2005/11/17(木)19:47
オシャレ心。
昔から皇室ファンでした。右寄りとかそういう意味ではなく、田舎のお年寄りのようにただただ見守って喜んでいるといった類のファンです。
早起きをして「皇室アルバム」を見ていたこともあったわね~高校生の頃。(どんな高校生なのよっ!)
家族は全くと言っていいほど皇室には興味なさそうですが・・・
そんなアタクシにとって、紀宮さまのご結婚は喜ばしいと共にちょっと寂しいこと。
もう「美智子様、母娘の愛」みたいなスペシャル番組がなくなってしまうものねぇ・・・
昔の映像から美智子様はいつもお洒落でいらっしゃいます。皇族と言えどもトレンドを感じさせるというか。帽子の形とかスーツとか、品があってしかも可愛らしいのよね~
紀宮さまは無頓着とまではいかないけれど、堅実というかあまり「遊び」を感じさせないファッションです。
実際、式でお召しになっていたドレスもシンプルだったし。
アタマに何か着けたりかぶったりしないものなのね~と、ちょっとがっかり。
でも、宮中三殿にお参りをされた紀宮様の十二単姿にははっとさせられました。
これほどお似合いになる人はいないわ。十二単を着るべくしてお生まれになったような・・・これぞ皇族の血統というものなのね~と妙に納得してしまったわ。
黒田さんとご結婚されて民間人になった清子さん、寿退社もされて晴れて新婚生活だわね~としみじみしていると、アタクシの周りにもプレ新婚生活を謳歌しているヒトが・・・
過酷な出張続きだった仕事を辞めて、専業主婦のように同棲している彼のため、毎日家事に勤しんでいる富子だわよ。
「今日はピッカピカに部屋の掃除もして、豚汁も作っちゃった♪」というメールを送ってきたりする。アタクシ、豚汁の作り方なんて知らないわよ(ーー;)
そんな富子と会った友達が
「オシャレとか化粧とか気を遣わなくなっていて、どこのおかみさんかと思った」とはどういうことっ!
富子は会う度に髪型が変わっていて、アタクシと一緒に色違いの洋服を買ったりしていたオシャレさんだったのに(@Д@;)
結婚を目の前にすると、気が抜けてしまうのかっ!
否、会社を辞めた瞬間に同僚(女性)の目から解放されたのですよ。
オシャレに一番シビアなのは同性の目ですからね。
いわば透明人間化してしまったのです。
「どうせ知り合いに会わないから、ま、いいか。」というやつ。
アタクシもずっと家にいるときはスッピンだもの。コンビニとかスーパーもスッピンで行けちゃう。(最近、コンビニのお姉さんと顔見知りになってしまったので、あまり変な格好では行けなくなってしまった・・・)
でもね~富子が住んでいるのは東京。移動の基本は電車ですわよ。
ということは、大勢のヒトの目に晒されているわけで。しかも友達に会うというのに。
仕事を辞めても、主婦になっても外に出て行かないといけませんね。
図書館でも映画でも、何かしら予定を作ってお出かけしたいものです。
適度な人目はオシャレ魂のスパイスです。
すっかりオシャレ心をなくして、老け込んでしまった友達には会いたくないもの。
最近、気になって仕方がないこの形のワンピ。
チマチョゴリ的なバランスというか・・・