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ちな缶7

ちな缶7

『もう君はいない』

仕方がなかった 別れてゆくのが君のためだと思ったから
びしょぬれの雨にさらされ ただおもいっきり泣いた
二人で見た夢 いくら叫んでも君には届かない
砕け散った心 拾い集めてもきっと何かが足りない

お金を貯めたら一緒に暮らそうって約束
がんばってたんだ せいいっぱい自分なりに
僕からサヨナラしたはずなのに
ひとりになると逢いたくて胸が苦しくなるから

ただ君がとなりにいない それだけのことなんだけど
僕は全てを失くした気がした
ただ君がとなりにいない それだけのことなんだけど
そこらじゅうわからないことだらけだよ

友達からの電話が鳴るたび 今でももしかするとって思うんだ
君といること当たり前と思ってたわけじゃないけど
何もかもわかってあげられなくて
もうサヨナラなんだね


がむしゃらにギター鳴らしてた ただ君のことだけをいつも歌ったんだ
あきれるほど交し合ってた好きという言葉さえ もうどこにも聞こえやしない

散らかった僕の部屋ふとつまずいてコーヒーカップ倒した
僕と君の夢が たくさん詰まってたはずなんだ
あの頃は別れたらどうなるかなんてわからなかったよ
きっと誰よりも幸せすぎたから

もう君はとなりにいない 終らないと信じていた
流した涙は僕だけだったかな
もう君はとなりにいない 今でも一番好きさ
あの日の約束胸に抱えて

ただ君がとなりにいない それだけのことなんだけど
眠れない夜いくつも重ねて
ただ君がとなりにいない それだけのことなんだけど
僕はもう笑顔さえわからない

君のためなら死ねるって誓ったこと 決して冗談なんかじゃなかった
きっと今なら君を幸せに出来るはずさ 君がいればもう何もいらない
あの日のままで


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