紫色の月光

2006/11/06(月)01:06

『火焔の義兄弟』パート3

燃えろ、燃えろ、燃えろ! 灰になりやがれえええええええええええええええええええええ!!!! (いきなり大技で来るか!?) ヒートテンペスト! (あれは炎の大渦! しかもでかい!) (こいつは避けるしか――――) かかった! な、何だと!? ブラストォォォォォ……バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!! どごぉん!(火柱出現 (火柱に囲まれた!?) これで逃げ場は無いだろう……! ちぃ! さあ、その男を押しつぶせ! 火柱たちよ! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!? どごおおおおおおおおおおおおおおん!!!!(爆発音 終わったな……いかに奴でもあの火柱の渦からは逃れられまい。 あちぃ…… な、何!? この声は……まさか! よぉ、アトラス。前にも言った筈だぜ? この俺を灰にするには火力が足りないってなぁ! 馬鹿な! ブラストバーンの火柱は一本でもマグマ並のレベルがあるんだぞ! そんなのをまともに受けて何故……! 答えは簡単だぜ、小僧。 おめぇがクリムジェネオンのスーツを着ているからよ。 な――――! クリムジェネオンは元々走馬氏が作り上げたヒーローだ……確かに火力はアップしただろうし、それなりに身体能力も格段に上がっただろう。 だが、おめぇはソイツの覚悟はあるのか? 覚悟……!? ヒーローだけじゃなく、戦士は誰にだって様々な覚悟を問われる。男だろうが女だろうが子供老人だろうが同じだ。お前はその覚悟を背負ってそのスーツを着ているのか? ……… お前は長い間自分以上の力を持つ敵に出会わなかったんだろうな。だが、それがお前の覚悟を無くしてしまった。だから一撃一撃が思った威力じゃ無いんだ。 覚悟もなんもない奴は戦士じゃねぇ…………つーかそれ以前に走馬氏に謝れアホンダラ! く、途中からのいい話を変に台無しにするようなトーンで言いやがって……! 正直に言おう。俺は死ぬのが怖い。……だが、怖いからこそ、もっと強くなろうと努力できるんだ! アトラス! こいつで終わりにしてやるぜ! 大門パンチ! ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!! ……まだ息があるな。さて、お前にはついてきてもらうか、死を選ぶか。 もう、いいだろ? お、お前は……! もう、それで十分だろ? に、義兄さん…… な、何いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!? 続く と言うかゴメンなさい走馬さん。この人勝手に色んな事言ってますよ!(ぉぃ

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