|
テーマ:読書(10276)
カテゴリ:本
![]() ☆架空犯・東野圭吾 発行所 (株)幻冬舎 2024年11月1日 第1刷発行 「小説幻冬」 2023年3月号、4月号 2024年1月号、4月号〜9月号に掲載分。 加筆修正をし、書き下ろしを加えたもの。 都議会議員 藤堂泰幸の家が燃えていると119番通報が入ったのは10月15日午前2時過ぎ。焼け跡からは、藤堂夫妻のものと思われる2つの遺体が見つかった。 所轄は当初、妻がリビングルームで夫を殺害した後、家に火をつけ、バスルームで自殺をはかったとみて、署長が捜査一課に応援を要請した。 検視官は、妻は何者かに絞殺された後、自殺に見せかけて吊るされた可能性が高いと判断した。 特捜本部が開設され、警視庁捜査一課の五代努が所属する班に出勤命令が出た。 第1回捜査会議で、司法解剖の結果、2人の死因は窒息死で、火災が起きた時には2人とも既に死亡していた。今回の事件は、無理心中に見せかけた第三者による犯行と推定される。夫妻のスマートフォンは焼けこげた状態で、データの再現は難しいなど、これまでに判明していることが報告された。 会議のあとは、それぞれの班に分かれての打ち合わせとなった。捜査一課の刑事五代努は、被害者の人間関係を担当する「鑑取り捜査班」に組み込まれ、所轄の山尾陽介という生活安全課の警部補とペアを組むことになった。 藤堂泰幸事務所に犯行声明文とも脅迫状とも言える手紙が届いた。 「自分は藤堂夫妻殺害事件の犯人である。動機は世間を欺き、人として許されない行為を繰り返していた2人に制裁を加えた。手元には、2人の非人道的行為を証明する物がある。この証拠品を買い取ってもらいたい。金額は3億円。期限までに回答がなければ、夫妻の非道の数々をネットで公表する」という内容だった。 藤堂の娘である榎並香織夫妻と相談。要求に応じないでいると、次は藤堂氏のダブレットから送信されたメールが届いた。 3,000万円を指定された口座に振り込めと言う内容だった。 藤堂家に出入りしていた東部デパートの外商員今西美咲は、藤堂は10インチのダブレットを使用していたというが、見つかっていなかかった。
ペアを組む山尾陽介の態度は、余りにも不審なことが多い。五代は単独で、藤堂泰幸が教師をしていた昭島市にある都立昭島高校の関係者を訪ねた。 <主な登場人物> ♣︎五代努 警視庁捜査一課刑事、巡査部長 ♣︎藤堂泰幸 65歳 政治家一家の生まれ。元都立昭島高校の教師で山岳部の顧問をしていた。退職後、区議会議員を15年務めたあと都議会議員に当選。現在5期目。 ♣︎藤堂江利子 旧姓=深水江利子。元女優。芸名=双葉江利子。藤堂の教え子。山尾陽介の同級生。女優になる前に妊娠。生まれた女の子は養女に出されている。 ♣︎ 山尾陽介 所轄の生活安全課の警部補。五代努とペアを組んで鑑取り捜査に当たることになった。 都立昭島高校出身。高校では山岳部に所属。山岳部の顧問は藤堂泰幸。深水江利子(藤堂江利子)は同級生。大学は工学部金属工学科卒。 ♣︎今西美咲 東都百貨店の外商員。事件当日は娘と2人で家にいたという。生まれてすぐに幼女に出された深水江利子の娘。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <読後感> 「本作品は、「小説幻冬」に連載されたものに加筆修正をし、書き下ろしを加えたもの」だとのこと。話を膨らませようとしたためか、余りにも話があちこち脱線、迷走。 結末は大どんでん返し。 私にはあまりにも不可解なストーリー展開でした。 東野圭吾作品はそろそろ卒業です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026.09.08 13:39:22
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|
|