うまれる日、のちょっとまえ。

うまれる日、のちょっとまえ。

予定日は５月１５日。
４月の末、臨月に差し掛かり､いい加減自由も効かない体に眠れない日々｡
その日もとなりでぐっすり高いびきのオットにちょっとハラを立てながら､
夜中に何度も目を覚ましていました｡

４ヶ月から胎動が凄くて、この頃にはお臍からおなかを破ってでてくる！！と、本気で心配するほどの勢いでした。
張りも頻繁だったし｡
くるしいな～と、横を向いたりトイレに行ってみたり･･･｡
なんだかな～････と思っていると･･･

「プチッ」
・・・・・・・はい？
下腹からあらぬ音が････｡

－－－－－瞬間、実母が「破水した時ぶちって聞こえたのよ!」
と言っていたことが頭をかすめました｡
後期になると､変な話ですが分泌物やら尿漏れなんかもあるので､少量だと羊水の感覚は､あんまりわかりません｡
（実際､破水に気づかず長時間がたってしまい､細菌感染して胎内死亡･･･と言う話もあります｡）
え？え？と思いつつ､じっとしていると､
「プチッ！」
はあああ？？？
駄目押しに､もう一度聞こえました｡
今度はほんわ～と暖かい物が････｡

ああ、やばい！これはいっちゃったな･･･｡
となりのダンナを揺り動かし、
「破水した!!ダンナ！おきて！」と､声を掛けるも､午前４時･･･｡
ボケボケのダンナは「ふは～？」と頼りなげ･･･｡
とりあえず待機していた実母を起こし､事を伝えてダンナをせかして貰いつつ､病院へ連絡･･･｡
これがまた、そろそろ入院準備しないとね～といっていた頃だったので､
荷物も作りきれていなかったので､あたふたでした｡