クレイジーボイス
一昔前のアメリカのお化け番組で「セインフェルド」(サインフェルドかも?「サ」と「セ」の間の発音でお願いします)ってコメディーがあった。日本では、「となりのサインフェルド」って、吹き替え版か字幕でDVDが出てるみたい。でもこれちゃんと原作の面白さそのままで翻訳できるのかなぁ?この番組って、何についてのお話なのか?・・・それは、「なし(Nothing)」である。って触れ込みだったんだが、「なし」というよりは、「全部」と言ったほうがいいのでは・・・、と言ってもいいほど、すごく詰まんないことなんだけど普通に生活していくうえでなんか「引っかかる」ことが満載なんである。この番組は10年以上前に終了したんだが、今もちらりとテーマになる「合言葉」を使うだけでエピソードが鮮やかによみがえる、くだらなさが抜群に面白い番組であった。人と話すときに必要に以上に近づきすぎる人、接客サービスはひどいけどあまりにもおいしいので行列が絶えないスープ屋、チョコレートバーをフォークとナイフで食べる人、みんなが絶賛する映画が嫌いでたまらないけど周りの評価が怖くて公にできない話、自分のことを一人称じゃなくて名前で話す人、何をやってもうまくいかないジョージが直観と真反対のことをやってすごく成功する話、途方もなく広い駐車場で自分の車をどこに停めたかわからなくなる話など、など。主人公のコメディアンのジェリー(独身でけっこうモテる)が、すっごく詰まんない理由でことごとくいろいろな彼女と長続きしないという話がすごく多い。このページにも以前書いたが、別れた理由は次の通り。* 彼女の手が男みたいにデカい* デートごとに彼女が着てる服が同じ* グリーンピースを一粒ずつ食べた* 処女* トイレで紙が切れていた隣の人に自分のを分けてあげなかった* 美乳すぎ(整形を疑った。結局、いじってなかった。)* トイレに落ちてしまった歯ブラシを知らずに使ってしまった彼女とキスできなくなったほかにもいろいろあるけどな。くだらねぇ~。怪獣丸がものすごくウザい奇声を発しながらよくしゃべる。私らが「ウザいからやめて。」と言っても面白がって止まらない。で、一個エピソードを思い出してしまった。その時、ジェリーと親友のジョージは、二人してアホ丸出しの声で会話をするのがブームになっていた。それを見かねたジェリーの彼女が「そのバカな声やめてちょうだい。どうしても続けたいんだったら私はあなたと別れるわ。」と選択を迫られてジェリーはこともあろうにアホ声のほうを選んでしまう…。これ、ユーチューブで探したらありました。怪獣丸の奇声を聞いて、ジジに「サインフェルドのエピソード思い出した。」と言ったらジジがその話をすっかり忘れていて、ユーチューブにあったので見ていたら息子ら二人が面白がって真似し始めた。うもー。・・・マジやめて・・・。