今月の読書メモ（2008.10）

 今月の読書メモです。 　　陰日向に咲く／劇団ひとり 題名から、もっとしっとりしたお話を想像していましたが、劇団ひとりさんのキャラクターを彷彿とさせるお話でした。しんみりじんわりなラストがよかったです。 　　マスターキートン／浦沢直樹 読まず嫌いしていた同僚に読ませたくて、全巻を図書館で借りました。やっぱりいいです～～ 　　　 　　吾、身は幼児となりて母を慕い／櫻井よしこ 戦死、戦病死された方の遺書集です。題名には母を慕いとありますが、そんな甘えた感情はほとんど語られず、親不孝を詫び、家族を思いやる言葉が並ぶ遺書が多かったです。私よりもずっと若い方ばかりでやりきれない思いになりました。 　　散るぞ悲しき／梯久美子硫黄島司令官、栗林忠道を描いたノンフィクション。アメリカ留学を経験した親米派で、勝ち目がないことを誰より承知して勝つためではなく、本土上陸を遅らせるための戦に2万人の部下にいさぎよく死ぬことさえも禁じて、アメリカ軍へ稀有の損害を与えた司令官です。自らも１兵士と同じ1日水筒1本の雨水で過ごし、効率を考え敬礼を禁じ、台所の隙間風や家族のあかぎれ、防寒対策まで心を配る、家族としても司令官としても非常に魅力的な人物です。 　　「反日」日本人の正体／井沢元彦従軍慰安婦の日本政府の関与を認めた河野談話について同僚に話したら「なんで事実じゃないことまで認めるの？」と不思議そうな顔をされました。ロシアの崩壊でアイデンティティーを失った人たちが中国、北朝鮮礼賛へ走るという作者の説が笑い飛ばせないのが怖いです。 　　かもめ食堂／群ようこ のれんままちゃんのオススメの作者で、こはるさんの読書メモでも見てとっても気になっていました。静かでたんたんとしていて、穏やかなラストでほっこりしました。 　　めろめろ／犬丸りん 同僚に貸すのに手に取ったら、あっという間に再読しちゃいました。日常の中でも小さな幸せを見つけることが出来そうな方なのに自殺されたのはとっても残念でくやしいです。もう、新しいお話は読めないんだなあ･･･。  涼しくなったし楽天ポイントが溜まったので、長袖ワンピを物色中です。先日の発売された、flea floorさんの福袋にワンピが入るとあったので、5分前にはスタンバイして、適当な商品をカゴに入れてチェック入れるところの確認して、と練習（笑）までしたのに、なかなかつながらず、やっとカゴに入ったと思ったら練習した商品がカゴに入ったままで、あわあわしているうちに売り切れちゃいました毎回1分足らずで売り切れるこちらのショップさんの福袋はただいま3連敗中です 諦めて通常商品で長袖のチェックワンピを物色中。 　　生地の感じや厚みが気になって迷い中。 　　丈がもう少し欲しくて悩み中。ダブルガーゼに惹かれます。 ポチりそこねた福袋のネタバレを見ていたら、上のワンピが入っている方がいて、すっごくうらやましかったです。･･･やっぱり、次の福袋を待とうかなあ