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つなげ“希”動力-袖番号96、伊東勉のページ。

2012.01.27
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カテゴリ:雑感・日記
 おそらく、ブログオリジナルの記事は今年はじめてとなると思います。
 しばらくツイッターからの流用で記事を形成していましたから。ったく、自分でPC持っていないくせしてやることがよ…って、自分に愚痴りたくなりますね。
 しかし、昨日見たドキュメントには考えさせられるものがあったので、ここにて紹介します。

 BS世界のドキュメンタリー|勇気ある証言者 ~ボスニア~

 1990年代に起きたユーゴスラビア紛争の中で起きた集団レイプに対しての裁判を取り上げたものです。いわゆる“戦時性暴力”というのは従軍慰安婦問題など、大きい紛争あるところに絶対といっていいほど起きているものです。その“行為”の“目的”は「兵士の“衝動”が押さえきれないから」とか「レイプする事によって相手の尊厳を奪う」とかあるようですが、近年まではこの戦時性暴力に関しての関心が低かった、と番組中の関係者が語っていました。
 ま、要は「戦争には付き物だ」、と(怒)。

 そんでも、自分たちが受けた屈辱を、その実行犯にしっかり罰を受けてもらおうと-報復などの懸念はあり、本人たちも悩んだようですが-16人が法廷に立ち、証言しました。
 レイプというのは「魂の殺人」とも言われます。
 先にも書きましたが「人間の尊厳を奪う」行為ですからね。
 別な言い方すれば「服従(※1)の強要」。

 こういうレイプの事件あると、その加害者というのは大抵こう言うわけですよ。
 「相手が誘ったんだ。」
 今回テレビに出ていた容疑者(当時)もそう語っていましたね。

 検事側も「最後までどうなるかわからなかった」という、双方合わせて6000ページにも及ぶ証言の末出た判決は、懲役12~28年。彼女らのたたかいが、結果として報われた。本当によかった…ですまないもうひとつの現実がありました。

 もう一つと言いながら二つになりますが、一つは「裁きを受けない人が多い事」。訴え出ても「相手の居場所がわからなくて」という類の言葉ではぐらかされて…。もう一つは、この事件で被害を受けた方たちが「こういう事があった」という版書を持って当地に行った所、多くの地元住民が待ち構えていた事にびっくりした。彼ら、彼女らは何を言っていたと思う?「もう昔のことだ、忘れろ」と女性。「今ここに来れるという事は、いい思いしているからだろ」と男性。

 正直、唖然とした。

 こういう言葉吐けることに。

 そして、卵や石を投げつけられて、被害者が去っていった。



 もう一回言いましょう。

 唖然。

 今回のタイトル「取り返した部分と、それでも、の部分と」とつけました。
 彼女らの受けた傷にはとても及ばないけど、それでも一定の“取り返し”はできましたが、その一方で「それでも」と言いたくなる事態も、また続いていたのです。
 いわゆる“逆ギレ”ってやつですか。

 こういう性犯罪というのは、いわゆる“本能”と併せて語られる事も多いのですが、そんでも気をつけて見ていただきたいのは“人間の尊厳”って部分です。今回の被害者は、その多くが家族を殺されていた方たちでもあります。実際の殺人にしても、魂の殺人にしても大きい傷は負うんですよ。そして、それは助ける事のできなかった人間も同様です

 人間どうしても弱いのは、俺自身がよーく知っています。
 だども、それを“立場の弱いところで『補う』”事の愚かさを、もっと考えてみてもいいのではないでしょうか。
 この番組は、リンク先でも書いてあるように有料でオンデマンドで見られるようなので、多くの方に見ていただければ、そして、考えていただければ、と思います。

 今日も拙稿お読みいただき、ありがとうございました。

※1-こんな言葉すら生ぬるい。






Last updated  2012.02.23 00:10:19
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