000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

北京ビジネス最前線改め中国ビジネス後方基地

北京ビジネス最前線改め中国ビジネス後方基地

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2004.11.24
XML
カテゴリ:OHTERS
日本などが生産拠点や投資先を台湾から中国大陸へシフトするにつれて、台湾の経済は悪化していきました。そして、雇用も厳しくなりました。ですから、いま中国大陸ではたくさんの台湾の人が働きに来ています。
私どもの業界の場合、台湾はある意味で先進地域だったので、台湾で10年~15年経験を積んだ30代くらいの人たちが、中国大陸で活躍しています。マネージャーやディレクターとして、中国大陸の経験の浅いスタッフを指導したりしています。ウチの会社にも4名の台湾のスタッフがいます。

ウチの会社の場合、北京のスタッフは、日本人の言うことはあまり真剣に聞き入れない傾向にあります。「日本ではこうやってうまく行った」などと言っても、ヨソの国のことだし、違う人種のことだからでしょう。でも、台湾の上司の意見は、かなり真剣に聞き入れます。「台湾ではこうやってうまく行った」などと言うと、そのアイディアをそのままパクろうとするくらいです。
同じ中国人とは言え、いままで辿ってきた歴史が随分違いますし、育ってきた環境も大きく違います。台湾の人は「国語」と呼ばれる基本的には中国の標準語に近い言葉を話すのですが、発音も随分違いますし、業界の専門用語ともなると表現そのものが違います。でも、北京人にはそうした発音や台湾で使われている単語が、新鮮でトレンディに思えるらしいのです。日本語はフツーの日本人が韓国語に感じているような、なんかヘンなワカンナイ言葉くらいにしか思っていないようです。

ウチの台湾のスタッフが、たまたまそうなかもしれませんが、、中華圏では良くありがちな、部下に対する高圧的な態度も取りませんし、声も大きくありません。部下に対しても、私に対しても、丁寧に論理立てて説明します。こうした雰囲気が、私のような日本人にとって、とても心地よいのです。
香港人には、セカセカしたか印象しかないので、またそれとも違う感じで良いのです。

しかも、こうした台湾の人たちが、一般的に親日的です。ウチの会社のスタッフの場合、「日本ではこうやっていた」という話を素直に聞いてくれます。逆に、「日本ではこういう場合、どうしているのですか」などと日本での事例を聞きたがります。北京でまだ売られていないような日本のブランドや商品についても、日本人が抱くイメージとほぼ同じ風に理解していることが多いのです。私とほぼ同世代のスタッフは、日本のアニメやテレビ番組やアイドルなどの話になると、コイツ日本で暮らしていたんじゃないか、と思うくらいウマが合ったりします。旅行や出張で日本を訪れた人も多く、機会があればまた日本に行ってみたい、と思っています。外国ならどこに旅行したいか尋ねて、「日本」と答える北京のスタッフがいないのとは対照的です。

もちろん歴史的にみて、台湾と日本は中国大陸と日本とよりも、関係が濃厚だったから、と言えるでしょう。台北を訪ねたとき、東京の新橋に居るような感覚になりました。単純に日本のコンビニがいっぱいあるからだけではなく、ビルの造りや路地や、街並みそのものが、そんな感じだったのです。
ただ、台湾の人たちのこうした親日的な雰囲気に接すると、20世紀前半の彼らの地域にとって「不幸」と言われている時期が、ほんとうにそうだったのか、考えさせられてしまいます....

いまウチの会社では、台湾のスタッフが、北京のスタッフと私たち日本人との間をうまく調整してくれている気がしています。中間管理職としては最適な人材となっています。これは彼らの文化やビジネスに対する考え方や生活習慣が、北京人(中国大陸人)と日本人の間に位置するからなのかもしれません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.11.24 15:34:51
コメント(2) | コメントを書く


PR

×

Freepage List

Recent Posts

Profile

ぺきんのぐっち

ぺきんのぐっち

Comments

市松 通りすがりですが・・@ Re:究極の(!?)Buz Marketing in China 権力者の有無に関係なくネット掲示板を動…

Category

Archives

2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07

© Rakuten Group, Inc.
X