2005/12/08(木)15:29
●マンション管理士になるまで、そして、なってから その7
前回、マンション管理士試験の直前まで書きました。
私は模擬試験の好成績にも油断は禁物と思っていました。
将棋の格言で、こんなのがあります。
「うますぎる時は注意せよ」
何度も痛い目にあっていたので、充分注意していました。
しかし、試験当日は大変でした。
なにしろ、時間が半分過ぎても、思うように回答が進まず、しかもそれまでの回答も自信のないものが多かったのです。
絶対に40点を獲るつもりでしたが、絶望的でした。
理由はよくわかっていました。
模擬試験や問題集とは傾向が明らかに違っていたのです。
諦めそうでした。
それを思いとどまらせたのは、費やした時間と努力でした。
よく考えると、模擬試験で好成績を取れるまで努力したわけですから、それなりに実力は着いたはずです。
その自分ができないのですから、40点に届かなくても合格はできるかもしれません。
だとすれば、諦めている場合ではありません。
気を取り直して、問題に取り掛かりました。
試験終了時には、まったく自信がありませんでした。
帰宅途中に専門学校に寄り、回答速報を確認しました。
38点でした。実に微妙な点数です。
専門紙は、合格ラインが40点を超えると報じていました。
それでも自分を信じるしかありませんでした。
そして、発表日。
ギリギリ合格していました。
本当に嬉しかったです。
間違いなく、高校や大学受験より嬉しかったです。
そして、この経験はとても貴重なものでした。
勉強が本来、楽しいものであることを知りました。
そして、知識を増やし、考える能力を鍛えるのが好きになりました。
合格の次に考えたのは、マンション管理会社に勤務して、実態を知ることでした。
ところが、ここにも思わぬ落とし穴がありました。
それは、また、次の機会に書きます。
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