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2012年03月25日
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 大阪維新の会の「維新塾」が開講した。論壇の中には『ただの資金集め』という声もあるが、これは(恐れはしないが)重大な動きと見る。

 理由として、政治は議員・立候補者だけがするものではなく、実務取り仕切る人、有権者の中に入り意見を広める人…様々な役割を担う人が必要になる。その人材集めに本気になった表れ、と見る。
 今回参加した約2000人がどこまで残るか分からないが、多くの運動員を作り出すことは間違いない。中国で起きた文化大革命における“紅衛兵”づくり。
 橋下氏は次の政治戦を一大決戦と位置づけているらしく、鼻息が荒いが、彼らが訴えている制作や行動を見れば、どこに政治の方向を持っていこうとしているのか見えるのではないか。そして、見えた光景からは、維新の会とそれに連なる勢力が、決して“改革者”ではなく、ただの“収奪者”であることは明白ではないか、と思う。

 橋下氏や維新の会が積極的に進めてきたのは何だったか。その大方は最低限の生活・存在を保証していたものを「既得権益」となじり、強権的圧力を持って奪った事ではないか。
 そして、彼らが進めようとしている政策はなにか。要は“力のない奴は隷属化しろ”と。競争で人を煽り立て、ついていけない人は“オエライサマノイウコトニシタガッテドレイトシテイキロ”というもの。「上に上り詰めたい」行動力、「下に落ちたくない」行動力が世の中活発化させるのか知らんが、その様子がムチで奴隷をひっぱたいて遮二無二働かせているようにしか見えないのは気のせいか。

 彼は自分の意見に従わないものに「なら選挙に勝てば」と言い放つが、盗人にさえ三分の理があるのだから、一般に過ごす人たちにはもっと多くの“理”があるはずだ。選挙で勝てば好き勝手していいわけじゃない。現実にある現象にどう向き合い、合意形成図っていくか、というのが政治の役割なはずだ。

 ところが、この行為は実に面倒くさい。手間隙かかるし、それぞれの利害調整だって簡単ではない。だからスパッと竹割ったようにいかない様子に苛立つ人が多いのもわかんなくはない。
 ほんでも、多くの人の利害付き合わせて物事ルール決めるというのが議会の場だ、というのをわかれば、それなりの見方というのがあるはず。
 あんまし「昔に比べれば」的な言い方はしたくはないが、議会で合意形成を図る、という努力をしなくなってきたな(今の「民自公」だけというのでなく)というのを感じる。誰それに勝てばいい、というここ数年で政界に身に付いてしまった思考回路が、異なる意見に対しての許容力を失わせ、意見の先鋭化を生んでいる、といったら言い過ぎか(※1)。

 橋下・維新の会だけでなく、最近“力”を持っている人が、その力を発揮する方法・手段として「構成員に対して居丈高に出、ビシバシとムチで叩くように言うことをきかせる」…ま、様々な恐怖感を利用して物事進めようとする様子は、多少賢いのかしれないけれど、人の持つ力を信頼できず、かつ力の引き出し方を知らないという意味において“無知”と言わざるを得ない。
 そう言っているそばから、今度は『メタボ検診受診率の悪い所にはペナルティ』というニュースが流れてきた。ああ、あほくさ。悪循環じゃないか。ここでも内情見ない“ムチ”が、現実を殺していく…。

※1 茨城県取手市長による共産党議員に対しての「地獄に落ちろ」発言もありましたねぇ(怒)。





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最終更新日  2012年03月25日 20時45分06秒
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