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![]() 11文字の殺人・東野圭吾 ☆11文字の殺人・東野圭吾 ・光文社文庫 ・1990年12月20日 初版発行(2007年8月10日 44刷発行) *モノローグ 「無人島より殺意をこめて」 たった一行の手紙を書き終えた「私」の心は深い憎しみに支配されている。 ある日「誰かが僕の命を狙っているらしいんだ」と、女流推理作家の「あたし」に言った彼は怯えていた。「あたし」の問いに「心当たりがある」と答えた彼は、間も無く無残な姿で東京湾で浮いているのが発見された。 恋人の死に疑問をもった「あたし」は、ヤマモリスポーツプラザが主催した「Y島へのクルージング・ツアー」と関係が有るのではないかと疑いを持った。そして担当編集者であり親友の冬子の協力で事件を調べ始めた。 ツアーの参加者は、ヤマモリスポーツプラザの山森社長と妻、娘。インストラクターで有り社長の弟の石倉佑介などスポーツプラザの社員、カメラマンの新里美由紀、役者の坂上豊、竹本幸裕と古川康子、そして殺された河津雅之の11名だった。 このツアーでは、フリーライターの竹本幸裕が事故で死亡、古川康子は行方が分からなかった・・・。 最初に河津雅之、そして「あたし」が話を聞こうとした新里美由紀、そして坂上豊・・・、次々とツアーのメンバーが殺されていった・・・。 *モノローグ 「私」の正体を知ったとき「ごめんなさい」と言ったあの女は、ふわりと崩れ、後は醜い塊になった…。「やはりこの女も、真の答を知っていたのだ」・・・・・・・・「私」の憎しみは消えない。・・・・・・ 山森社長の提案で、Y島へのクルージングツアーに出発した。参加者は、残っている最初のツアーの参加者の他に、ツアーのメンバーに名前が無かったスポーツプラザの社員志津子、「あたし」、冬子。 そのY島で、最初のツアーに参加していなかった冬子が崖から突き落とされて殺害されてしまった。 なぜ冬子が殺されなければならなかったのか・・・。 行方が分からない古川康子とは一体何者なのか・・・。 そして、一体、犯人は誰なのか・・・。 次男が、自分が読み終わった東野圭吾の文庫本ばかり 5~60冊持って来ました。 読み終わった本もかなり含まれていますが、図書館には置いていない本も多く、当分東野ワールドから離れられそうに有りません・・・。 それにしても、東野圭吾と言う人は一体何冊出版しているのでしょう。 その上、主人が、昨秋出版されたばかりの新刊本を図書館から借りてきました。 いつになったら読み終わるのか、永遠に読み終わらないのではないかという錯覚にすら囚われています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.07 13:24:08
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