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カテゴリ:カテゴライズ未分離
日航の労働者の解雇が行われて2回年を越した。当時の稲盛会長はじめとした経営陣は様々な理由をくっつけて多くの労働者の解雇を強行したが、後の裁判で稲森氏自ら「する必要はなかった」と語っている。
労働者関連でもう一つ。 昨日の国会で通された「改正労働者派遣法」。数年前の派遣村発生の教訓を酌まず、労働者の保護を取っ払った中身を『民自公』の枠組みで押し通してしまいました。「これでもなまぬるい」のみんなの党を除けば、反対したのは共産党、社民党しかありません。 日航の件に関しても、派遣法の件に関しても。最近の一部経営者は労働者をちり紙か何かと間違えてちゃいないかい? “必要”な時にこきつかい、それがなくなりゃポポイのポイってか。 あんなぁ、俺たちゃ労働者もなぁ、仕事場の都合だけで生きているわけじゃなくて、家族がいて養わなきゃなんないべし、地域社会の中にも生きているから、その関わりだって無下にできない。そんな中で飯食うために仕事場に雇われて、一日の内の少なくない時間を経営者の意の基に動くわけだ。 経営者ったって、一人じゃできることは限られているわけで、どーしても手となり足となり…て人は必要でしょう。そこ考えりゃ責任の重軽こそあれ本来は同じ目的にむかう仲間でもあるわけなんですが。 こういう構図を見ていると、思うのは経営者の視点が仕事と利益、どっちに重きをおいているか、考えさせられます。 「仕事するには人が必要だ」と、雇用の維持にも真摯に取り組む人もある一方で、へそくり(内部留保)ためこんでいてからに、単年度赤字が出ると株価に影響するからと、草を刈るようにクビを切る経営者も存在したりします。後者の方が覚えめでたく思う風潮もあり「経営“苦しい”」→「クビ切りゃいいや」→パトロン(株主)に「うむうむよくやったぞ」というコンボが成立させられています。 そうやって甘やかせてきた結果、労働者守るルールがシッチャかメッチャかにされてしまい、今や「より安上がりでないとやんた」とばかりに、労働者の雇われ方に対するダンピングが起きているわけです。それを象徴している一場面が文頭に紹介した記述です。 今朝(29日)の赤旗には、ソニー仙台期間社員の雇い止め撤回のニュースが一面大見出しに載っていました。このたたかいの勝利の原動力は労働組合に結集して団結してたたかい抜いた、それにつきます。裏返せば、利益を追求する側からみれば、邪魔なのは「たたかう労働組合」の存在。日航労働者の件でもその様相あります(JRがやったような労働組合の中心人物の排除)し、派遣労働者を多くしていたいという底には、組合の組織率が低く、条件面などで言うことを聞かせやすい目論みがあるものと思われます。 既に(“前衛”的な部分では)少数勢力化させられ、同じ労働者の立場なはずなのに、労働組合の活動に悪罵を投げつける人も多くいたりもしていますが(行動原理に関しては後述)労働者の生活、さらに広く見れば「もうけ第一主義が歪める社会」をこれ以上ひどくしないためにも、この“戦線”大きくしていかなあかんな、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月29日 09時28分44秒
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