つなげ“希”動力－袖番号96、伊東勉のページ楽天版（更新停止。書庫ログ）

　今晩は。今日も曇天でジメジメずう天気でした。
　皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。
　段取り組んで行動したつもりでしたが、それでも「やらないよりは～」レベルで、何とかカンとか日程をクリアする、という状況です。そんな状況ですが、タイムラインお付き合いよろしくお願いします。

　今日から山田町議選も始まり、木村洋子さんが２期目を目指して立候補しました。以下に共産党岩手県委員会ＨＰから山田民報を紹介します。

　日曜日から始まっている陸前高田、釜石両市、金曜日から始まっている岩手県議会各議員選挙と併せて、一番のキーワードは「東日本大震災からの復興」、それを阻害する安倍政権の苛政とどう闘っていくか。それが問われる政治戦になっています。陸前高田は藤倉泰治さん、大坪涼子さん、伊勢純さんの三人が立候補しました。陸前高田の状況は共産党岩手ＨＰ陸前高田市のページに詳しく。拙稿でも多々触れていますが、高田は街の機能を為す所を根こそぎやられてしまい、そこからの復興はかなりの労力を要します。今は仮の状態で生活をしていて、そこから先をどうするか…悩む方も多くいます。真に大震災が生んだひずみというか、ゆるぐなさというか。それを感じます。

　それは釜石も同じです。中妻や小佐野地域が無事ではありましたが、大町や鵜住居、両石が壊滅的な打撃を受けそこからの復興も簡単ではありません。そして、釜石は「大震災被災地」意外にももうひとつ、気にかかるものもあります。それは「岩手の中で戦争時一番の被害地」であった、という話。

　大震災の前の話。
　労働組合などの共催で「釜石平和ツアー」が行われ、それに参加してきました。千田ハルさんの体験談とそこにあった展示物を合わせて見て、リアルに怖さが迫りました。ひとつイメージしてください。大人の腰あたりまでの高さに直径20cm位の円筒的物質。それが「厚さうんｍの鉄筋コンクリートを貫通する」くらいの速さで飛んでくる。当然、こんなの当たれば、人間はひとたまりもありません。

　現盛岡市議の高橋和夫さんは、先日の演説会で出身地釜石の艦砲射撃に触れ、「犠牲になった人が広場で火葬されていた」様子を話されていました。いったん戦争が始まってしまえば、その“火”は限りなく飛び散ってしまいます。その実証のひとつが釜石の艦砲射撃。ところが、その釜石で戦争法案の撤回・慎重審議を求める意見書の審議が行われましたが、なんと共産党の菊池孝さん、坂本良子さんともう一人以外は全員が否決に回るという事態が。戦争が起きればこういう被害受けるという辛酸浴びた所の議会が、この反応では…と、愕然としました。

　国政は地方選挙とは関係ない―こういう意見はよく聞きます。それに対しての解答は、庄子春治盛岡市議が８月11日に語っていたことを参考にすればいいでしょうか。
⇒【８月11日・庄子議員の訴え抜粋】
「戦争法できたら行かされるのは盛岡市民の子どもや孫たち。盛岡市が自衛隊募集に協力してる。盛岡市民の子や孫が、戦場に連れて行かれても関係ないというのか。憲法順守義務が公務員にある。議員が憲法を自分の都合で壊す政治にものが言えなくて市民の代表と言えるか」

　…ということです。その気迫にぞっときましたね。
　戦争法案然り、その他の苛政法案然り。
　安倍政権の行う「棄民政治」には、その時々で行われる政治戦できっちりとした回答を示す必要があります。自治体政治も、国政も、誰が市民・労働者の利益のために動いているか。

　そういう意味でこの項に名前を記した陸前高田の「藤倉泰治」「大坪涼子」「伊勢純」、釜石の「菊池孝」「坂本良子」、山田の「木村洋子」各氏を、この一文を読まれた皆様の選択肢に入れていただくことを望むものです。以上語りましてこの項を終わります。

ＰＳ　いつの間にか奥州選挙区の千田みつ子さんがＨＰ作っていました。皆さん寄ってください。

ＰＰＳ　今回拙稿の文内で紹介しきれなかったサイトを以下に。
共産党岩手・釜石のページ
釜石市戦災資料館のページ