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カテゴリ:ブランディング・マーケティング
ケータイでは欧米や韓国ブランドに水をあけられた感の強い日本ブランドですが、中国のデジカメ市場では大健闘していると言えるでしょう。都市部では2,000元(2万5,000円)~4,000元(5万円)くらいの高級機種が人気のようですが、ソニー、キヤノンと日系ブランドが人気でもマーケットシェアでもトップ2を不動のものにしています。次いで、オリンパスやニコンも健闘していて、欧米系ではコダックがトップ5に入るといった状況でしょう。
特にソニーは中国市場において、ハイエンドの商品を中心に展開していて、日本市場で新発売する商品を一月と置かずに中国にも持ち込んでいます。価格も日本の市場価格程度に抑えているようです。ソニーはノートPCのVAIOについても、日本の発売とタイムギャップを置かないので、お金持ちの若者には結構人気で、日本と比べてまだ勢いがあるようです。 一方で中国国産ブランドも巻き返しを図っています。 これまでは、聯想(LENOVO)や方正(Founder)などのPCメーカーや、海鴎や鳳凰など光学カメラメーカーが、1,000元台のロウエンド商品を中心に展開しており、マーケットシェアで1%にも満たない状況で、光学カメラ系メーカーは撤退も余儀なくされました。 ところが、最近では聯想(LENOVO)や愛国者(Aigo)あたりが、大型液晶モニタや薄型タイプの特長ある商品を出すようになりました。店先でも、ソニーやキヤノンの商品と肩を並べて遜色無いようになりました(中国情報局)。 ところで、「愛国者」というブランド。英文字では"Aigo"と表記されますが、私たち日本人にはドキッとさせられてしまうネーミングです。北京に本部があり、元々は欧米や日本のPCやその周辺機器のディストリビュータだったそうです。その後、自社開発のPC周辺機器などを売り出した際にブランド名を「愛国者」としたのですから、何とも変な感じがします。この会社は、いまでも北京では強力なディストリビュータでもあり、ライバルと言えるソニーやキヤノンのデジカメも自社ブランド「愛国者」のデジカメとともに店先に並べているのです。 当然小売店名には「愛国者」などとうたってないわけですが、事情を知りたる北京の愛国者は、この店先に並んでいる中国製のデジカメ「愛国者」を思わず選んでしまうのではないでしょうか.... 考えてみれば「松下」が使っていた"National"も、きっとヘンだったんでしょうね、特に英語圏の人たちにしてみれば。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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