2076380 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

つなげ“希”動力-袖番号96、伊東勉のページ楽天版(更新停止。書庫ログ)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
全て | カテゴライズ未分離 | 雑記ボックス | 社会人野球・総合 | その他スポーツ | 政治について | 雑感・日記 | 私の事、色々と | 対論記事(別名:一人伊東) | 筆者からのお知らせ | マンガ・読み物から学ぶ | 共産党の選挙結果 | 『思いの強要』に向き合って | コメントへのお返事 記事 | プロジェクト-B | 大農・船東野球部+高校野球 | 野球一般 | “変態”を嘲う | ツイッター縫い合わせ。 | 社会人野球2014 | 社会人野球2013 | 社会人野球2012 | 社会人野球2011 | 社会人野球2010 | 社会人野球2009 | 社会人野球2008 | 社会人野球2007 | 社会人野球2006 | 社会人野球1994~2005 | 社会人野球・軟式 | 社会人野球2015 | 社会人野球2016 | 社会人野球2017
2006年06月01日
XML
カテゴリ:社会人野球・総合
 いよいよ都市対抗野球岩手県大会も今日開幕します。今日は、岩手県28チームを自分が見てきたなりに、新聞記事なども参考にして紹介します。なお、
申し訳ございませんが、敬称は略させていただきます。(ないのに気づいたの久慈を書いた後でした…)

盛岡市・フェズント岩手-「おらが町」のチームとも言うべく、複数企業が支え、NPOがまとめる「複数企業型チーム」。泉沢、猪久保、竹下といった元プロ選手が指導にあたる。チームの柱になるのは投手は豊田、打者は大坊といったところか。大学野球経験の渡辺も主軸に入る。チームの熟成には時間がかかるだろうが、強い目的意識で突破していきたい。

盛岡市・JR盛岡-チームが復活してから今年で10年。02、05年には東北大会にも進出した。勤務場所や練習環境に難儀してきたが、その方面のバックアップも進みつつある。投手は本格派の千葉が中心になるだろうが、タイプの違う投手の継投で目先を変えて行きたい。打線は、ナンボかの入れ替えはあったものの、ほぼ同じメンバーで長年たたかってきた。成果を出したい。

盛岡市・オール不来方-01年には東北大会に進出。最後は差をつけられたもののTDKに善戦した。左のエース・徳田亨に右の漆原は健在。高橋がバックアップしてきたが、佐々木の成長も大きい。打線は企業チーム経験者も多く、侮ることはできない。特に小田嶋、小田中の90年高校野球を沸かせた2人に注目したい。

盛岡市・盛岡倶楽部-松田監督がフェズントに移籍。舘澤監督が就任して新たな道を歩みだす。これまで左の高野、右横手の斎藤たよりの投手陣に佐藤、森谷、鷹嘴(嘴-口が正確です。)が加わった。打線は菅原が中心に、一度スイッチが入ると怖い。守備の要も菅原。内野のガッツマン・大槻がムードメーカーを担っているようだ。89年以来の東北大会目指す。

盛岡市・盛友クラブ-ここ何年か、大会をすればベスト8には食いこんでくる試合巧者のチーム。投手は帷子、佐々木健、坂本が中心だが、野手も含めた全体の力でアウトを取りに行く野球をしている。打線も、つなぎの野球を徹底している。主将の松本のプレーは、まさにそれを体現している。高橋秀は岩手県最高齢の62歳で選手登録。地道に裏方こなしています。

盛岡市・盛岡市立クラブ-去年の元JA高橋と熊谷亨に続いて、今年も三浦崇、那須野秀(兄はJR盛岡・淳)と投手もできる好選手を補強。03年の岩手本予選進出以来の目立った成績を残すことができるか。上記選手にこれまでチームを支えてきた吉田の奮闘が見ものだ。ただし、終盤におやっと取りこぼす事も多々あるのも注意。

盛岡市・盛工クラブ-今年できたばかりの新興チーム。今大会は約20人の登録だが、元JAいわての上市に、元不来方?の中井が、23歳以下の選手が圧倒的多数をしめるメンバーをどうまとめるか。注目は工藤。高校選手権岩手大会で、三年次に4本塁打をたたいた打棒でチームの得点力アップに貢献したい。

雫石町・雫石クラブ-残念ながら、都市対抗には不出場。2年前にはベスト4にまで勝ち上がった経験もあるだけに残念。投手は、その立役者の長岡と元JAエースの佐々木が二本柱。打線は今松が軸になることも多いが、全体としてはつなぎの打線。若手もここ数年ポツポツと入部していて、秋の大会以降の活躍が見込まれる。

矢巾町・矢巾硬式クラブ-出来てまだ数年のチームだが、元アイワ岩手の主砲だった清水村を中心に成長の足跡は見せている。投手は川村、佐々木康、広田淳に、外野手登録だが大道が備えていて万全。清水村以外は大物打ちはいないが、ここ数年の積み重ねの成果を出して、一つでも多く勝ちあがりたいところだ。

矢巾町・岩手21赤べこ野球軍団-今年結成されたばかりだが、先のクラブ県大会で爆発的な力を見せ付け、5戦合計67-1で優勝した。佐々木大志の登録外は痛いが、前田、関、川畑に二瓶、野原も投手を務め、万全。打線も高倉を中心に、強い打球を放ち、つなげる打線が脅威。6番の関の長打力も見ものだ。難は17人という少人数。うち3人はまだ中学卒業後1、2年というのに留意したい。

花巻市・花巻硬友倶楽部-都市対抗は不参加。投手は右の森橋、左の伊藤昌がそなえているが、それに次ぐ若手が根付いていない印象がある。野手は元JAの新田が加入。甲子園出場時の仲間の佐々木とでチームを盛り上げたい。主将は鎌田。廃部した岩手東芝の最後の生き残り選手だけに、存在感を秋以降の大会で見せてほしい。

北上市・北上REDS-佐藤組北上球友から変更して2年。郡山BC、水沢駒形との接戦が自信になりつつある。馬力のあるエース斉藤裕を藤代、川村の両若手投手が支える。打線は、及川球、井上、野崎智でチャンスを作り、畠山、小菅のベテランの長打で返したい。高橋利紀はすっかりこのチームの顔とも言える存在に成長した。ムードメーカー斉藤元の離脱は痛いが一つでも多く勝ちたい。

北上市・黒陵クラブ-先のクラブ大会、赤べこに大敗は喫したものの、唯一の失点となる1点をもぎ取り存在感を見せた。大学野球経験者が多いのがプラスになったか。右の小山、大和田が軸となる投手陣。高橋貴、藤村といった左投手陣の復調に期待。黒沢尻北出身者中心のチームだが、大和田、浅沼、八重樫、沢田三義と他校出身の有力選手も加入。上位進出を狙っている。

奥州市・水沢駒形倶楽部-脅威のクリンアップトリオの1人、大坊こそフェズントに移籍したが、これで打線が怖くなくなったわけでは無論ない。深井、新渡戸に次ぐ若手年代のロングヒッターの出現に期待したい。投手は左変則投法の新田が軸だが、先のクラブ大会では佐藤、星、千葉隼、今野、赤間といった若手の底上げに精力を費やした。その結果がでるか。今年こそ岩手一を目指す。

奥州市・オール江刺-03年にクラブ全国大会に出場後、意識高く大会に臨んではいるが、あと一歩のところで涙をのむケースも多く、今年こそはの意気込みも高い。寺長根が中心の投手陣は右横手の高橋金、左の千葉智、リリーバーの佐藤幸と個性派がそろう。打線は富士大出身の藤野、村岡の加入が大きいが、捕手の沼崎光の離脱は痛い。高卒入部選手の成長にも期待したい。

奥州市・前沢野球倶楽部-左の佐藤逸が成長し、エース格に。ベテラン鈴木正も頑張るが、早いところ次世代の成長もほしい。近年の試合を見ていないが、メンバーを大分絞ったのが印象的。変わったところでは鈴木武が両投げというのがすごい。捕手の吉田は、いざというときは自らマウンドへ。一つでも多く勝ちたい。

一関市・一関ベースボールクラブ-一関三星倶楽部から名称変更。99年には都市対抗東北大会進出も果たしたが、そのときからメンバーは大分変わった(中には陸上に転籍も)。及川、小山潤といった投手や、管、鈴木浩、菊池望は東北大会経験者。その経験で菅原聡、高橋弘、小野寺塁といった若手を引っ張ってほしい。

大船渡市・赤崎野球クラブ-ここ2年都市対抗優勝。今年も2大会優勝したが、赤べこの前に苦杯を喫した。エース山本、多田、佐々木慶、古内に移籍の鈴木浩、佐々木隆が調子を上げれば万全な投手陣が出来る。打線はランナーをためてプレッシャーをかけ、点を取りにいく。守備では外野の守備範囲の広さを特に見てほしい。過去、有力企業チームしか成した事のないV3を目指しにいく。

陸前高田市・高田クラブ-今年は、右横手の馬場と左投げの戸羽洋の二本柱で上位進出を目指す。特に去年の都市対抗ではまさかの緒戦負けを喫しただけに、その雪辱は晴らしたい。打線は熊谷駿の加入がチームに好影響を与えている。曲者・戸羽直が控えに回ったのもある意味不気味。若手野手の台頭で波に乗って、クラブ大会で果たせなかった東北大会を目指しにいく。

住田町・住田硬式野球クラブ-都市対抗は不参加。今シーズンは佐々木、野呂と新加入選手も入ったが、特に投手陣に苦しんでいるのが現状だ。エースだった紺野利がケガが元で離脱。今年入部した佐々木がどうその穴をうめるか。今後の大会に期待したい。

釜石市・釜石野球団-かつてはクラブ岩手大会上位チームだったが、部員18人と台所が厳しい。エース・瀬戸が抜け、高堰、平野、佐々木健介、柏でマウンドを守っていく。去年入部した佐藤翔の成長に期待。古川、大倉、大澤といった中堅の選手がチームをどう支えるかも今後の見所にしたい。

遠野市・遠野クラブ-部員は23人しかいないが、まとまりあるチーム力で大物食いを目指す。去年も、赤崎を中盤まで苦しめた。投手はエース格の井手、左の佐々木英にルーキーの三松の成長も著しい。打線はつなぎを徹底し、得点力をつけたいところ。駒形にもいた田代がチーム一の長距離打者。そこにどうもって行くかがカギを握る。

大槌町・大槌倶楽部-大槌倶楽部に再編生後、着実に成長は遂げている。大きな敵は地元の就職難か。これまで平野、那須といった技巧派がチームを支えていたが、今年は本格派の小石も加入。打線は大物打ちはいないが、チャンスを的確につかみたい。チームの体制は年々強化されている。あっと驚くサプライズを起こせる可能性はある。

宮古市・宮古倶楽部-一時期は企業チームもうならせる堅守も見せた好チーム。メンバーが大分入れ替わり、吉浜、川口がベテランと呼ばれるチーム編成になってきた。毎年、少人数ずつながらも若手が入部し、それが機能しているのが強みといえる。力押しで勝てるチームではないものの、ロースコアゲームに活路を見出したい。

久慈市・久慈クラブ-一時はその爆発力で岩手の野球を席巻したが、ここ2年は木製バット野球の移行に苦しんできた。一時チームを離れていた選手が次々復帰、新戦力も多数入り、再び活気を取り戻すことが出来るか。その新戦力の中から宮城建設から移籍の新田、高卒の小向が存在感を示している。川代泰の復活とあわせて「復活元年」にすることが出来るか。

二戸市・福高クラブ-福岡高校出身者で編成するチーム。まとまりある投球を見せる小坂に、長身山口、上位進出時の投手の福田、槻木澤が投手陣を支える。真下もキレのある速球を持つ。打線はなんといっても脅威の打撃力を持つ元アイワ岩手の4番石輪孝。この石輪に、各選手が工夫を凝らしてつなげていきたい。

一戸町・一戸桜陵クラブ-長い歴史を持ち、選手個々の能力は侮れないものを持つチーム。選手の集合力の高さはやはり、長く培った歴史なのだろうか。ここ何年か、詳しく試合を見ていないが、若手選手も多く試合に出ているなという印象がある。投手の寺沢は馬力があり、打者としても期待できる逸材。チームとしての力になれば旋風も期待できる。

九戸村・九戸クラブ-都市対抗は不参加だが、クラブ大会では赤崎から一定の成果を上げることが出来た。ルーキー田澤は、その試合で投打共に見せ場を作った。このほかにも、年に2,3人くらいは入部してきているだけに、場数さえあれば、それなりに力を出せるのではないか。九戸村内の学校と連携できたら面白いと思う。(色々壁はあるけどね…)


 …と、とにかく駆け足で私なりに岩手のチームをウォッチして見ました。繰り返しますが、私伊東が直接見たのと、岩手日報、毎日新聞岩手版をもとに組み立てた記事ですので、そこの部分は踏まえて読んで頂けたらな、と思います。完成した時には、もう都市対抗岩手大会も開幕しますが、岩手の野球はこんな個性はチームが顔を揃えてやるんだよ、というのだけは示しておきたいと思い、記事を書きました。どうぞ、週末のレジャーは岩手の野球場でお過ごし下さい。
 大体1000円で入場料とパンフが買えると思います。両球場とも、余裕のある方は公共交通機関でのご来場をオススメします。詳しいことは、岩手県野球連盟に問い合わせてみてください。

最後に…いつものやつ行きますか。
頑張ろう、岩手の野球人。
では、失礼します。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年06月02日 09時58分32秒
コメント(3) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.