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カテゴリ:ビジネス習慣
むしろ、日本人が几帳面過ぎるのではないでしょうか。
私は以前オーストラリアに赴任していて、一緒に仕事していたオージーのいい加減さにうんざりしたこともありました。巨大な田舎国家だからこんなもんだろう、と諦めていました。 その後、アメリカ人とコラボレーションをすることになりました。今度はきっとビジネスライクにキチン、キチンと仕事ができるだろう、と期待していました。ところがどのパートナーも日本人からすると「いい加減」としか言わざるを得ない状態です。スケジュールもデータも、日本人的感覚からすると「詰め」が甘いのです。細かい点を指摘すると「日本人はこうだから話が進まない」とウンザリした顔をされるのが常でした。彼らの言い分は、「最終的には日本人が言うとおり完成させるからいいだろう」と言うことでした。 ですから、その後で北京に赴任した私にしてみれば、中国だけが「いい加減」な感じはありませんでした。日本人のほうが几帳面過ぎるのだ、という結論に達しました。 日本人の几帳面さは民族の誇りと思って良いのかも知れません。プラスの面がたくさんあるからです。日本が技術大国になったのも、アニメやゲームが世界に誇れるのも、日本人の几帳面さゆえのことでしょう。 私の知る限り、オーストラリア人もアメリカ人も中国人も、日本人ほど几帳面ではありません。日本人からすると「いい加減」な感じがします。 ただ、彼らに共通して言えるのは、「結果こそ重要」ということ。プロセス面で几帳面でなくとも同じ結果が出ればそのほうが効率的じゃないか、という考えがあると思います。 日本人の多くはプロセスを重んじますが、中国人は結果を重んじます。中国ビジネスにおいても、結果まで「いい加減」な場合は「追及」や「責任」の対象になるのです。ですから、むしろ結果に対する責任感は日本人よりもあるかもしれません。 日本ではプロセスの段階で細かく几帳面に詰めたのだから、結果が思い通りにならなかったとしても、「仕方ない」というような評価のされ方があります。 また、日本人の几帳面過ぎる、細か過ぎるビジネスは、コスト高の原因になっている、と言うのも事実のはずです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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