ドアと鍵

2020/04/08

久しぶりに、コロナとは関係ない話題を。

引っ越しした家はすこぶる快適である。
まだ荷ほどきできてない箱がいっぱいあるんですけど。

息子らは、生まれて初めて「自分の部屋」を持てた。

これはみんなうれしい。
性格がまるで違うのでよく衝突があるんだが、
前の家では始終顔を突き合わせていて
「自分のスペース」がないゆえにおこる衝突も多かった。

今は双方がそういう険悪な雰囲気になっても、
「自分の部屋に行ってなさい」
と言ったら嬉々として離れていてくれるので
家のみんなの精神衛生が保ててよい。

が、機嫌が悪いと自室のドアをバーン!
と閉める、機嫌の悪い子供がやるお決まりの行動をしでかす。
あまりにもその音が乱暴でうるさいので
「ドアを激しく閉めないで」と何度か注意した後も
一向に改善されないので
「これだけ注意しても改善されないから今度やったらドアを取り外します」
と言ったらやらんくなった。
やっぱり、自分の部屋って、
ドアが機能してのプライベートな空間だもんにゃ。

私も小2の時にはじめて自分の部屋をもらって、
2階ごと一室が私の部屋で、ドアはなかった。
ま、2階だったから、一応プライバシーのようなものはあったが。

引っ越ししてうれしいことは、自室の他にも
「自分ら専用のトイレ」ができたことである。

この新居は、トイレ（シャワーも）がなんと2個もついている。
しかも家の内側に!!!
というのも前住んでいた家はトレイが外庭にあった。
（昔の家はそういうのが多かったんだって）
トイレに行きたいときはわざわざ外に出てつっかけをはいて、
「離れ」のようになっているトイレに出かけていかなければならなかったのである。
慣れたけど、非常に不便ではあった。

「いつか新しい家を買おうねぇ（建てようねぇ）。」
と言っていたとき、
息子らは目を輝かせて
「ねぇ、新しい家には家の中にトイレを作ってくれる?」
と聞いてきて不憫に思いながらも
「もちろんですとも」
と太鼓判を押したものである。
それが2個も。ううう。うれしい。

息子らの部屋に隣接しているトレイは、ドアに内鍵がついている。
引っ越しして2週間足らずであるが、
この鍵がちゃんと使いこなせないで
中に閉じ込められたリ、中に誰もいないのに鍵をかけてしまって
トイレが使いたいのに使えなかったり、
という事件（？）が3度もあった。

そういう時は、ナイフを使って空き巣のように開ける。
しかし、「鍵」のような有難い文明の利器（とほほ）を使いこなせず
いたずらに遊んで窮地に陥っている。ばかものめが。

「トイレを使うとき鍵をかけるのはいいけど、
それ以外のときにいたずらとかで遊んで
ドアが開かなくなってしまったら、
トイレのドアを外すか、鍵付きのノブを取ります」
とまたまた説教。

新しい家は、快適だけど便利な分
新しいルールもその都度作っていかねばならん。

さて、次なるルールは何になるか。

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最終更新日 2020/04/08　06:53:36 AM
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