2005/05/31(火)17:40
飼育の説明不足で賠償命令 マンション販売会社に
大分市の分譲マンション販売時にペット飼育に関する説明が不十分だったとして、同じマンションに住む愛犬家の男性(57)と動物の苦手な女性(48)が販売会社に慰謝料など計245万円の支払いを共同で求めた訴訟の判決で、大分地裁(滝岡俊文裁判官)は30日、計101万円の支払いを命じた。
判決理由で滝岡裁判官は、「十分な説明をせず、住民間にペット類の飼育に関する問題を生じさせた」と認定。
「動物が嫌いな女性は精神的苦痛を受け、犬の飼育を条件にマンションを購入した男性は犬を手放すことを余儀なくされた」と指摘した。
(ヤフーニュースより)
●コメント
大切な判決です。
今までは、水掛け論になることが多く、住民はいつも泣き寝入りでした。
社会が信頼を重視し、いい加減な対応を許さなくなっていますから、この判決は重要なのです。
正しい物を確かに造って欲しい、これくらいのことはプロなのですからきちんとやって欲しいと思います。
私の知り合いのマンションでも新築から2年の点検がなかなか終わりません。
売主や施工会社は、恥ずかしくもなく、いい加減です。
売主別、施工会社別の評価をレストランの星の数のように評価することはできないのでしょうか。
これだと、株価にも社会の評価にもつながるので真剣味が違います。
まあ、業界は政治力にあふれていますから、政治家が許さないと思います。
郵政民営化も大切ですが、建設業、不動産業の適正化もやってくれないでしょうか。