マイ・サーチングデイズ

2008/08/20(水)23:39

大野病院事件って?

時相へのコメント(38)

この事件のことは、今日の夕刊の見出しを見るまで知らなかった。一面に載るからには、注目されていたのだろうと思うまでもなく、何か見出しが変だと感じた。うちは東京新聞をとっている。別に東京新聞の見出しが悪いというのではなく、見出しから事件の特異性が伺い知れたからだ。 【たい盤はく離継続「妥当」】とあった。つまりこの事件は、司法が医療行為の妥当性を判断しようとしていた(した)というわけだ。 確かに、こういう事件は前例がないと思う。前の血液製剤なんかの事例とは明らかに違う。あっちは、時系列の事実関係と関係者の行動が焦点だったと思う。ということなら、重過失かどうかの判断は出来るだろう。しかし、医療行為の妥当性って、 これは、司法が判断する(できる)ものなのだろうか? そもそも、何で逮捕だったのだろうか?在宅起訴じゃなかったらしい。その後福島県警は表彰されたりもして、批判されたとの情報もあった。 実は私は昔骨折して、その時の整形外科の措置が悪かったのか、足が少し曲がって着いてしまった苦い体験をしている。もし、とか何々ならばという仮定が出来るのなら、他の医者だったら何でもなかったのかもしれない。実際に、その医者は付近では評判の悪い医者だったことを後で知った。 しかし...だとしても、結果はどうだったのかは結局やって見たわけじゃないからわからないと思っている。仮に、普通は曲がって着けるなんてありえないという症例だったとしたら、その執刀医は重過失に当たるのだろうか? もっとも、こんな問題は素人がどうこういうことではないのだろう。 p.s.亡くなった被害者の方のご冥福をお祈りいたします。また、執刀医の方、遺族の方の心に平和が訪れますように。

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