2007/08/03(金)21:19
vs カザフスタン
今日はカザフスタンを相手に3-0で勝利。まぁ勝ったけどうれしさの全くない勝利でもあった。
まず、カザフスタンは第2セットから1番のルイコワが入ったとたんチームの雰囲気が変わり攻撃力が上がったように見えた。それに日本は全く対応できていなかった。元々ブロックのいいチームだったので守備力が上がればもっと強くなりそうに見える。攻撃力は13番のキャプテンみたいな選手と192cmのセンター中心になかなかの攻撃力はあると思う。あとセッターがもっといいトスを供給してれば怖かったかもしれない。しかしロシア・イタリア・ブラジル・中国等に比べたら全然怖さを感じないチームだったはずだ。
日本はセンターに経験豊かな選手をそろえた。しかし、スタメンから杉山が落ちて庄司が入った。さらに交代で入ったのは先野とか多治見とか・・・ベテランばかり。代表12人の枠に入る戦いが熾烈なものになっているといえる。この戦いは勝てばいいというものですらないということがよくわかる。
そういう点で気になったのはスーパーエースの高橋。イタリアから帰って今回最も注目の代表復帰選手(栗原よりも大事!)であったけど、いまいちライトアタックがさえない。センターがBで入ってセンターとセッターの間につっこんでくる逆時間差とかで調子を取り戻しつつあるけど大丈夫かな・・・
木村沙織は今日のできは最低でしたね。特にブロック。とりあえず遅い。マークにつけてないし。安定したレシーブも今日はいまいちだった。
大山加奈・菅山かおるが復帰したら実力だけならサイドアタッカーの枠は木村ピンチかも・・・・まぁ視聴率の問題で出さないといろいろうるさそうですが・・・(サッカーみたいに間違いなくメディアとコネがあるだろうし・・・)
リベロの佐野は見事だった。フランスで成長したなぁという感じです。佐野にスパイクがとんでも綺麗にあげるので昔のような不安はなかった。リベロはとれそうですね。
セッターは相変わらず。文句の付け所がありません。しかもナイスブロック!
とりあえず今日の試合を見ててまだチームは全然作っているところだということがいえます。アテネのときのような闘将(吉原)を中心とした安定感が見られない。なんかぽろぽろ落としている気がする。ストレートを狙っていってアウトで点を落とすのはアグレッシブにいった結果だから問題ないけど、完全にブロックにつかまっているところに遮二無二打たされているアタックではこれから当たる強豪チーム相手には難しいと思う。
今回の全日本は微妙ですね・・・はやくチームとして進化してほしい。
あと杉山でてほしいなぁ・・・