フェズント選手の転籍…4人が移籍した矢巾クの話を聞いて。「岩手 企業チームのその後」「矢巾旋風再び」。
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2015年05月21日
全64件 (64件中 1-10件目) 社会人野球2014
カテゴリ:社会人野球2014
今晩は、伊東です。
しばらく政治戦に構けている内に記述ができないでいた「岩手アマ王座決定戦」と「岩手県ベストナイン」をここに行います。 11月2、3日に行われた岩手アマ王座決定戦。冬に近づきつつある天候に雨天が重なり、日程や敗者戦中止等変更を余儀なくされました。以下リポート記します。 ◆トヨタ東9-1盛岡大 トヨタ東は5回まで盛大守備陣に手こずったが、6回に打線が爆発し大量7点。この大会で社業に専念する佐枝が7回を1失点に抑え完投勝利で“引退試合”を飾った。盛岡大は3回に一度追い付いたが、その後は佐枝の腹座った投球に沈黙。6回の大量点で力尽きた。 ◆富士大5-0水沢駒形 駒形は大学の先輩千葉康から馬場へとつないだが、直後に神宮大会を控え体がキレていた富士大が試合巧者を押し切り、決勝に進出した。富士大は3投手継投で駒形を完封。5回の3点も効いた。駒形は反撃を早めからしたかったが及ばず。 ◆富士大3-2トヨタ東 直後の神宮大会を見据え負けられない富士大が終盤に底力を発揮。7回に1点差に詰めると、8回に外崎の安打から好機をつかみ、逆転。トヨタの反撃を封じアマ王座を勝ち取った。トヨタは菅原の奮闘に6回北見の本塁打などで応えたが、詰めを誤った。 尚、受賞選手は以下の通りです。 最高殊勲選手賞は富士大の濱田祥伍選手。 敢闘賞はトヨタの北見昂之選手。 首位打者賞は林竜希選手。 連盟会長賞は菅原倭投手。 大分遅れての記述ですがおめでとうございました。引き続き岩手表彰選手に移ります。 ◆ベストナイン(敬称略) 投手 菅原倭(ト) 捕手 斎藤修(駒) 一塁 玉川浩太郎(P) 二塁 林竜希(ト) 三塁 北見昂之(ト) 遊撃 羽田野恭平(ト) 外野 千葉秀幸(駒) 村岡康仁(江) 羽藤嵩晃(駒) DH 大谷龍太(ト) 監督 三鬼賢常(ト) 新人賞 吉田幸太(駒) 特別会長賞 寺田翼(JR) 高橋徳朴(駒) 新設。有望な若手に送る賞として今年夏になくなられた渡辺学氏の名を冠にした「渡辺学賞」→小野勝司(ト) これで、今年の岩手県関連の社会人野球についての記述は終えました。94年に始めてこの目で社会人野球を見、95年に直にこの世界に飛び込んで、20年の時を過ごしました。私が応援する赤崎野球クラブは今シーズン、ある程度の成果と、大舞台立つには…の両方を味わいました。 ◇赤崎14年戦績 ・県知事旗 対水沢駒形● ・都市対抗 対一関BC〇 対釜石野球〇 対トヨタ東● ・クラブ選手権 対久慈ク 〇 対宮古倶 〇 対一関BC〇 対水沢駒形● 対盛岡球友〇 対マークス● 対三菱八戸● ・一関大会 対YBC柏● ・毎日秋季 対盛岡倶 ● トヨタに力の差を見せつけられ、クラブ選手権は調子の低下を粘り腰でカバーし東北大会に進みましたが全国には届かず。戦いの場数は踏みましたが、苦しんだ1年となりました。若手・中堅3選手が退部、新人の加入もありますが、その記載は来年春に。1年戦った皆様にはお疲れ様でした、と労いたいです。岩手からの“全国挑戦”、クラブ選手権で駒形、江刺が挑みましたが共に壁に跳ね返され、都市対抗、日本選手権ではトヨタ東日本が代表争いに絡みましたが、東京&大阪ドームには届かず。全国に進出したチームも各地強豪に苦杯を喫し、何とも悔しい1年になりました。 どう対処するか…11月あたりに作った一文では結論保留にしましたが、まずは挑み続けて、必死に食らいつく、しか方法はないかと。そうやって模索する中で機を見つけ出す。格好つけるよりはその方がいいと思います。それは東北レベルでも岩手内でも同じ。勿論ただの根性論でなく科学的な公証踏まえて。 ただ、野球の試合・グラウンドの中の話ならどうとでも対処の利く話です。今年一年過ごす中でショックだったのは、7月に出された「クラブチームガイドライン」が、指針を越えて統制色の濃いものになったこと。他トップスポーツでも「強者への“配慮”」過ぎて他参加者がシラケる事態が起きてますが社会人野球までそういうのにさせてしまうのか(~ガイドラインは地区大会レベルに対応としているが、東京など一部地域では都道府県レベルでも適応)、と思うと、鼻白むものがありました。とは言え長年の議論の末出たものでもあるので、暫くはどう運用されるか、静観的に見ていきます。 2014年は20回目の社会人野球のシーズンでした。今年も帯同している赤崎クラブはじめ岩手県の社会人野球関係者の皆様、お邪魔した先で温かく接していただいたオールいわき(クラブ選手権応援)や福島硬友(都市対抗東北大会でメンバーと懇談)はじめ福島県、東北の関係者の皆様。大変お世話になりました。来年以降は体調面、あるいは任務・家事の面でこれまでのように活動できるかは未知数になっています。しかし社会人野球が人生の柱のひとつだというのには変わりありません。厳しい冬を越えて、また来年野球場でお会いしましょう。 “不屈”は野球でも。 頑張っていきますべ。
最終更新日
2016年10月22日 17時01分24秒
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2014年10月15日
カテゴリ:社会人野球2014
※今回も3日間に別れての記述になってしまいました。まとめてお送りします。
先ずは13日の記事から。 ◆所用一段落したら雨が降っていました。予想通りバテたので、頭使う記事はお休みさせていただきます。代わりに社会人野球の東北連盟会長大会。JABAのHPにはまだ反映されてなく、毎日新聞地方版のウェブからデータを拾ってお伝えします。東北連盟会長大会は、企業、クラブ各カテゴリに分かれ、各県1チーム(福島は事実上企業チームがないので今回は秋田が2チーム出場)ずつ出場。晩秋の東北王者をかけて対戦します。企業は六戸メイプル、クラブは七戸球場で試合が行われました。12日の4試合結果は以下の通りです。 ◆日本製紙石巻5-0TDK 日本製紙石巻は3年目の佐藤が好投を見せ、TDKに勝った。3回に先制すると、4回に一気に4点あげペースを握った。TDKは世代交代の軸になる投手の高橋や二木、佐藤嘉が登板したが、4回に不覚。打線もカバーできなかった。 ◆きらやか銀行12-0自衛隊青森 地元で良いところを見せたかった自衛隊だったが5回まで毎回失点。特に5回の6失点は大きく響いた。きらやか銀は二塁打7本、三塁打2本の猛攻で12得点。投げても3投手継投で危なさを見せず勝ち抜いた。 ◆ゴールデンリバース8-3三菱製紙八戸ク 去年のCC決勝で相対した両チーム。リバースは斎藤が辛抱強く投げて打線の援護を呼び込み、前年のリベンジを果たした。三菱八戸は投手陣先輩格の加藤と尾形が継投したが、2-4で食らいついていたときの9回の4失点が響いた。 ◆東北マークス9-1全白河ク マークスは1、3回に4点ずつをあげ、序盤に先制パンチ。投げては村岡→柳原→佐藤の“準主軸”が継投しも、6回の1失点に抑えた。富岡は本塁打含む3長打。全白河は今年の躍進支えた緑川が攻略を受け、反撃も1点にとどまった。 ─ここまで書いて、13日分の試合結果は14日に書こう思いましたが、台風でコンピューター環境のある所に行けず。ツイッター記載は15日にずれ込みました─ こんばんは。 今日の記事は「東北連盟会長大会」の記述から始めていきます。 13日に青森で行われた同大会2日目は企業、クラブの部それぞれ準決勝、決勝戦が行われました。最初にクラブ、次に企業の部と6試合の結果をお伝えします。 ◆東北M14-0新庄球友 初回に4点を先制。その後しばし膠着状態があったが5回から再び打線が爆発。7回までに10得点を挙げたマークスが7回コールドで勝ち抜いた。マークスは原子、松田元に本塁打。新庄は船山が投打に奮闘したが、試合後半に苦戦を強いられた。 ◆水沢駒形6-1ゴールデンリバース 6回までは一点を争う接戦だったが、7回に駒形が一挙に4点。8回にもダメを押した後は、主軸4投手継投でリバースの反撃を封じた。リバースは岩見が先発に立ち奮闘したが、7回の大量失点が効いてしまい敗退を喫した。 ◆東北M8-1水沢駒形 クラブ東北二強とも目される両チームの激突だったが、集中打を3度浴びせたマークスが、村岡→若松の二本柱の継投で反撃も封じ、秋の王者を勝ち取った。駒形は守備陣の立ち上がりに誤算。3回に1点返した後の3失点は特に効き、予想外のコールドで敗戦を喫した。 ◆日本製紙石巻3-0トヨタ東日本 石巻は木田、トヨタは菅原が先発。5回までは両チームとも0-0で踏ん張るが、石巻は6回に先制。8回には2点を奪うと、4投手継投でトヨタ打線を封じ決勝戦に勝ち上がった。トヨタは捕手が村上はともかく登録投手の厚楽がついたのは…小野に何があった? ◆きらやか銀行9-0JR秋田 前日は快勝、チーム力の底上げもはかりたいきら銀は、4回までに3-0とすると、7回、さらに9回に3点づつを奪い9-0で大勝、決勝戦に進んだ。きら銀の建部に本塁打。JR秋田は今季二度目の東北進出だったが、主な見せ所を作れず、初戦敗退を喫した。 ◆日本製紙石巻10-3きらやか銀行 石巻は初回に6点をあげ主導権を握り、途中きら銀の反撃もあったが5回以降小刻みに点を重ね、終わってみれば7回コールドで優勝を成し遂げた。きら銀は中原が本塁打と三塁打で反攻の素を作ったが、後半の失点も効いて東北制覇はならなかった。 表彰選手は以下の通りです。 《企業の部》 最高殊勲選手賞 薄井貴史選手(石巻) 敢闘賞 中原北斗選手(きら銀) 首位打者賞 岩田祐也選手(きら銀) 東北地区連盟会長賞 山木正博選手(石巻) 《クラブの部》 最高殊勲選手賞 村岡拓美投手(マークス) 敢闘賞 羽藤嵩晃選手(駒形) 首位打者賞 富岡辰徳選手(マークス) 東北地区連盟会長賞 佐々木宏太選手(マークス) 企業の部は事実上「日本選手権予選敗退チーム」が集まる形になりまして。その中で選手権本大会に出場する日本製紙石巻が、調子上げていく最中での優勝となりました。 きらやか銀行は中々「壁」突き抜けられず。まあ七十七銀も苦しみましたからね。今でこそ東北の強豪に名を連ねる七十七銀ですが、その壁を破るには本格的に“狙いはじめて”から数年、都市対抗の代表決定戦10連敗…と辛酸なめてきたわけです。監督は岩手出身の中里君。中々しんどい思うけど折れんなや。直接対戦しないときは応援します(する時は当然勝ちにいく)。 ひとつ気になるのがトヨタ東日本。今回は緒戦になった日本製紙石巻に0-3で敗退。菅原君が段々成長しているようで、高校から見ていた私にとっては嬉しい限りですが、問題は捕手の欄にありました。 「小野、村上、厚楽」と書かさっていましたが、まず一試合で捕手3人は使いません。村上君は今年入社の捕手で、いきなり相手しんどい所ですが出るのに違和感ありません。しかし厚楽君は…さっき「登録投手」言いましたが、いまは野手登録。しかし、捕手やっていたなんてのは聞いたことありません。これには驚きました。 元々トヨタ東は選手数は多いわけでなく、野手はほとんど固定、捕手2人とフィールドプレーヤーの厚楽君しか野手の控えはいません。選手の固定起用は熟練度は増しますが、非常事態時にカバーが利きづらい欠点も。おそらく、捕手のどっちかにアクシデントがあったものと思われます。選手の整備は現場だけでどうにもならないし、以前は阿世知投手が一塁守ったりしていたので、監督の三鬼さんが選手外れたのでしょうが、そこら辺の厳しさを思い知らされました。指名打者含めた守備位置移動で負担軽減は図っていましたが、出ずっぱりの小野君が関わるだけにヒヤリとしています。自分も一応捕手なんで(左投げだけど)気にかかった次第です。トヨタ東の捕手トリオに限らず、お体ばん気をつけてください。ほんに。 クラブに関してはマークス、駒形の“二強”が決勝に。この二強に他のチームがどう追いすがるか、というのは最近の構図です。この部分…野球の強さと、仕事家庭など社会との両立も考え入れると簡単に答え出せそうにありません。ひとつだけそれに近いものあるとすれば「模索し、挑戦しも、歩き続ける。それをあきらめない」。 とりあえず。 これで勘弁してください。 秋も深くなり、野球のシーズンもまとめに入ってきます。岩手ではアマ王座、社会人野球全体でも日本選手権で終わりを迎えます。残った「体動かせる時期」、良く過ごしてください。長文お付き合いありがとうございました。
最終更新日
2016年10月22日 17時05分45秒
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2014年10月11日
カテゴリ:社会人野球2014
今日は。この記事は1日目の記述を5日、2日目の記述を10日に行いました。それぞれ毎の記述をしてまいります。
おはようございます。 盛岡は夜が明けました。これから一連の野球記事を書いてから所用に出発です。前の日は賑やかに過ごして、眠りについたのは1時半。いやはや、でした。今日もよろしくお願いします。早速ですが、昨日開幕した北上市長旗大会の結果をお伝えします。 昨日は北上江釣子球場と西和賀錦秋湖球場で3試合ずつが行われました。各試合の模様をお伝えします。 ◆北上9-0前沢 北上REDSが中盤に猛攻を見せ、継投策で勝負に出た前沢に6月のリベンジを果たした。3回を終わって1-0と接戦。4回から3、2、3点を積み重ねコールド圏内に。投げては吉崎→伊東→高鼻とつなぎ完封した。前沢は左の佐藤も久しぶりに登板したが中盤の失点に泣いた。 ◆黒陵9-7一関 共に成長の期待される黒陵加藤、一関小野寺達が登板したが黒陵は3回までに7-1と大幅に先手を取った。その後一関は5回に4点を挙げるとエース菅原も投入し逆転を狙うが、終盤の追加点を黒陵のエース小山が守り切り、クラブ選手権のリベンジを果たした。。 ◆富士大6-0北上REDS 北上は伊東が先発。優勝候補の富士大学を相手に中盤まで接戦に持って行ったが、7回に2、9回に3失点と崩れ、打線も富士大の3投手継投の前に完封に封じられた。富士大は終盤に伊東を攻略し、ベスト4に進出した。 ◆青葉ク11-0盛岡球友 試合は青葉クラブが3回に4点、5回に6点と二度の集中打で盛岡投手陣を攻略。11-0という予想外の大差で準決勝進出を決めた。青葉クラブの捕手小河選手はもしかしたら七十七銀行在籍だった小河さんでしょうか…。盛岡球友は大量失点の前に沈黙。 ◆水沢駒形15-0能代松陵 こちらも予想外の大差がついて水沢駒形が勝利を収めた。駒形は初回に4点を挙げると、5回に7点、6回にも4点を挙げ、投げては千葉隼から元々は甲子園投手で、軟式では投手として活躍する玉城へとつなぎ能代を完封。能代は一時こらえたが5回以降崩れた。 ◆盛友ク15-13黒陵ク 壮絶な打撃戦で試合展開が5転。黒陵が4回に5点取れば、盛友は7回に7点、両チーム1本づつ本塁打が飛び出した打撃戦は、盛友クラブが最後中屋謙のサヨナラ本塁打でケリ、6月のクラブ選手権大会のリベンジを果たした。黒陵は千田も奮闘も最後は一発に泣いた。 ※「中屋のサヨナラ本塁打」記述の理由→他の長打の場合は1点取ったら試合終了。たとえほかのランナーがホームインしても14点目で終わりのため。ずれていたらすみません。 ─以上の経過を経て1日目の記述を終えました。2日目の記述が遅くなり、10日にようやく完成させました。以下記事をご覧ください。─ まずは社会人野球・北上市長旗大会です。2日目が終わってもう次の週に入ってますが状態ですが、記述はしてまいります。5日に北上市江釣子球場で行われた大会2日目は準決勝、決勝が行われました。 ◆富士大6-1青葉ク 富士大は初回に3点をあげると、途中中だるみもしたが7回に2点、8回にも1点追加。投げては3投手継投で青葉を1点に抑え、決勝に進出した。青葉クは先発した佐藤が中盤富士大を抑え込んだが、打線の援護が9回の1点のみに終わった。 ◆水沢駒形15-3盛友ク 水沢駒形が満遍なく加点し、9回にはトドメの大量7点をあげ、投げては千葉から馬場へとつなぎ逃げ切った。捕手小又も奮闘。盛友クは前日サヨナラ本塁打の中屋謙から中屋祥の兄弟継投で対峙。5回に一度逆転したが後半はペースを持って行かれた。 ◆水沢駒形4-2富士大 3回までは0-0も均衡崩れたのは4回。駒形が一気呵成に攻め4点を奪取。高橋徳から松本利の左投手リレーで富士大に逆転を許さず、13年ぶりの優勝を成し遂げた。富士大は吉名が4回以外は0に抑え、終盤に2点返したが届かなかった。 では表彰選手紹介とまいります。 ▽最高殊勲選手賞 高橋徳朴(よしなお)投手(水沢駒形倶) ▽敢闘賞 吉田将選手(富士大) ▽首位打者賞 椎名潤選手(富士大).545 水沢駒形が13年ぶりの優勝だったのは意外でしたが、クラブ選手権など近隣の他大会に出場することも多く、この間は富士大やオール江刺、佐藤組北上球友(いまの北上REDS)などに優勝を譲っていました。これで参加大会2連続の優勝です。 例年秋田、宮城からも来ていただいていますが、青葉クはベスト4二回目ですか。中々宮城の壁も厚いけど今回はいい経験に。盛友は乱打戦をサヨナラで勝ち抜いた一戦を再浮上のキッカケに。北上の伊東投手もケガの事を考えれば「よくここまで持ってきたじゃ」、です。ただ、伊東昂大君と入れ替わるようにちと深いケガをした選手もいたとかで…秋口、ひんやりとした中の試合になります。くれぐれもお体ばん気をつけてプレーなさってください。野球の部分はここで終わります。
最終更新日
2016年10月22日 17時07分58秒
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2014年10月03日
カテゴリ:社会人野球2014
おはようございます。
岩手内陸部、厚い雲がかかり、東側には晴れ間も見えていますが、雨も降り始めています。知人のめでたい日でもありまして。10数年の付き合いになる頼れる知人を祝福することにします。今日もお付き合いよろしくお願いします。 4日から北上市長旗大会です。かつては「春の大槌、秋の北上」と季節感じさせたブロック大会。当日の朝に製作という慌ただしい状況にしてしまい、しかもサブの球場も把握していないという状態で記事を作ることに。いささか申し訳ない話ですが何とか書いていきます。組み合わせは以下の通りです。球場事の記載はしません。 ・一回戦 A前沢倶-レッズ B一関ク-黒陵ク ・二回戦 富士大-A勝者 青葉ク-盛岡球友 能代松陵-水沢駒形 盛友ク-B勝者 では見所を。 ▽前沢野球倶-北上REDS クラブ選手権予選で対戦したときは前沢が勝利。小野寺徹ら個性派投手陣が継投で目先を変えていく。北上は取り組む視線の高さに反比例し納得の行く戦いができていない。リベンジの場とするか。 ▽一関BBC-黒陵クラブ こちらもクラブ選手権で相対、一関が勝ったが今回はお互い緒戦の状況がどういう力学働くか。一関は若手投手陣に成長の芽。山本、小野寺の突き上げがほしい。黒陵は浅沼や横倉中心に攻勢をかけ、「ザ・エース」小山を援護したい。 ▽盛岡球友倶-青葉クラブ 今年クラブ選手権で東北大会を経験した盛岡球友が宮城県の青葉を迎えうつ。岩銀野球部経験者の奮闘も目立つ盛岡球友だが、木村、小松ら“新世代”の台頭も。更なる進化見せるか。青葉は東北経験チームを破り次年度への糧にしたい。 ▽水沢駒形倶-能代松陵ク 1日目屈指の好カード。駒形は1ヶ月半で4大会のハードスケジュールだが毎日旗はクラブ優勝。一関大会時に奮闘した佐々木、今野やレジェンド新田の存在がカギを握る。能代は戦国秋田で存在感は見せるが抜け出せてはいない。キッカケを。 ▽富士大は前沢倶-レッズの勝者と対戦。例年のパターンだと3年生以下主体でくる事も多いが、優勝候補には変わらない。 ▽盛友クは一関-黒陵の勝者を迎える。黒陵にはクラブ選手権でサヨナラで敗れている。不完全燃焼の払拭を。 ということで北上大会の紹介をしてきました。10月に入り、冷え込んでも来ました。お体ばかり気をつけてプレーしてください。 ◆来週末に行われる東北連盟大会の初戦組合せを紹介します。 ▽企業の部 ・日本製紙石巻-TDK 勝者がトヨタ東日本と ・きらやか銀行-自衛隊青森 勝者がJR秋田と ▽クラブの部 ・三菱製紙八戸ク-ゴールデンリバース 勝者が水沢駒形と ・全白河ク-東北マークス 勝者が新庄球友と 前日までには記事を作れればと思います。 もうひとつ。先週末に行われた中日本クラブカップ大会の結果を記します。 ▽一回戦 静岡野球倶 11-4 Fスピリット 所沢グリーン 8-6 奥伊勢ク ヤマハ発動機 7-6 佐久コスモ 愛工大OB 7-0 T-METS ▽準決勝 静岡野球倶 8-5 所沢グリーン 愛工大OB 3-0 ヤマハ発動機 ▽決勝戦 愛工大OB 7-0 静岡野球倶 クラブカップに関しては後程特集記事を製作します。記事自体もここで失礼します。
最終更新日
2016年11月29日 11時27分58秒
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2014年09月23日
カテゴリ:社会人野球2014
今晩は。今日のツイートは9月第三週の連休に行われた毎日旗秋季岩手県大会と東日本クラブカップ大会の模様をお伝えします。秋の時期の行事と重なり、エントリはしたものの選手の召集に苦労したチームも見かけましたが、勝負の行方は如何に。大会初日の8試合を追いかけます。
《20日・企業の部、クラブの部一回戦》 ◆JR盛岡11-8フェズント岩手 9回終わって5-5の同点でタイブレークに持ち込まれた一戦は、JRが大量6点を奪い、フェズント岩手の反撃をかわし決勝戦に進出した。初回に3点ずつ取り合い、JRが一度逆転。フェズント岩手は9回に得意の粘りを見せた追いついたが、6失点に泣いた。 ◆福高ク8-1釜石 中盤から確実に好機をつかみ続けた福高が、釜石に8回コールド勝ち。投げては高橋ら野手投手陣が釜石を初回の1点に封じた。釜石は後藤、阿部椋の若手投手もマウンドに立ったが福高打線に攻略を許し、打線も先制はしたが2回以降は封じられた。 ◆矢巾ク8-1黒陵ク 黒陵小山、矢巾大道と投手戦も期待されたが、矢巾打線が3、5回に大量点をあげ、小山を攻略した。大道は4回に1点を許したのみ。8回に1点加えサヨナラコールドに持ち込んだ。黒陵は4回に反撃するも、5回の3失点が響いた格好になった。 ◆一関ク13-3雫石ク 雫石は1年前の借りを返したかった処だったが、一関打線が3回までに12点の大猛攻。若手3人+長岡含めた雫石投手陣を粉砕した。投げては今年の2本柱菅原と小野寺が3失点に抑えた。雫石は初回に先制、3回にも2点返したが2度目の5失点が響いた。 ◆ピックアップゲーム 盛岡倶楽部 2=001000100 赤崎野球ク 0=000000000 (盛岡)畠山善-笈川 (赤崎)山本淳-磯谷 ▽二塁打 大槻、笈川、佐々木、畠山善(盛岡) 一ヶ月半ぶりの試合となった赤崎は先発に山本淳一を。山本は9回を完投し2失点に抑えたが、盛岡は畠山が別大会の合間を縫って登板、赤崎打線を完封。打っても自ら二塁打。チームでも4二塁打を放ち、赤崎から金星を奪った。赤崎は畠山を攻略できず。 ◆花巻倶7-6盛友ク 序盤に攻勢をかけたのは盛友クだったが、諦めず食い下がった花巻が終盤に逆転、サヨナラ勝ちをおさめた。森橋、北山は投打にわたっての活躍。盛友は5回までに6-4と先手をとっていたが、終盤にかけて花巻の攻略を許し、惜しい星を落とした。 ◆江刺8-2久慈 共に近隣に上位大会で戦っていたが、江刺が3回までに5点を奪取。藤野、村岡のアベック二塁打も飛び出し、投げては菅原、河内山が久慈打線を2点に封じた。久慈は現時点でのベスト2投手を投入したが江刺打線に攻略を許した。が秋の戦いはいい経験になったはず。 ◆宮古倶9-4一戸桜陵 宮古倶は序盤から一戸主戦穴久保を攻略。4回までに6-1とリード。一戸は5回に2点返したが後が続かず、宮古は終盤更に3点追加。普段は野手の藤岡から畠山とつなぎ逃げ切った。一戸は序盤に攻勢をくらい受け身に。反撃はしたが逆転には至らなかった。 大会初日はこの通りの結果で終え、企業の部ではトヨタの対戦相手が決まりました。赤崎の敗退は言うまでもなく残念。畠山投手は実力は認識も、別大会が次週に控えているので来れないべど思い、ノーマークにしましたが、まさか登板するとは…。 21日はクラブの部準々決勝と準優勝が行われました。 《クラブの部準々決勝》 ◆花巻倶9-0盛岡倶 この試合は盛岡倶楽部が人数揃わず、花巻硬友倶の不戦勝と相成りました。今年新人が結構入りましたが、それでもロースターは多いと言えない盛岡倶が残念な敗退です。次の進路向かう選手もいますがまた来年グラウンドで。 ◆宮古倶7-2江刺 地力は蓄えつつあった宮古だったが、全国進出チームの江刺に大勝。2日連続で番狂わせが起きた。宮古は2回に3点先制。江刺は3、4回に1点ずつ詰めるが、宮古は5回に1点をあげると、7回に再び3点奪い、投げては齋藤が踏ん張り逃げ切った。 ◆水沢駒形4-1福高ク 県内古豪同士の対決は、序盤の攻勢が効き水沢駒形が勝利をおさめたが、福高は別大会(全日本軟式)で全国を経験した東山が奮闘。駒形高橋との左腕対決は見応えあるものとなった。しかし福高打線が9回の1点のみと東山を援護しきれなかった。 ◆一関ク8-1矢巾ク 前日に主戦級が登板した両チーム、他投手の経験値は矢巾が上かとも見たが、一関は3回に一挙5点を奪い、流れを持ってきた。矢巾は南幅→在家とつなぐが、一関は手を緩めず8回コールド勝ち。菅原峻がこれまでのうっ積を晴らす投球を見せた。 《クラブの部・準決勝》 ◆宮古14-3花巻 第一試合がよもやの結果となり、江刺戦に続いての連戦となる宮古がどう戦うか注目されたが、宮古は3回に逆転すると、4回に6点、6回に5点の大量点を奪い、投げては奥が復活ののろしをあげる完投勝利。花巻はベスト4の戦いに臨んだが、2点先制後は苦戦した。 ◆水沢駒形14-5一関ク 試合は序盤から波乱含み。駒形は2点を先制したが、一関はその裏に一挙5点あげ逆転!しかし駒形は3回に再逆転すると、4、5回に7点をあげる攻勢で力の差を一関主戦投手陣に見せつけた。最後は千葉秀幸がサイクル安打を決める本塁打で決着。 以上6試合─実質5試合─を経まして、クラブの部も決勝進出チームが決まりました。いよいよ22日に行われた東北会長旗大会出場決定戦(各部決勝)と毎日旗争奪戦の結果をお伝えします。 《クラブの部決勝戦》 ◆水沢駒形9-0宮古倶 今大会、オール江刺を破ってきた宮古倶だったが、駒形は番狂わせは御免とばかり2回までに6-0の大差をつけ、以降も小刻みに加点。投げては馬場が宮古打線を完封し、貫禄の差を見せつけた。宮古は齋藤、中村と左右両柱を投入も駒形打線を抑え切れなかった。 《企業の部・決勝戦》 トヨタ東11-2JR盛岡 前々日に競り合いを制し、県内王者奪回に前川、寺田を投入したJRだったが、トヨタは2回に4点先制。5、6回にも合わせて6点を奪い、7回コールドに持っていった。JRはトヨタの左腕菅原から6回に2点を返したが、失点が多すぎた。 《毎日旗争奪戦》 ◆トヨタ東11-1水沢駒形 前年は不覚をとったトヨタ東だが、今回は一切のスキを見せず、4回に5点奪うと、6、7回にも5点取り、コールドに持ち込んだ。投げても新人中里→吉橋とつなぎ2回の1点に抑えた。駒形は3回まで競っていたが4回の5失点が基で崩された。 さて、以上17試合すべての紹介を終えました。今大会の表彰選手は以下の通りです。 ◆企業の部 ▽最高殊勲選手賞 菅原倭投手(トヨタ東) ▽敢闘賞 関口和磨選手(JR盛岡) ▽首位打者賞 小野勝司捕手(トヨタ東・10割) ◆クラブの部 ▽最高殊勲選手賞 馬場敏次投手(水沢駒形倶) ▽敢闘賞 北村元樹選手(宮古倶楽部) ▽首位打者賞 千葉秀幸選手(水沢駒形・.667) 以上、駆け足で毎日旗秋季岩手県大会を追いかけて来ました。予想外の事態が次々と起き─殊に赤崎、江刺の序盤敗退や盛岡の棄権─、宮古、一関、花巻が上位の戦いを経験。クラブカップ予選の遠野、久慈、盛岡桜窓と合わせて「撹拌の予感」を感じたものに。一方で変わらぬ強さを見せたのはトヨタ東日本と水沢駒形。各々の戦線を考えると、伸ばしてはいる力をこの両チームを基準にして、互して戦っていくことが、いわゆる底上げに必要なのかな、と思ったりします。その意味でもクラブカップ大会がなくなるのは惜しまれる所です。 公式戦も残すは北上大会と岩手王座(駒形とトヨタは東北会長大会)。バット納めも近くなりますが、まだ試合残している方はそれに傾注を、シーズン終えたチームは色々な意味で語り合いながら、次の戦いに向けて歩きたいものです。以上長文お付き合いありがとうございました。
最終更新日
2014年09月24日 18時15分40秒
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2014年09月22日
カテゴリ:社会人野球2014
改めて今日は。
結構な秋晴れが続いていますが、今週半ばに崩れるという予報が。洗濯物がどは少なくとも明日までには一区切りつけておきたいものですね。今日も宜しくお願いします。 今日は土、日曜日に行われた東日本クラブカップ大会の模様をお伝えします。クラブカップ大会では初のドーム開催となったこの大会には、独自予選を勝ち抜いた北海道2チームと東北3チーム、クラブ選手権予選次点の北関東2チームに秋田予選優勝のゴールデンリバースが出場しました。初日の一回戦4試合からどうぞ。 《一回戦》 ◆大曲BC8-5太田球友 開催地地元の大曲が終盤に逆転、嬉しい一勝をあげた。大曲は6回までに3-1とリードしたが、太田は7回に一気の4点をあげ逆転。しかし大曲は8回に再逆転すると9回にだめ押し。エース田口が7回以外はしっかり抑え完投勝利。太田は山下の本塁打なども及ばず。 ◆札幌ホーネッツ11-4鶴岡ク 中盤まで競った試合だったが、5、6回に集中打を見せた札幌が鶴岡を突き放し二回戦進出を決めた。初回に4点あげ先行も、途中鶴岡が猛追。鶴岡は4投手継投で食らいついたが、札幌の強打に屈した。札幌先発鍵政は7回完投。平にも本塁打が出て好スタート。 ◆トランシス6-5郡山 先手をとったのは郡山。3回までに4-0とリードを奪った。トランシスは5回に追撃の狼煙をあげる2点を奪うと、7回に追いつき、8回に勝ち越し。9回に1点失ったものの4投手継投で逃げ切った。郡山は佐藤が強敵相手に奮闘。ひとつ足跡を残した。 ◆宇大OB11-7ゴールデンリバース 乱打戦も、8回の攻勢で宇大が突き放した。3回までで5-4。その後中盤は落ち着いたが、宇大が7回に1点、8回に5点をあげ、主導権を握った。大阿久、小宮に本塁打、古沢は途中攻勢食らうも完投。前年準Vのゴールデンリバースは8回に3点返すも後手に回り初戦敗退。 初日はクラブ選手権の2日目ほどではないにしろ遅くまでの試合となったようです。ツイッターを見てみると天井にも結構ボールをぶつけたとか。上位大会にしては珍しく1日5本塁打が飛び出しました。金属時代以来です。 こうして夜は更け日が明けて、大会2日目に突入します。 《準決勝》 ◆札幌ホーネッツ7-6大曲BC 地元の声援受けた大曲が決勝までアウト3つ…という所で札幌が逆襲。一気に4点をあげ、劇的なサヨナラ勝ちをおさめた。前半終わって2-1で札幌リードも、6、7回で5点奪った大曲が、本大会進出の貢献者今野の力投であと一歩まで迫ったが届かなかった。 ◆トランシス5-2宇大OB 前日4投手継投で苦戦したトランシスだったが、この日は鈴木が完投。打線も先制+終盤に地力見せ勝ち越し。決勝戦進出を決めた。宇大OBは内田、古澤両投手が踏ん張り、7回に2点をあげ追いついたが、8、9回にトランシスの攻勢の前に力尽きた。 《決勝戦》 ◆トランシス8-4札幌ホーネッツ 中盤まで札幌が主導権掴んでたが、トランシスが7回追いつくと、8回5点の猛攻。最後蓼内(たてうち)が札幌の反撃を切り、優勝の座をつかんだ。札幌は鍵政が終盤まで力投見せるも猛攻に屈す。札幌川田、トランシス岩田に本塁打。し烈な北海道決戦だった。 大会の表彰選手です。 ▽最高殊勲選手賞 伊藤慎一選手(トランシス) ▽敢闘賞 鍵政祥太投手(ホーネッツ) ▽首位打者賞 川田雅哉選手(ホーネッツ、.556) 伊藤選手は決勝の5点に関わったのでしょうか…鍵政投手は3試合登板。川田選手は決勝戦で本塁打を放ちました。 クラブカップに関し今回で終わりになるのは度々言ってますが…特に東日本大会には思い入れが。私の応援する赤崎野球クラブは4回出場し、優勝、準優勝1回ずつ、計7勝あげている思い出多い大会です。 東日本大会は北海道、東北、北関東地区が対象の大会。初回は岩手開催。その後北海道、足利で開催後、10年以降東北地区での持ち回りということになり、同年福島→11年は開催中止→12年仙台→13年青森→今回は大館と開催してきました。 当初は「クラブ選手権の次点チーム」が出場、という形で行われてきましたが、10年から東北、更に北海道も独自予選開催に。色々なデータは、中日本大会が終わってからまとめますが、クラブ選手権の狭い枠でとらえきれなかったチームが、各道県強豪と戦う場として機能したかな、と思っています。東北地区に限れば、各県でも。 一例あげれば岩手。ここ10年は駒形、江刺…そこに赤崎、高田、久慈位でしたか。東北予選に進出したのは。10年以降、クラブ選手権東北出場チーム以外でCC予選大会で争う形式にしたあとは、矢巾、遠野、一戸桜陵が新たに、久慈、一関、福高が久しぶりに東北の舞台で戦いを挑み、矢巾はあと一歩まで行きました。「上を目指せる」戦いがどれだけハリになるか。それ考えると大会なくなるのが惜しまれます。 そういう意味で、西日本大会とはまた違う事情ですが、クラブカップに代わる「代替大会」の整備を考えていただきたいと強く思うものです。 大館に集い、クラブカップに居合わせた皆様、本当にお疲れ様でした。また、前年対戦したトランシスの優勝おめでとうございます。いつか別な大会でお目にかかりましょう。拙稿はここにて終わります。
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2014年09月24日 18時21分08秒
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2014年09月19日
カテゴリ:社会人野球2014
おはようございます。
昨日中に「社会人野球書きます」語っていましたが、所用終わらないわ疲れて寝てしまうわで製作が遅れました。とりあえず、今日の試合の見所を12試合書いていきますのでどうかこれでご勘弁を。お付きあい宜しくお願いします。まずは、今日から岩手久慈地方で行われる毎日旗秋季大会からお伝えします。東北連盟会長大会の予選も兼ねた戦いは、企業3チーム、クラブ15チームで戦われ、各々のトーナメント優勝チームが東北連盟大会に。その両チームが毎日旗をと秋の王者を決める戦いに臨みます。 今日は野田ライジング、久慈市営、種市オーシャンの3球場でクラブ一回戦7試合と企業準決勝が行われます。見所どん。 ◇野田9時頃 釜石野球団-福高クラブ 前年に見せ場は作ったが、今年はまだ波に乗りきれていないチーム同士の対戦。共に攻撃力に一定の力を持つが、強さのタイプは異なる。投手陣は本職同士なら福高に一日の長ありだが別大会の影響も。釜石は無駄なミスを出さずに戦いたい。 ◇野田11時半頃 矢巾ク-黒陵ク クラブカップでは見せ場も作った矢巾に大道、復調気配の黒陵には小山と頼れるエースの存在が。但し矢巾は南幅以外の若手、黒陵は小山以外の投手の再構築という宿題を抱える。打線は黒陵に厚みも出てきたが矢巾にも経験の強みが。接戦予想。 ◇野田13時半頃 一関ク-雫石ク 前年クラブカップ東北に進んだ一関は、菅原、山本等の地力を踏み固める戦いにしていきたい。シーズン途中に台頭した若手野手陣にも注目。雫石は平沢、李沢、兼平が経験を積んできた。1年前は大敗だった相手に今回はどう向かう。 ◇久慈9時頃 赤崎ク-盛岡倶 クラブ東北の戦いで野球の向き合い方、姿勢を問われた赤崎はリスタートの場。自分たちで道を切り開くポジティブな戦いを望む。盛岡倶は笈川や佐々木など全国を知る選手がチームをどう後押ししていくか。武田、高野、斉藤以外の投手の成長を。 ◇久慈11時半頃 盛友ク-花巻硬友 盛友は都市対抗で遠野、クラブ選手権で黒陵に敗れるなど伸び悩み傾向。ポテンシャルはこんなものではないはず。逞しさ見せる“二刀流”武田に続きたい。花巻は野手投手陣が奮闘する場面もあるが、森橋の後継になれる柱の成長を。 ◇久慈13時半頃 久慈ク-江刺 共に先頃の上位大会では苦杯を喫してきた。クラブ選手権帰りの江刺は今年随所に見せた「不完全燃焼」をどう乗り越えるか。久慈は久しぶりの上位大会も代表決定戦を僅差で連敗。共に上位大会で「戦いきる」ための課題を見つけ、クリアしたい。 ◇洋野種市10時頃 一戸桜陵-宮古倶 クラブカップ予選では「東北行き」の好機だったが共に決定戦に進めず。子の試合を現状把握の場としたい。一戸桜陵は穴久保、宮古は佐々木の今年台頭選手がどういうパフォーマンスを見せるか。それを支える深田峻、齊藤の二本柱投手と併せて注目。 ◇洋野種市12時半頃 JR盛岡-フェズント岩手 日本選手権では共に初戦敗退。まずは県内最強豪のトヨタに挑む挑戦者を決める。JRは前川、寺田に田上の三本柱。一方P岩手は若い右投手陣を歳上の左投手陣が支える。打線は甲乙つけがたいがJR宮、P岩手三浦の出塁がカギになる。 …というわけで駆け足で岩手県毎日旗秋季大会の紹介をしましたが、今日はもうひとつ、秋田県の大館ドームで東日本クラブカップ大会が行われます。こちらも頭の中の記憶のみを頼りに記述して参ります。 ◇東CC第一試合(メモの文字読み取れず。8時半?)太田球友-大曲ク 参加チームで一番近隣の大曲が開幕試合に登場。都市対抗投手の田口もいるが他の投手の進境も。東北第一代表の底力を。太田球友は近年北関東大会の進出も増え、伊勢崎や高崎を猛追。存在見せる一戦になるか。 ◇第二試合11時頃 札幌ホーネッツ-鶴岡ク 北海道も独自に予選会を開催したんだ、勝ち抜いたホーネッツが進出。かつては選手権準優勝経験も。道内で先行するしらおいをとらえるキッカケに。鶴岡は地元で行われた予選で第三代表をもぎ取った。久しぶりの東北以上の戦いに腕ぶす。 ◇第三試合14時頃 郡山ク-トランシス こちらもかつては全国準優勝経験を持つ郡山。東北大会勝ち抜いたはいいが決勝戦では屈辱も味わった。その払拭を図りたい。トランシスも企業チームとも互してやりあう力は持っているが、道内の狭き門に阻まれている。次のステップに。 ◇第四試合16時頃 ゴールデンリバース-宇都宮大OB 前年は当大会を準優勝で飾ったリバースだが、選手権予選はまさかの初期敗退。地元県開催でリベンジの優勝を狙う。宇大OBはエースの山崎が奮闘中。北関東戦線のなかで存在感も見せるが、連戦対応力を増して結果も残したい。 残念なお知らせひとつ。私伊東勉はこの両大会共に向かうことができません。初旬の関東行き以外にも、病院の検査代が思ったよりかかりました。久慈地域にも大館にも行く力はありません。本当に申し訳ございませんでした。なので居住地で寂しく結果を待っている事にします。 大会に臨まれる皆様、お体ばんお気をつけて、あと天気の変化も気を付けて(大館ドームでも野球以外で変化あり)お過ごしください。岩手県毎日旗秋季大会&東日本クラブカップ大会の記述を終わります。お付きあいありがとうございました。
最終更新日
2014年09月24日 18時23分20秒
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2014年09月16日
カテゴリ:社会人野球2014
今日は、伊東です。
社会人野球、今週末に岩手秋の、そして全県的な戦いとしてはシーズン最後になる毎日旗大会が久慈地区で行われます。また、秋田大館ドームでは東日本クラブカップが行われます。両方共に組み合わせは手に入れていますので、木金あたりには紹介できれば、と思います。 西日本のクラブカップ大会結果に関しての記述を起こします。 【第7回西日本クラブカップ大会結果】 ◇一回戦 てるクリニック 8-1 徳島倶楽部 関メディ 19-1 八代レッドスター 滋賀高島ク 8-5 MSH医療校 BANク 1-0 山口防府 ◇準決勝 関メディ 7-6 てるクリニック BANク 4-3 滋賀高島 ◇決勝 関メディ 5-3 BANク まずは優勝が関メディ学院ですか。かつては岩手社会人・宮城建設でも投げていた栗田雄介投手が一時在籍していた所。専門学校ではありますが中々侮れないチームであったりします。 ※栗田雄介投手経歴⇒千葉工大→宮城建設も活動停止→近鉄バファローズ→球団統合でオリックスバファローズ→関西メディ→台湾球界→NPB球団打撃投手(マリーンズ?)。ちなみに宮城建設で同期の小山内大和投手も四国IL→北信越CL→タイガース打撃投手。 ベスト4の3チーム。 クラブ選手権に出たビッグ開発を追いかける九州勢。大分のBANクは防府、滋賀高島を破って決勝進出も関メディに届かず。沖縄のてるクリニックは徳島にコールドも関メディに惜敗。数年前のクラブ選手権優勝チーム・滋賀高島は覇権奪回の足掛かりにしたかったが届きませんでした。 初戦敗退の4チーム。去年全国ベスト4のMSHは高島に届かず。同じ中国地区の古豪山口防府は1-0ゲームも無念敗退。徳島倶は全国準優勝の松山に続けず。地道な活動実って初の上位大会進出を果たした八代レッドスターに注目しましたが、関メディに跳ね返されたのは残念です。 西日本クラブカップの対象地区は近畿、中国四国、九州沖縄。かつてはこの「西日本」がクラブ選手権の予選1ブロックだった時期がありました。地域によってチーム数にばらつきはありますが、八代みたいに長年の蓄積を発揮するチームも現れました。ぜひ代替の大会が整備されることを願い、項を終えます。関わった皆様お疲れ様でした。
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2014年09月17日 17時14分16秒
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2014年09月15日
カテゴリ:社会人野球2014
今晩は、伊東です。 試合はNSBがペースをにぎる状態に。場所も近く多くの応援団が来ていた足利でしたが、まさかの番狂わせか…しかしNSBも、元々は中山製鋼という企業チームがベースになっている年季のあるチーム。西原投手(下写真左)はマックス146キロの速球で攻めます。が、試合が一転したのは8回。 足利が高橋悠輔選手の適時打で西原投手を降板させると、その後の一死二、三塁の好機から金田選手の同点打、近藤選手の逆転打、さらにNSB投手陣が乱れ、吉原選手の適時打が出たときにはあわやコールド、まで差をつけました。 終わってみれば全足利の圧勝となりましたが、NSBの戦いは近畿のクラブ戦線に大きな刺激を与えたはずです。そして…第三試合、オールいわき対大和高田クラブ。 ここ数年、近畿レベルでの戦いで跳ね返されて全国に出られていない大和高田。打撃指導に定評があり、NPBの監督経験もある佐々木恭介さんも指導陣に入り、予選をともに圧勝。都市対抗でも企業と互する力を持つチームに、まさに“オールいわき”いわき地区の野球人代表がどう戦うか。先発投手には今回の躍進の原動力・里見投手が先発に立ちました。
―しかし。大和高田打線が初回から攻勢。初回3点、2回にも3点。全国レベルの洗礼を浴びることに。3回途中には遠藤投手と交代。まだ若いだけにこれからの成長を期待したい所です。その遠藤投手が試合を締めなおしましたが、3回終わって0―10。厳しい戦いとなります。
しかし「はいそうですか」であきらめるわけに行かないのは、いわきに関わる皆様すべての気持ち。それが結果として現れたのが4回の攻勢でした。稲川、渡辺、水井3選手の連打で満塁とすると、鈴木選手(上写真右)が外野を抜く長打!2人返って…3人目も突入しましたが、これは惜しくもアウト。毎回三者凡退には終わらなかった粘りが2点となりました。 しかし大和高田にも火をつけてしまい、4回こそ0に抑えたものの5回に5失点。いわきは内野手として活躍していた山田選手が捕手にコンバート、リリーフした本田選手も奮闘しましたが…全国のレベルの厳しさを突きつけられました。
そして6回。4人目として登板した岩崎投手(下写真左の背番号36)が三振を奪うと、7回にオールいわきは代打攻勢をかけます。一番手の太田選手が凡打に終わった後、二番手に登場したのは猪狩捕手。大和高田二番手投手の川崎投手の投球をぶっ叩く!
…打球はレフトオーバー!一塁にとどまったのはご愛嬌でしたが、度肝を抜く当たりでした(写真は8月の東北予選時)。しかし後続が抑えられ、オールいわきの全国挑戦は1試合で終えることとなりました。 別記事でも触れましたが、いわき市も東日本大震災の被害を受け、関連も含めれば458人が犠牲に。沿岸部の直接の被害に加え、原発事故など近隣自治体の被害をカバーする役割も担い、大変な状況だったことと思います。野球をすること自体もゆるぐなかったことと思いますが、それでもグラウンドに立てば…で頑張り、東北代表を勝ち取りました。今後はまた対戦相手として向かい合いますが、このプラス思考を見習いたいところです。 スペースがなくなったので、松山―山梨戦は別項に譲ります。いったん失礼します。
最終更新日
2014年09月16日 00時34分51秒
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カテゴリ:社会人野球2014
後編の記述入ります。 第二、第三試合も熱戦、第一試合はタイブレークの熱戦…で、第四試合が始まったのがなんと7時20分!外は豪雨、雷雨の影響もあり、西武第二球場での開催というわけにも行きません。ドームの中は別世界でしたが、都市対抗野球出場チームの松山フェニックスと、逆転劇でゴールドジムや所沢グリーンを破ってきた山梨球友の試合は始まりました。 前試合終盤にデジカメがダウン。この試合途中にも携帯電話が電力ダウンしてしまい、写真が撮れない状態に。上記2写真はかろうじて電池が残っていたときに撮ったものでした。試合後半のツイートは電話から電池をはずし、30分に一度何とかメールでツイートをするのがやっと。試合は事前の予想をよそに、松山の松井投手のスピードガンでは計れない剛球を山梨打線が打ち込み、投げても山梨のエース、平井投手は企業チームで主戦だった底力を見せ、8回までで5-5。もう西武球場で寝るか(やけくそ)などと思っていた9回、試合が動きました。 松山の川本選手の適時打、さらに押し出しで平井投手がKOとなると、リリーフの鈴木選手から田渕選手が満塁一掃の三塁打。後で知ったことですが、これがサイクル安打を決めた一打でもありました。最後は山梨の反撃を秋山投手が切り、22時15分に試合終了となりました。しかし、山梨球友も多くの人が球場に詰め掛け、にぎやかに選手に声援を送っていました。なお、長年応援されていた方から「どうだ、山梨も応援していかないか」言われましたが、完全に力尽きていたこと、現場との折衝(実は山梨の応援も考えていました)する時間が取れないことで丁重にお断りすることに。いずれ、また見てみたいチームがひとつ増えたのは間違いないです。 以下、色をつけた部分は松山と山梨の試合中につぶやいたもののまとめです。なぜ、自分がオールいわきの応援をしようと思ったかを書きました。一見いただければと思います。 さて、第3試合ですが、オールいわき、奮闘届かず2-15で大和高田に敗れました。好機は幾度か作りましたが、大和高田に力で押し切られてしまいました。戦われたオールいわきの皆様、本当にお疲れ様でした。なお、応援に対応していたので、この試合のツイートは一切していません。恐れていたことが...デジカメ、ダウンしました。4年使ってきたからそろそろか思ったら、しばしの所用は携帯カメラで対応しますが、買い換えですね。 順番あちこち行きますが、オールいわきの皆様には大変お世話になりました。東北予選3日目が赤崎、三菱製紙八戸、いわきと震災被災地3チームが揃ったとき、当然自分(赤崎)が勝つつもりでいましたが、このブロックの勝ち抜いた所を応援に行こう、と心中思っていました。とはいえ、チームのリズムを崩すかもしれない副作用も考えると、行っていいのかどうか悩みもしました。過去に福島硬友、須賀川と同様の行為をしていて尚。 それでも行動してしまったのは、2010年の連鎖的な後悔が。 今晩はまた記事を製作しますが、こういう行動をとっている理由を書いておきたかった、説明しておきたくて、一筆記しました。ブログにも後程書きます。いまはまだ西武ドーム。松山フェニックスと山梨球友の戦いを見届けて帰ります。 2012年都市対抗でも思いましたが、何かすんべとは思っていても能力が絶対的に劣っている俺にできることは、その場にいて、頑張っている人のそばにいて、朝顔の支柱になる。これしか思いつきませんでした。そして、福島に関しては、自分のいる岩手とはまた違ったゆるぐなさもありまして、必要以上に何かいわれている面もありまして、特に一部勢力の言い方にカチンときて…行動したわけです。 帰ってからの病院で、身体の保護のため既存の活動の縮小を提言され、野球の応援も来年度以降はこれまでよりもする機会が減ることになります。どういう立場になったとしても、働きながら、生きながら野球にも打ち込むクラブ野球を応援しようという心は変わりません。そして、オールいわきの皆様にはグラウンドに立ったら、の熱意を学び、余所者である私にも良く接していただいた心をいただきました。本当にありがとうございました。 以上でクラブ野球選手権のリポートは終わります。 なお、良かったら同時に行った千葉県旭市行きのリポートもごらんください。
最終更新日
2014年09月16日 00時33分38秒
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