beninoa

そうこうしているうちに、夫たちが出発してから5日が過ぎ、
私の出発の番。
12月の年末迫る忙しい時期、連日残業、残業でなんとか仕事をこなし、後は上司にお任せ、こんなときに休みをくれる上司に感謝感謝。

前日夜中の3時、夫から電話が入り、パリの飛行場の様子を聞いて、
何処に乗り継ぎカウンターがあって、荷物を流してもらうように頼む
ことを確認。

預け荷物もネットで調べ、面倒がないようにと再度詰め込みなおし、
手荷物も一人で過ごすのに退屈しないように本や、木目込みセットを
押し込み準備万端。

出発当日空港に到着。
夫のときでわかっているので、まず、預ける荷物をＸ線検査に通す。
やっぱり、虫除けスプレーが引っかかる。係りに見せて、ＯＫ。
でも、チャッカマンは、持込禁止といわれた。
ライターなら1つだけ手荷物でも持ち込めるのに、チャッカマンは火を
つける道具だからスーツケースに入れても駄目ですって。仕方なく、書類にサインして、放棄。

次に、キャセイのカウンター。
旅行会社の友人からも言われていたので、
「今回は、貴方一人旅のように見られるから、必ず、荷物の重量を控えめに、確認しないと駄目だよ」
ネットで確認し、アメリカ行き/経由便は、32キロ2個まで。
私はスーツケース32キロとキャリーバッグ15キロ。十分ＯＫ。

係りに予約航空券を渡し、
私：荷物はコトヌーまで流してください
係り：ハイ
しかし、電卓をしきりにたたき？？？？
係り：お荷物超過分２０万円いただきます。
私：へっ？？？？
　　だって、だって、ネットで調べたら32キロ2個までＯＫだって、
　　ほらほら、見てよ。

印字した紙を見せる。
係り：これは、アメリカ行き、またはアメリカから経由される便の方です。貴方はフランスまで台湾、香港経由ですから、20キロ1つのみです。
私：ガーーーン
どうしよう。20万円払うのもばかばかしいし、、エアーフランスは抜きにして、キャセイ分では？
係り：25キロまで、大目にみても14万円です。
私：ふ～～（最初から難関か）3人の子供と夫が5日前にBENINに出発して、子供が日本食が恋しいというので、一杯持って生きたいんです。
係り：ダンボール箱を提供しますから、荷物を減らして宅配で送り返しては？最大29キロまでなら、コトヌーまで流します。
私：ありがとうございます。そうします。（泣き落とし成功？）

も～～～う。出発時間も迫ってくるのに、カウンターの脇で、大荷物を広げ、荷物選別開始。
いくら日本料理をするからといっても、ホームサイズで買ってしまった
のが仇となったかな？調味料も減らし、中国旅行で活躍した、一眼レフ
カメラも断念し、フイルムや服も減らし、本、大き目の木目込みセット、
キャンディー、チョコ、キャリーバック、考えられる不要なものは、
置いてゆく。
途中、台湾人の団体旅行者にあきれられていたが、かまっていられない。
選び抜いて１階の宅配所に荷物を持って行き、２個口３６００円普通
なら高いと思うが、先ほど００万円と聞いているので、安いでしょう。
何回も入り口に戻って、Ｘ線検査をとおり、２９キロにして通過。

この時点で、ど～～～ぷり汗をかいていた私。
今度は、手荷物を持っていくと、木目込みセットに入っている、きりとはさみが引っかかり、
係員：スーツケースに戻すか、放棄かどうします？
私：駄目、放棄しません。スーツケースはもう流れてしまった。
係員：では、別箱に入れておくので、また初めに戻ってＸ検査を通り
もう一度カウンターに預けてください。

やっとの思いで税関も通過し、搭乗口。
すぐ、搭乗。免税店も見たかったな～
定刻どおり、台湾に向けて出発。
いってきま～す。