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2017年08月22日
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 今晩は。
 今日も家事を主に1日を過ごしましたが、どーにも晴れ間出ないのがなあ…洗濯物乾かない。干すのに時間食う。悩ましいです。そんで西日本は猛暑とか。何なんだ。
 今日は母親大会の2日目の記述を行っていきます。お付き合いよろしくお願いします。

(アリーナ写真)

 2日目の20日は盛岡アイスアリーナ…今は「タカヤアリーナ」と呼ぶようですが、そこで全体会が行われました。催事は9時半から始まっていまして、参加者送って駐車場からシャトルバスで会場に着く頃には既に郷土芸能・鹿踊りは終わろうかという所でした。
 奇妙だったのがひとつ、タカヤアリーナの会場周辺をぐるぐると「北朝鮮の拉致問題が~」と言いながら回っていた街宣車がいましたが…何を目的として行動したいかが全然見えません。感想語れば「どういう意味でも“薄い”」としか思えませんでした。

(物産展の様子)

 流石に全国大会だけあって、会場回りの買い物・物産展も大規模に行われていました。岩手日報でも大きく扱われ、見開き2ページで特集。この大会の規模の大きさを今更ながらに思い知らされました。
 そして会場に。タカヤアリーナ自体はじめて入ります。花巻農高鹿踊部の鹿踊りは終わってしまっていました。まず行事を盛り上げていただきありがとうございます。フルに見ることできなかった阿呆が言うのも難ですが。

(鹿躍のシーン)

 そして開会行事も始まり、達増県知事、谷藤盛岡市長の挨拶…をトイレの不調で聞けず。何分厳しい日程組んでいたので何もかもが万全と行かず情けない話休み休みの行事参加になったのが実際。体調整え安田菜津紀さんの記念講演から会場に復帰します。いささか情けなくてすみません。
 ここから安田さんの話でポイントとらえながら記述します。

『ポイント1→写真・記事を書くにあたっての「相手の意をくむこと」』
 安田さんの仕事はフォトジャーナリスト。写真と文組み合わせて情報を発信します。陸前高田には関わりがあり、頻繁に訪ねられていますが、その中でひとつの出来事が。被災地のある光景を撮影し、紙面に出た後に、ご家族から「良かれと思って撮ったその写真で傷つく人がいる」と厳しく指摘され、その事から取材・撮影対象者の意を組む事が必要だ、というのを意識している、という話が。
 今はSNSもあり、誰もが情報を発信できますが、相手の存在をくまずに、ただ「自身の落書き帳」にしてしまっている様子も見ます。他人の目を意識して書いているつもりの私もそれがどこまでできているやら。SNSやる上での永遠の宿題にしていかなければ、という意を持ちました。

(16年陸前高田写真)

『ポイント2→非戦憲法“9条”を持つことで得る信頼』
 安田さんは10数年前から定期的にヨルダン・シリアといった中東の国を訪れています。そこで『移動に難儀していたら心配してかけより、道案内+行き先のバス代まで出してくれた』という挿話を。そして『原爆と戦争から立ち直り、他国に攻め込まない日本だから信頼できる』と、その部分リスペクトされての人付き合いがされている様子をお話されました。
 不戦を誓った憲法9条には皮相的な見方もついて回ります。「武力がなければ侵略から身を守れない」というのが主なところですが、戦争に頼らないで社会を回していくというのはこういうふうな信頼関係を個々人間、団体間、そして国家間で築く事が肝心でないかと。
 殴りかかる人でなければ人付き合いできますよ、という意味のこもった「9条」は信頼の証しだ、というのを感じ直した話でした。

(矢巾9条の会看板)

『ポイント3→断たれる生命と“役割分担”』
 安田さんは中東での子どもたちとの関わりを2例語られました。ひとつは病院に入院していた難民の子どもさん、もう一人は同じく難民で避難した10代半ばの女性とその赤ちゃんのお話です。ここでは前者を。
 前者の子どもさんは頭に大ケガを負い入院。避難生活の中で思い出の品は皆なくなり、安田さんが撮した一枚をご家族が喜び、子どもさんも話をするようになってきた…ものの病状悪化し急逝。安田さんは自分が「直接人を救う」位置に居たらと無力感に悩まされることに。その中でNPOの方と話かたりをするなかで『役割分担だ』『自分達は直接難民の方々と関わるけど、安田さんはその場にいて、見たことあったことを伝える事が役目』と話をされて…いま、この道を歩んでいることが「出した答え」なんでしょう。

(安田さん写真)

 役割分担、ね。
 私には耳痛い話。
 大体、体も悪けりゃ精神もヒューズ飛びやすい、一般の会社はどこも採らない、かろうじて自分の状況分かって用事仕事分けてくれる方がいるから、社会と関わり切れずにいる人間。誰かの役に立ててるのか言われたら回答に詰まりますよ。それだけ見てしまったら絶望しか見えない。
 ほんだどもそれでしょげても仕方ないし、絶望だけ見ても辛いので、かろうじてできる物事だけはまずやるべ、と。人のつながり保つ蝶番にはなるべ、ど。それが私の役割分担と思い生きています。安田さんに比べっとすげー低レベルな悩みですが。

(仕事中の夜景)

 以上ポイント毎に記してきましたが…長くなりましたね。長くなるから母親大会のエントリを二つに分けましたがそれでも分け足りませんでしたよ。
 “良ぐ”生きる答え探すために誰もが模索している。一線で活躍している安田さんも、大会に参加している皆さんも。その様子は午後の活動報告でも発言がありました。それ書こうと思ったら徹夜しても時間が足りません。昨日の赤旗では1ページ使ってその様子が。岩手日報でも大体的に。

(高橋さんの歌)

 大会キャッチフレーズは『生命を生み出す母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます』でしたか。(掲載予定の)写真で高橋菜々子さんが歌われている歌詞にもそのメッセージが乗っていました。

 42年前。妊娠中の手術の影響で堕胎を勧められた母でしたが、頑強な抵抗でその声を封じ、私が生まれることができました。昨日、今日と書いてきた通り、自らと子どもたち周りの人と“良ぐ生きよう”と模索する母親の皆さんの様子を目の当たりに。先の安田さんの講演でも10代半ばの女性との交流が話されていましたが、この度出産されたとのこと。会うたびに大きく成長する子どもに希望を持つ母親の様子の一枚。戦争であれ収奪であれ、絶望を生む因子は除いてかないとな、と思いました。

 私の行動がどこまでその助力になるかわかりませんが、知人・友人で“母親”の方はたくさんいます。母親の皆さん含めて、収奪者が好きに振る舞う難儀な社会を乗り越えるために歩き続けることを誓い項を終わります。

PS1→ボイスレコーダーが一秒で途切れていました(苦笑)今回書いた一文はポイントポイントに記したメモを便りに記しましたが、大方が要旨になってしまいました。安田さんの発言殺さないようには気を付けましたが…私の能力不足はご容赦ください。

PS2→来年は高知で開催されます。バスで乗り合わせた参加者の方から「来年もいらしてください」とお声かけていただきました。ありがとうございます。
 ただ、もっと参加してほしい人もいるので…私は?どこでもドアできたら伺います。

(帰りのバスに乗る様子)





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最終更新日  2017年08月23日 22時38分28秒
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