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2017年03月26日
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カテゴリ:私の事、色々と
改めて今晩は。今日は野球に関する記述を二題記して参ります。

 まず最初にWBC。結果はアメリカの優勝、日本は準決勝敗退となりました。アメリカ戦は僅差に持っていきましたがあと一歩届きませんでした。準決勝の壁厚く。世界一奪還も楽じゃないですね。確率性の高い手段で点を奪い、高い防御力で守りきる“スモールベースボール”を武器に戦ってきた日本代表ですが、野球のもうひとつの特性「点取りゲーム」を考えると一撃大量点の機会とな長打も必要とも。

 拙稿では幾度か紹介してきたスコアラーの志田宗大君もその指摘をしていました。彼は中学卒業以降の選手キャリアを仙台育英高校→青学大→スワローズと過ごします。高校では1年からレギュラー、下位指名で入団したスワローズでも台頭した所で運命のレギュラー争いが起こります。

 相手は早稲田大から入ってきたばかりの青木宣親選手。私は感覚的に「勝った方がリーグ有数の野手に。同時に選手生命をかけたものになる」と。結果はシーズン200安打を記録した青木選手がレギュラーを勝ち取り、志田君は控えの立場を覆せないまま選手生活を終えます。
 しかし、野球を学ぶには絶好の環境に身を置き、研ぎ澄まされた野球観はスコアラーとして発揮され、日本代表に選出されることになります。その後の奮闘ぶりは多くのマスコミで取り上げられた通りです。

 私自身もスコアラーの位置にもいたので志田君の頑張りには思う所も。
 JABA未登録のスタッフとして赤崎クに身を置いていますが、2005年に唯一スコアラーとして登録。「大船渡農高唯一の都市対抗県優勝経験」はこの年に経験したもの。病気になってからは無理が利かなくなってしまいましたが、以前は時間が許す限り幅広く試合を見て選手の特長を頭に入れていました。

 技術云々を見る能力は私にはないので、私が見るのは「実際グラウンドで起きたこと」を。そこにマスコミ報道などで伝えられる情報を組み合わせ。最近はマスコミの文量も減り、選手情報の基礎になる高校野球の情報もつかむ余裕がなく、加えて体調の変調で寸前の試合しか偵察ができなくなってしまったので得る情報量は減ってしまいました。
 それでもグラウンドに立てない自分が役に立つのは、グラウンド外で選手が戦う舞台を整える。後ろから後押しする。勝たせることはできないけど、負けさせない支えになることはできる―その思いで約20年、裏方という立場で戦ってきました。

 その中で、一番の「冥利」経験をお話しします。

 2008年の夏に栃木県足利市で行われた東日本クラブカップ大会。赤崎クはNTTマークスに敗れクラブ選手権への出場は逃しましたが、須賀川クとのクラブカップ出場戦を制しこの大会に進出していました。初日は一回戦4試合。第1試合は全宇都宮(いまは活動休止)がオール苫小牧に勝ち、第2試合は赤崎クが伊勢崎硬建に1-0で勝利。ここで長距離の遠征と激闘演じた選手は宿舎に帰りまして、私がトランシス-全日立、全高崎-秋田王冠クの試合を見ることに。

 第2試合まで最高38℃の気温と、猛烈に暑い天気でしたが、第3試合途中から急に雨が降り出し、ペースを立て直した全日立が逆転勝利。
 そして、夕方から始まった第4試合は序盤から乱打戦に。再びの雨天中断で何ぼか落ち着きましたが、暑さも重なり激しい消耗戦に。秋田王冠はエースが欠場し若手3投手が奮闘。その若手を援護しようと凄まじい執念で高崎投手陣を攻め立てます。最終的に高崎が勝ちましたが、登板した4投手に合計約240球投げさせました。
 これだけの投球数を見せられれば、球筋はもとより、マウンドのしぐさや様子など特長をとらえることができます。秋田王冠の粘り強い戦いの凄さに身震いし、同じ東北代表として王冠の分も頑張らなければ…と思いました。

 翌日の準決勝は全宇都宮の勢いに煽られながらも終盤で逆転し7-4で決勝進出(全宇都宮はチームのみんなで見ていた)、高崎-全日立も高崎が接戦を制し決勝進出。いよいよの決勝戦―ですが試合中盤までは高崎がペースを握ります。
 しかし、5回のグラウンド整備後、赤崎が攻勢を見せます。準決勝で一番手強い投手を先発させた高崎は継投策に出ましたがその投手陣をとらえます。そして8回までに13点奪った赤崎クがコールドゲームで優勝を果たしました。
 北関東の強豪を3連破しての優勝―試合後帰宅するときに高崎の方から「昨日最後まで見ていた人ですね」と声をかけられ「しっかり偵察されてしまいましたね」と。自分のやって来たことがひとつの評価をうけた時でした。
 志田君と違い、野球脳に秀でるわけでありませんが、観察し、記録し、それを基に戦い方を練る土台を作る。それがスコアラーの醍醐味と言えます。最近はそれを補助する道具が出てきていますが、基本となる「人」がないと生きない。私の経験にしても、それをまとめ生かす赤崎クメンバーの尽力がないと連動しないし、そもそもは秋田王冠の勝利に対する執念から来る「240球」がなければ投手の特長を認識できませんでした。

 社会人野球、23回目のシーズンが始まります。去年は一昨年の不調からは一歩戻しましたが、目標にする西武ドーム行きには県内2強の江刺、駒形を越え、東北でマークス、富士通、アレッズらを越えないと行き着きません。そのためにできることは一所懸命頑張るということを誓い、項を終わります。






最終更新日  2017年03月28日 13時40分29秒
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