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テーマ:THE ゴルフ(35)
カテゴリ:ゴルフ
最近は本当に仕事が忙しく、ゴルフの話題すら目にする機会が少ない毎日です。 <女子ゴルフ:樋口久子IDC大塚家具レディス>◇初日◇27日◇埼玉・武蔵丘GC(6561ヤード、パー72)◇賞金総額7000万円(優勝1260万円) 横峯さくら(20=サニーヘルス)が二刀流で、単独首位に立った。約5・08センチ差の45インチ(ロフト角9度)と43インチ(同10度)のドライバー(1W)を使い分け、1イーグル、5バーディー、1ボギーの6アンダー66をマークした。首位発進は優勝した6月のニチレイレディス以来、今季2度目になる。2週ぶりのツアー出場となった昨年の優勝者宮里藍(21)は、1アンダーの10位につけた。 黒光りする2本の「刀」を自在に操り、横峯が打倒宮里の1番手に躍り出た。2アンダーで迎えた9番だった。第1打をいつもの45インチの1Wで271ヤード先のフェアウエーに運ぶと、次は2インチ短い新兵器を振り抜いた。 舞い上がったボールはグリーン手前の花道へ。パターで狙った15メートルのイーグルトライが見事に決まり、首位に駆け上がった。その後も順調にスコアを伸ばし「最近は、いつもいっぱいいっぱいだったのに、今日は楽しめました」と目を細めた。 キャディーを務めた父良郎氏の発案だった。2本の1Wの飛距離の差は10~15ヤード。だが、それ以上に2本の方向性の違いにこだわった。「さくらの球筋はフェードだから、右方向に打つ時は、いつもの45インチ。逆に絶対に(右に)曲げたくない時は、43インチを使うのよ」(良郎氏)。横峯は先週の2日目から実戦で試し、確かな手応えを感じて今大会に臨んでいた。「悔しいけど、私には絶対に思い浮かばないアイデアでしたね」と父の名案に感謝した。 今大会はパー72では今季2番目の長さだが、フェアウエーは幅30~35ヤードと広い。長いホールほど第1打の位置次第で、ピンまでの最短距離が変わってくる。この日は45インチは、すべて第1打で5回だけ使ったが、43インチは10ホール、3回使用した第2打を含めると11回も手にした。「最近、あまり直(じか)ドラ(ドライバーでの第2打)を使ってなかったけど、結構打ちやすい」と操作性の高さも生かした。ラウンド中は良郎氏から「リラックスしろよ」と優しく励まされ、気分よく18ホールを回り終えた。 2位福嶋には1打差だが、ジュニア時代からのライバル宮里には、5打差をつけて飛び出した。「明日はどうなるか分からないけど、また楽しめたらいいですね」。控えめなコメントに力を込めた。 (日刊スポーツ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月28日 11時03分58秒
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