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大賀さんが亡くなられ、早1ヶ月が過ぎました。62歳という余りの早さ、突然の訃報に誰もが驚きました。交通事故に遭われて以来、体調がすぐれず、以前のような活動は制限されたものの、昨年11月には地域福祉政策研究集会「震災と障害者」の開催に尽力され,体調の波は合ったものの、関わられる団体の会議等のために姫路から神戸まで厭わず通い続けられ、少しふっくらされ、お元気になられたのかとの感もあったのに・・・。
日本における障害者解放運動が創成し高揚した1970年代から、裏方として駈けずり回られ、兵庫においては障問連結成、兵庫障害者解放運動意見交流会の組織化、就学闘争や個別課題、関西においても長らく全障連関西ブロックの専従を務められ、さらに全国各地の個別闘争等の事務局、全国的な組織化など、果された功績は語り尽くせません。 また、阪神大震災の際には、お住まいの姫路から『オズの箱』と題した救援ファックス(現在のように携帯電話やメールはなかったんですよね・・・)を連日、被災した仲間に情報や救援を呼びかけ続けられ、どれだけ励まされことでしょう。そんな大賀さんの取り組みが被災地障害者センター(現在の拓人こうべ)を生みだし、それが今般の東日本大震災においても、当たり前に被災障害者救援、被災地障害者センターの活動へとつながっています。 後年、東日本大震災に対する様々な支援活動に接せられ、「被災地に行きたい・・・」と漏らされたと言います。かつて阪神大震災の際には自ら全国的な支援に奔走されていた大賀さん、体力の回復がままならない中で歯がゆい思いを持たれながらも、思いは被災地へと向けられていたのでしょう。 かけがいのない同志であり仲間であった大賀さんの死を追悼し、大賀さんと言う「人」を偲び、同時に大賀さんが遺された言葉や功績、障害者運動の歩みを、皆で確かめ合うような「偲ぶ会」を開催できればと願います。 ご多忙とは存じますが、是非ご参加ください。 《呼びかけ人》 楠 敏雄 (障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議 議長) 牧口一二 (NPO法人ゆめ風基金 代表理事) 福永年久 (障害者問題を考える兵庫県連絡会議 代表) 石橋宏昭 (全国障害者解放運動連絡会議関西ブロック 代表) 竹本貞雄 (NPO法人拓人こうべ理事/元自治労兵庫県本部委員長) 後藤由美子(社会福祉法人ひびき福祉会理事長) 《大賀重太郎さんを偲ぶ会》 日時:10月13日(土) 午後1時30分~4時30分(開場/受付1時~) 場所:神戸市勤労会館 多目的ホール (JR三宮駅から徒歩5分) 会費:3000円 連絡・問い合わせ 稲本(拓人こうべ 078-642-0142) 栗山(障問連事務局 090-6980-5426) ご参加の方は、必ず事前に下記までご連絡下さい。 また、ご参加できない方、よろしければ下記までメッセージをお寄せ下さい。 E-mail asobigumo1122@cocoa.plala.or.jp FAX 0798-75-6341(栗山まで) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 12, 2012 12:54:26 PM
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