Berg-Gipfel since2005

書店で表紙に何となくひかれて手に取る
迷わずレジへ持っていったのが今週の月曜日
それが出会いだった

とても優しい物語だ
しかし、読み進めながらドキドキしていた

「それがほんとうに伝えたいことだったら……伝わるよ、きっと」
小学校1年生の少年がクリスマスの夜に出会った「きよしこ」は
そう言い残して去っていった
その言葉、心に響いた
ずしっときた




「言いたいことがあるのに伝えられない」
誰にでもある経験だと思う
特に若き時分に経験した「伝えられない」は
大人になってもトラウマになっている
そんな自分と上手に向き合える一冊だ

読み終わって、優しい気分になれた