなんです。上海に上場している中国企業の大半の株式は国家が持っています。つまり、株価が上がれば国家が儲かる仕組みになっています。市場で流通しているのはほんの一握りですから、資金の流れを作れれば、株価は操作しやすいですね。でも、こうした情報で大儲けした朋友(おともだち)もたくさん居たことでしょう。私のほうは.....儲けていたら、こんなこと書きやしません!!